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大震災で意識向上 外国人対象の避難訓練

2011-09-10 14:49:03 | 多文化共生
管理人も参加しています。

(以下、読売新聞【船橋】から転載)
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大震災で意識向上 外国人対象の避難訓練

心肺蘇生に取り組む外国人参加者

先月27、28日、宮本小学校で外国人の避難所宿泊訓練が行われ、船橋市内に住む9カ国・地域52人の外国人と、市民による災害時外国人サポーター35人が参加した。
千葉県を震源とする震度6強の地震が発生し、避難してきた外国人に対応する「災害多言語支援センター」が、同小に設置されたとの想定で行われた。体育館での宿泊のほか、心肺蘇生法とAED(自動体外式除細動器)による応急手当の講習や、災害用レトルト食品を使った炊き出しを体験した。
参加したニュージーランド出身のサムエル・ウェルシュさん(29)は、「心臓マッサージは意外と力が必要。自分の国も地震が多いので、この経験が役に立ちそうだ」と話した。訓練をサポートした外国人応急手当普及員の金基英さんは、「これをきっかけに、市消防局の救急講習で正式に学んでもらえば」と期待していた。
今年で4回目となる訓練は、災害時に情報が伝わらず弱者になりやすい外国人と、そのサポーターを養成するもの。昨年よりも参加者は14人増加しており、市は「東日本大震災で、外国人の方も防災に関する意識が高まった」とみている。

9月3日 船橋よみうり