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自殺予防:こころネット、事務所の常設目指す

2011-11-20 09:01:47 | ダイバーシティ
(以下、毎日新聞から転載)
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自殺予防:こころネット、事務所の常設目指す 継続支援の拠点に /秋田

 県内の民間30団体が連携して自殺予防に取り組んでいる「秋田こころのネットワーク」が、電話相談や面談を受け付ける常設事務所の開設に向けて準備を進めている。事務所は秋田市大町3の協働大町ビル、開設は来年1月20日を予定。同ネットワークの30団体のほか、青森県の1団体も参加する。常設事務所は北海道・東北地区では初めて。

 同ネットワークはこれまでも定期的に電話相談や面談を実施してきたが、常設化することで継続的な支援を可能にし、より効果的な予防につなげる狙い。面談にとどまらず、場合によっては自宅などにも赴き、相談者を取り巻く環境を知ることで解決につなげる。

 経済的問題や健康問題など多様な背景を抱えて悩む人に向け、事務所を窓口として、適切な専門機関や団体につなげる「ワンストップ事務所」を目指す。

 相談は無料。常設事務所の開所後、当面は時間を指定して相談を受けるが、数年後には24時間体制に移行したいという。

 同ネットワークは06年に発足。自殺防止の啓発活動やシンポジウム開催などで協力してきた。09年からは、弁護士や司法書士らも参加する「いのちの総合相談会」を19回実施し、300人以上の相談に応じている。

 同ネットワーク顧問の佐藤久男さんは「これまでの自殺予防の取り組みの中で培ってきた集大成としてやっていく。どこに相談に行けばいいかわからない人もここに来れば、解決できるという体制を作りたい」と話した。【小林洋子】

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