多文化共生なTOYAMA

多文化共生とは永続的なココロの営み

にほんご指導ボランティア養成講座:外国人に指導

2010-09-09 18:33:56 | 多文化共生
(以下、毎日新聞【三重】から転載)
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にほんご指導ボランティア養成講座:外国人に指導 15人が参加--伊賀広域 /三重
 ◇NPO、11月6日まで計6回

 伊賀市のNPO「ユニバーサルデザイン同夢」(孫美知代表)が、「にほんご指導ボランティア養成講座」の第1回を、ゆめぽりすセンター(ゆめが丘1)で開き、伊賀、名張両市の男女計約15人が参加した。

 文化庁の委託事業として、11月6日までに計6回開催。地域在住の外国人の日本語習得を助ける「日本語ボランティア」として活動したい人などが対象。

 4日、三重大国際交流センター講師の仲渡理恵子さん(33)が、伊賀地域の外国人登録者数や国籍、学習者がボランティアに求めていることなどを映像を交えて説明。仲渡さんは「日本語を教えることだけが日本語ボランティアではない。学習者は複雑な話を日本語でする機会や場所が少ないので、ボランティアとの会話はその人の生活や人生にとって意味のあることを伝え合う貴重な機会」と話した。

 ホストファミリーとして、よく留学生を受け入れるという名張市丸之内、主婦、中野楊子さん(63)は「個人的にタイ人と交流がある。伊賀地域にも各地から多くの人が来て、交流があるのを知って良かった」と話した。

 全講座への出席が原則だが、やむを得ない場合、部分受講も可能。次回は11日午前10時から。問い合わせは同夢(0595・23・9513)。【宮地佳那子】

〔伊賀版〕

外国人と共生の町づくり

2010-09-09 18:33:27 | 多文化共生
(以下、朝日新聞【島根】から転載)
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外国人と共生の町づくり

2010年09月09日
写真

毎週土曜日に開かれる日本語教室。ボランティア講師が受講者のレベルに合わせて教えている=松江市東朝日町

◆松江の公民館拠点に進む/交流イベントや防災訓練◆

 JR松江駅近くの朝日公民館(松江市東朝日町)が今年1月から、「在住外国人との共生」を掲げて日本語教室や交流イベント、防災訓練などを催している。「なぜ外国人との共生なの?」という疑問もあったが、活動を重ねるにつれて、外国人に住みよい町は日本人にも住みよいのではないか、と思えてくるようになったという。(藤井満)

 毎週土曜日の午前、無料の日本語教室が開かれ、フィリピンや中国、モンゴル、ブラジルなど、多い日は20人近い外国人が習っている。来日10年になる日系ブラジル人のフェルナンドさん(54)は過去形が苦手だ。「ありがとうございました」という言葉について、「ありがたいって今思っているのに、過去形で表現するのはおかしい」と述べ、日本と欧州の言語文化の違いを講師の松田みゆきさんとひとしきり議論した。フェルナンドさんは「いろいろな人と会って、日本語を上達できるのが楽しい」と話す。

 市公民館運営協議会連合会の松本祥一・地域活動コーディネーターは以前、ドイツの公民館で外国人難民にドイツ語を教えている現場を視察した。以来、「公民館に属する住民の1人である外国人と一緒に何かできないか」と考えていた。2年ほど前、山田忠行・朝日公民館長から「どんな事業をしたらよいか」と相談された際、「鉄道駅がある玄関口だから外国人との共生を考えたら?」と提案した。

 同じ「地域住民」として日ごろから交流していれば、言葉が通じなくても災害時などに外国人住民が行き場を失わなくて済む。日本語教師の養成講座を開いてボランティア講師を養成し、今年1月に日本語教室を開講した。

 インド人男性が本場のカレーづくりを教える教室を開き、文化祭ではモンゴルの馬頭琴の演奏会も催した。防災訓練では、日本人と一緒に負傷者のケアの仕方を学んだ。

 今年7月に「町歩き」イベントを催して駅前の松江テルサを訪れると、「出口がいくつもあってわかりにくい。出入り口に番号をつけて」と韓国人留学生が述べた。ごみ収集カレンダーの表記には「文字よりも絵で説明してほしい」という要望も出た。

 そんなやりとりを通して、公民館のスタッフたちは「外国人に優しい町は日本人にも優しいのではないか」と思えるようになってきたという。「多文化を認め合い、外国人にも日本人にも住みよい共生の町づくりをしていきたい」と山田館長は話している。

     ◇

 朝日公民館は10月2日~12月4日の土曜日(計9回)、日本語ボランティア養成講座を開く。受講は無料だがテキスト代2500円が必要。動機(200字)などを応募用紙に記入して申し込む。定員30人。問い合わせは朝日公民館(0852・21・3432)へ。

子ども手当:「国内居住」要件に 来年度から、政府が方針

2010-09-09 18:32:43 | 多文化共生
(以下、毎日新聞から転載)
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子ども手当:「国内居住」要件に 来年度から、政府が方針

 長妻昭厚生労働相は8日の衆院厚労委員会で、子ども手当について「国内居住要件を課す」と述べ、11年度から、子どもが海外に住んでいる場合は支給対象から外す考えを示した。田村憲久氏(自民)の質問に答えた。

 子ども手当は海外に子どもを残して日本に来た外国人にも支給されるため、大勢の子どもとの養子縁組などを理由にした不正受給の懸念が指摘されていた。民主党は参院選マニフェストに「国内居住要件を課す」と盛り込んだが、政府として明確に方針を示したのは初めて。ただ、子どもの国内居住を要件とした場合、子どもが海外留学している日本人も支給対象から外れることになる。【鈴木直】

日本語で国際交流

2010-09-09 18:31:52 | 多文化共生
(以下、神奈川タウンニュースから転載)
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日本語で国際交流
2010年9月 9日号

 「ご近所に外国人…日本語で国際交流を」が10月2日(土)、10月3日(日)午後1時30分から3時30分、山内地区センター(あざみ野駅徒歩3分)で開催される。

 外国人市民とともに地域での生活について話し合うほか、外国人市民の目線になって街歩きを行う。対象は中学生以上30人程度。

 申し込みは9月24日までにファックスまたはEメールに講座名・氏名・【電話】を明記し「あ・つ・みNo13」宛へ(【ファックス】045・982・0051【メール】atsumi@b02.itscom.net)。

 詳細は「あ・つ・み」【携帯電話】090・6545・3694(山本さん)へ。

祭礼で外国人の神輿担ぎ手募集/飯坂RC

2010-09-09 18:31:28 | 多文化共生
(以下、福島放送から転載)
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祭礼で外国人の神輿担ぎ手募集/飯坂RC
2010年09月08日 14時50分配信

福島市の飯坂ロータリークラブが主催する国際交流フェスティバル「ザ・まつりin飯坂」は、10月2日に福島市飯坂地区で開かれる。

今月25日までお神輿(みこし)の担ぎ手を務める外国人を募集している。

飯坂八幡神社の秋の例大祭に合わせて毎年催しており20回目。

市内と近郊の留学生らに日本の伝統文化に触れてもらおうと、お神輿を担ぐ機会を提供している。

神輿は午前9時15分に同神社を出発、旧飯坂支所跡地、ホテル聚楽、飯坂温泉駅前などを練り歩く。

午後3時から穴原温泉吉川屋で慰労会を開く。

担ぎ手の定員60人。

申し込み、問い合わせは事務局電話024(543)1433へ。

日本の移民問題:言葉の壁と日本の慣習・考え方に対する理解

2010-09-09 18:30:53 | 多文化共生
(以下、Searchinaから転載)
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日本の移民問題:言葉の壁と日本の慣習・考え方に対する理解
【コラム】 2010/09/08(水) 11:38
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日本経営管理教育協会が見る中国 第115回-下崎寛(日本経営管理教育協会会員)                
                   
日本への移民の壁は言葉の問題

  先月、行政書士の国際業務研究会で移民問題に詳しい名古屋大学講師浅川晃広先生の講和を聞いた。

  浅川先生は、日本の移民問題を考える場合、全体的には日本の入管の裁量的行政(入管の判断は規則で決められているわけではなく、審理官の判断で決められている)を変えること、実態と建前の乖離による出入国管理機能の制度改革が必要とされるが、最終的には言葉の問題であろうと話された。

欧米で移民が成功しているのは英語のため

  移民制度を導入しているヨーロッパやオーストラリア等の国々は、基本は英語圏であり、移民をスムーズに受け入れることができたこと、また、移民に対して国による英語教育制度があり、英語をベースとした言葉の問題を解決したことで成功している。

日本への移民の問題点は、日本語・日本の慣習の教育の難しさ

  日本においては、日本語・日本の慣習を前提に移民問題を考える必要があり、その日本語・日本の慣習の教育をどうするか、「日本の慣習に納得し行動できる日本国民」となれるかどうかが問題となろう。

  日本語教育においては、単に日本語会話ができるのではなく、日本人としてのマナー、日本社会のルールをどのように教えるかが問題であり、それを教える国の機関、学校、先生が不足している現状があり、このままでは、混乱を招く恐れがあるとのことだった。

日本の移民制度では建前と実態の乖離

  日本に来日する外国人は、本音は日本で働きたい、日本に居住したいとの単純な理由であるにも関わらず、日本の入管制度は政策的に、専門的な知識を有する外国人か会社経営を行う外国人しか在留資格を認めないという建前があり、実態とのギャップが見られる。

 専門的な知識を有する外国人としての資格を取得する一般的な方法は、留学を目的として来日し、日本語学校に入学し、2年間日本語を勉強して日本の4年制大学に入学する。そこで専門性を高め、大学卒業後日本の一般企業に就職することである。

 しかし多くの外国人は、大学ではアルバイトに忙しく、勉強は二の次であり、受け入れている大学でも卒業させることに重点を置き、専門性を高める勉強はさせていない。さらに、日本のマナーや言葉使いの学習までは手が回らず、教えてくれる人もいないのが現実である。

日本への移民には日本の「慣習」に合意できるかを判断基準に

  私の事務所でも大学卒の外国人を雇用しているが、そこで問題となるのが、話し言葉である。彼らの日本語は学生言葉の「タメ語(友達言葉)」となり、まともな社会人としての言葉使いができない。(日本人の学生も変わらないが)

  したがってしばらくは日本人の社長や取引先を相手の営業の場に出すわけにもいかず、一人前になるまで最低1年間を要する。

  結論としては、日本において移民制度を考える場合、日本語・日本の慣習の教育と、日本の慣習や考え方に合意できる外国人の選択がポイントとなるであろう。

  写真は日本語学校の授業風景。(執筆者:下崎寛・日本経営管理教育協会会員 編集担当:水野陽子)

かながわ遊ナビ:「多文化共生」へ横浜でイベント

2010-09-09 18:30:19 | 多文化共生
(以下、毎日新聞【神奈川】から転載)
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かながわ遊ナビ:「多文化共生」へ横浜でイベント--11、12日 /神奈川

 多様な国籍や文化を持つ人がお互いを理解するためのイベント「あーすフェスタかながわ2010~みんなで育てる多文化共生~」が11、12の両日、県立地球市民かながわプラザ(横浜市栄区)で開かれる。

 「多文化共生」の地域社会づくりを推進するため、県内の民族団体やNGO、市民ボランティアなどが1年かけて企画、毎年開かれている。

 会場では、エスニックを中心に世界各地の料理を楽しむことができる屋台村(24店舗、11~16時)や、世界の民芸品や工芸品、民族音楽のCDを販売する「バザール」(約30店舗、10時半~16時)が出店。11日には「外国につながりを持つ子ども達の教育問題を考える」と題したフォーラムが、12日には民族音楽や民族舞踏のステージなどが開かれる。

 入場無料。問い合わせは実行委事務局(電話045・896・2896)。【松倉佑輔】

毎日新聞 2010年9月9日 東京朝刊