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浜松市営住宅:入居希望者が増加 景気悪化で格安に魅力? /静岡

2008-12-16 11:54:58 | 多文化共生
(以下、毎日新聞【静岡】から転載)
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浜松市営住宅:入居希望者が増加 景気悪化で格安に魅力? /静岡

 浜松市で、市営住宅への入居希望者が増えている。市建設公社が先月から今月にかけ行った今年3回目の募集では、80戸の空き部屋に対し過去最高の480人が応募。例年4倍前後だった競争率は6倍と過去2番目の高さに跳ね上がった。景気悪化の影響で、同規模の民間賃貸物件より家賃が格安で済む市営住宅の人気が急騰しているとみられる。【平林由梨】

 同公社が管轄する市営住宅は中、東、西、南区にある団地277棟の約4900戸で、市内全体の約8割にあたる。今回募集の80戸の家賃は9900~7万7000円で、民間相場の5分の1程度に設定されている部屋もある。年3回募集を行い、今回は先月27日から今月5日まで受け付けた。これまでの平均倍率の最高は昨年度1回目の募集の6・7倍だった。

 中区は平均16・1倍、東区は同10・7倍と高く、最も人気を集めた西区の佐鳴湖西団地には1戸の募集に43人が応募した。中心部で利便性が高く、新しい物件に応募が集中している。市住宅課は「不況の影響で、収入減に直面した人が増えているせいかもしれない」と話す。

 一方で、日系ブラジル人が多く住む中田島団地(南区)など一部の市営住宅では退去者が増えている。こちらも原因は「不況」。「仕事が無くなったので帰国する」との理由で、11月ごろから退去者が相次いでいるためだ。同公社は「空き部屋は増えているが、リフォームの時間が必要なので、来年度最初の回に募集できるかは未定」という。外国人の応募は全体の2割強と、例年と同水準で推移している。

毎日新聞 2008年12月16日 地方版

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