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外国人向けに6カ国語で生活地図 足利市国際交流協会

2009-02-10 22:23:13 | 多文化共生
(以下、下野新聞から転載)
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外国人向けに6カ国語で生活地図 足利市国際交流協会
(2月10日 05:00)

 【足利】市内に多く居住する外国人に活用してもらおうと、市国際交流協会は公共施設などを六カ国語で示した「外国人向け足利マップ」を作製し、配布した。

 同市の外国人登録者数は今年一月一日現在で五十二カ国、約三千五百人。同協会は登録者数の多い国を選び、日本語のほか英語、中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語に決めた。

 (1)持ち歩けるコンパクトサイズ(2)日常生活の基盤を網羅(3)正確な道筋の表記-など八つのコンセプトを決め、十人によるプロジェクトチームが半年かけた。

 A2判の折り畳み式。コンセプトに沿って市役所や警察などの公共施設のほか、病院、スーパー、学校、銀行など生活する上で不可欠な情報を掲載。地図の裏側に索引を付け、記号をたどれば目標地点が一目で分かるように工夫した。

 同協会は一九九五年にも三カ国語による地図を発行したが、その後時間が経過していることや外国人からの指摘を受けて改善する形で作った。

 約六千部作製し、公共施設や日本語学校、外国人が働く企業などに無料で配布した。足りない場合は増刷も検討するという。

 チーム代表の鈴木光尚さんは「外国人が暮らしやすいようにとの思いで作った。これによって多文化共生の街づくりに対する理解が一層進めば」と話している。

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