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「外国人も信頼の警察に」 在日ブラジル人向けTVインタビュー

2012-10-07 19:45:44 | 多文化共生
(以下、新聞から転載)
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嶋崎・県警本部長:「外国人も信頼の警察に」 在日ブラジル人向けTVインタビュー /群馬
毎日新聞 2012年10月06日 地方版

 在日ブラジル人に対する警察業務への理解を深めようと、嶋崎郁・県警本部長は5日、在日ブラジル人向けのテレビ会社「アイピーシー・ワールド」(東京都港区)のインタビューに応じ、「外国人からも信頼される警察になるよう努めたい」と意気込みを語った。

 嶋崎本部長は、犯罪全体に占める外国人犯罪の比率が低下傾向にあることを挙げ、「互いの文化や伝統を大切にしつつ、分かり合えるようになってきた」と指摘。一方、07~11年度の薬物犯罪の約1割が外国人で、その半数近くがブラジル人であることについて、「ポルトガル語のパンフレットなどで、麻薬が広がらないようにしたい」と語った。

 また、大泉署にはポルトガル語が話せる警察官ら3人が配置されているが、大泉町に住む在日ブラジル人の松島ジオゴさん(23)によると、警察がポルトガル語で対応できることは周知されていない。過去に自宅の庭から置物が盗まれた時、日本語が苦手な両親は警察に相談しなかったこともあったという。インタビューしたリポーターの菊地シルビアさんは、「在日ブラジル人は警察が怖いというイメージも強く、情報を求めたり通報するのもためらう。外国人の安全も守っていることをアピールしてほしい」と話した。

 インタビューはポルトガル語で吹き替えられ、大泉署の紹介と合わせて、10日午後8時15分からスカパー!で放映される。【喜屋武真之介】

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