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留学生向けシェアハウス 前橋に

2014-10-07 11:23:50 | 多文化共生
(以下、読売新聞【群馬】から転載)
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留学生向けシェアハウス 前橋に
2014年10月07日

弁天通りに開設される外国人向けのシェアハウスと就労支援スペース(前橋市千代田町で)

 前橋市千代田町の弁天通り商店街に11月、留学生向けのシェアハウスが開設される。就労支援スペースも併設する。入居できるのは4人と少数だが、留学生の居住場所の確保や就職につなげ、県内での定住を進めるのが狙いだ。

 開設するのは家具インテリア販売業のスタイル(伊勢崎市)。同社の松島郁夫社長(49)が街づくりを通して知り合った前橋工科大の松井淳教授の協力を得て物件の選定や設計を行った。

 同社によると、シェアハウスは5階建ての空き店舗を改修。1階には商業施設が入り、2階に外国人向けの仕事を紹介する交流サロンを設け、留学生が就業体験する機会も作る。就労支援は来年4月設立予定のNPO法人「ぐんま多文化共生推進機構」が担う予定で、県と群馬大が養成する「多文化共生推進士」が参加する。

 シェアハウスは3、4階部分で、個室4室を用意する。家賃は1室2万5000円前後と比較的低額で、日本文化を体験できる畳敷きの共有リビングも造る。総事業費約1200万円を見込んでおり、前橋市のまちなか店舗開店支援事業補助金を申請する。

 県によると、県内には大学や語学学校など12学校に1021人の留学生がいる。スタイルの松島社長は「これまで県内には留学生が定住できるような仕組みがなかった。将来的に人口減の解消につながればうれしい」と話している。

2014年10月07日

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