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自殺防止へ「ゲートキーパー」3万人体制に

2012-08-09 10:29:37 | ダイバーシティ
(以下、中日新聞【静岡】から転載)
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自殺防止へ「ゲートキーパー」3万人体制に

2012年8月9日


 県自殺対策連絡協議会が八日、県庁で開かれ、本年度中に策定する自殺対策行動計画の素案について協議した。素案は、自殺の危険性が高い人を早期発見して対応する「ゲートキーパー」を三万人体制とし、全国で十八番目に低い自殺死亡率を全国一低くすることを目標としている。

 県内の自殺者数は、全国の自殺者数が三万人を突破した一九九八年に七百九十三人(前年比二百三十四人増)となって以来、七百人~八百人台で推移。二〇一〇年は八百五十四人(前年比五十人増)だった。

 人口十万人当たりの自殺者数で表す自殺死亡率は、〇九年まで全国平均を3ポイントほど下回っていたが、一〇年は全国平均を0・3ポイント下回る二三・一人まで悪化。篠原彰会長は「多くの対策を講じているが、本県の自殺者は減らずに増えている」と危機感を表明した。

 計画の期間は来年度から二〇一六年度までの四年間で、ゲートキーパーを県、市、町単位で研修を実施して養成。現在の二千八百十三人から三万人への増員を目指す。

(本田英寛)

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