多文化共生なTOYAMA

多文化共生とは永続的なココロの営み

通訳同行し外国人世帯を訪問 清水署と牧之原署

2010-02-22 10:00:43 | 多文化共生
(以下、中日新聞【静岡】から転載)
=================================================
通訳同行し外国人世帯を訪問 清水署と牧之原署

2010年2月21日
清水署 外国人の生活実態を把握

中国人宅を訪問する民間通訳の男性(右)ら=静岡市清水区のアパートで
写真

 外国人の生活実態を把握しようと、清水署は20日、民間の通訳人を同行し、外国人世帯への巡回連絡を実施した。

 県警では今月を外国人世帯巡回連絡強化期間と指定。外国人の不安を取り除き、周囲の住民に安心感を与えることを目的に、それぞれの署が管内に住む外国人世帯を巡回している。

 同署新蒲原駅前交番ではこの日、交番員や中国語の通訳の男性ら3人が、中国人宅約25件を訪問し、居住者の名前と生年月日を確認。その後、災害時にはテレビやラジオで情報を聞くことや、防災イベントへの参加を呼び掛けるチラシを手渡した。

 同交番管内には、外国人が約180人住んでおり、そのうち約35人が中国人という。

(生田有紀)
牧之原署 防犯指導の試みも

 牧之原署でも20日、管内で暮らす外国人世帯への戸別訪問をした。

 外国人共生対策の一環として、日本で生活するうえでの困りごとや要望を聞き、併せて防犯指導をする試み。交番勤務の署員が通訳を伴い、管内約20世帯を訪問した。

 榛原交番では、アパート一室で男性中国人3人が暮らす社宅などを訪問。中国語通訳の成高栄華さんを介し、生活状況などを聞いた後、自転車の正しい乗り方を解説したチラシを配って「トラブルや心配ごとがあったら、連絡を」。同署や交番の電話番号が記された訪問表を玄関口に張り付けた。 

(伊藤一樹)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿