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生活保護支援ネットワーク:派遣村へ市職員派遣などを要請

2009-03-17 14:16:20 | 多文化共生
(以下、毎日新聞【静岡】から転載)
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生活保護支援ネットワーク:派遣村へ市職員派遣などを要請 浜松市役所を訪問 /静岡

 浜松市で29日と30日に開村が予定されている「トドムンド浜松派遣村」(榛葉隆雄村長)を主催する生活保護支援ネットワーク静岡(布川日佐史代表)のメンバー5人が16日、浜松市役所を訪れ、同村への市職員の派遣や、生活保護の即時開始決定を求める申し入れをした。

 派遣村は同市中区中央1の東ふれあい公園に開く予定で、司法書士や弁護士が派遣切りなどで職を失った人を対象に労働相談や生活保護の申請を行う。布川代表は「外国人だけでも500人は来る」とし、2日間で延べ200人のスタッフが対応する予定。しかし公園の使用には規制が多く、東京・日比谷公園で行われた「年越し派遣村」のようにテントを張った宿泊は難しいとみられる。

 要請書を受け取った山下隆治・緊急経済対策実施本部長は「一つの案として検討したい」と答えた。【平林由梨】

=====産経新聞============================
「派遣村」開催、司法書士らが支援 浜松市
2009.3.17 02:11

 派遣切りなどで職や住まいを失った非正規労働者を支援しようと、浜松市中区内で29、30の両日、職業相談や食料支援を行う「トドムンド浜松派遣村」が開かれる。司法書士で「村長」を務める榛葉隆雄さん(47)らは16日、緊急宿泊場所の確保などを求める要請書を浜松市の鈴木康友市長に提出した。

 労働者派遣法改正に伴い今月末で製造業への派遣が期限切れを迎える「2009年問題」。失業者が大量に増えることが懸念されており、生活保護申請者の支援活動を行う「生活保護支援ネットワーク静岡」(藤枝市)が計画した。

 「トドムンド」は「みんな」を意味するポルトガル語。同区中央の東ふれあい公園で2日間、司法書士ら約100人が労働や住まいの相談に応じる。製造業の人員整理で失職したブラジル人は市内で500人以上に上るとみられ、外国人に対応するためポルトガル語の通訳数人も確保した。

 年末年始に東京都の日比谷公園で開かれた「年越し派遣村」にちなんだ取り組みだが、市から利用許可が得られず、炊き出しやテントでの宿泊はできない公算が大きい。榛葉さんは「職業相談がメーンになるだろう」として、付近の施設で調理した食べ物を会場に運ぶことを検討している。

 16日に浜松市役所を訪れた榛葉さんは、生活保護申請の審査期間短縮や、住居を失った人に緊急宿泊場所を準備することなどを求めた要請書を市に提出。「役場も忙しいことは承知しているが、民間でできることも限られている。市も受け皿を広げてほしい」と話している。問い合わせは派遣村臨時(電)090・1742・2043。

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