多文化共生なTOYAMA

多文化共生とは永続的なココロの営み

人口100万人に1人が外国人に /大邱

2009-08-10 15:04:40 | 多文化共生
(以下、朝鮮日報から転載)
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記事入力 : 2009/08/10 11:46:52
人口100万人に1人が外国人に /大邱

 大邱市に住む外国人の数が、毎月約200人ずつ増えていることが分かった。

 同市が9日に発表したところによると、最近行った過去1年間の外国人の住民に関する実態調査の結果、今年5月1日現在、同市に住む外国人の住民は2万5424人で、昨年5月(2万2822人)より2602人(11.4%)も増えた。この1年間、毎月平均216人ずつ増えた計算になり、また同市の住民登録人口(249万1901人)の1.02%を占め、100人に一人が外国人という状況になった。

 外国人の住民を在留資格別に見ると、労働者が1万211人で最も多く、以下、韓国人と結婚した外国人配偶者(4965人)、外国人の住民の子ども(3656人)、留学生(3040人)、韓国系外国人(782人)の順となった。

 性別では男性が1万3174人(51.8%)で、女性(1万2250人、48.2%)よりも多い結果となった。なお、外国人労働者は男性が 72.9%で女性よりも多いが、配偶者は女性が4557人(91.8%)となり、大部分を占めた。また、地域別に見ると、工業団地や大学などがある達西区が8179人(32.2%)で最も多く、2位は北区の5032人(19.8%)が続いた。

 国籍別に見ると、朝鮮族を含む中国国籍者が1万1081人(43.6%)で最も多く、以下、ベトナムやフィリピンなどの東南アジア諸国が7733 人(30.4%)、ネパールなどの南アジア諸国が1657人(6.5%)、米国が1387人(5.4%)、台湾が970人(3.8%)、日本が(2.2%)という順になった。これについて同市は「外国人の配偶者やその子どもの数が増え続けているため、外国人の住民の数が全体的に増加傾向にある。外国人の配偶者がいる家族のために、専門的・体系的なインフラの整備やさまざまな福祉サービスなどを実現し、外国人の住民たちが安定的な生活を送り定着していけるよう、支援をしていきたい」と話した。

 なお、全国では約110万6000人の外国人が暮らしており。これは昨年よりも約21万5000人(24.2%)増えた計算だ。

チェ・ジェフン記者

8月9日"ハグ”で平和と共生 学生ら街頭イベント

2009-08-10 15:04:01 | 多文化共生
(以下、静岡新聞から転載)
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8月9日"ハグ”で平和と共生 学生ら街頭イベント
2009/08/10
 国籍を超えて平和と共生のメッセージを-。県西部の大学生や日系ブラジル人の若者たちが長崎原爆の日平和祈念日の8月9日を“ハグ(抱擁)の日”とし、抱擁を呼び掛けるイベント「フリーハグ ハママツ」を浜松市中心部で繰り広げた。
 外国籍の若者と日本の若者が一緒に取り組む企画として、浜松学院大3年の村井隆太さん(20)や磐田市在住の佐竹エドアルドさん(19)らが昨年から始めた。今回は17人の有志がプラカードを掲げて「ハグしませんか」と道行く人に呼び掛け、記念撮影も実施。ハグには約550人が参加した。
 撮影した写真は絵のように組み合わせたアート作品にする予定。佐竹さんは「不況で同じブラジル出身の友人が帰国したりと寂しい思いをしたが、仲間と久しぶりに活動できた」と笑顔を見せ、村井さんは「協力してくれた人への感謝の気持ちでいっぱい。身近に暮らす外国人とコミュニケーションを増やすきっかけになれば」と話した。

民主案 子ども手当、6月支給 婚外子・外国人も

2009-08-10 15:03:34 | 多文化共生
(以下、東京新聞から転載)
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民主案 子ども手当、6月支給 婚外子・外国人も

2009年8月8日 朝刊

 民主党が衆院選マニフェストに掲げる中学卒業まで一人当たり月額二万六千円の子ども手当の実施計画案が七日、分かった。政権を獲得した場合、初年度となる二〇一〇年度は半額の一万三千円、一一年度から全額支給する。二、六、十月の年三回、四カ月分ずつ支給する制度にする方針で、最初の支給は来年六月、一人当たりの金額は四、五月分の計二万六千円となる見通しだ。 

 実施計画案によると、受給資格者は現行の児童手当と同様、日本国内に住所があり、子どもを養育している人で、結婚せずに育児をしている父や母、外国人にも支給する。受給希望者は市町村(特別区含む)に申請し、受給資格の認定を受ける。児童手当に設けられている所得制限は撤廃する。

 実際に支給される時期と金額は、来年六月が子ども一人当たり二万六千円。二、三月分の児童手当も支給される。来年十月と二〇一一年二月は半額の四カ月分で五万二千円。同年六月は半額二カ月分と満額二カ月分の計七万八千円。同年十月以降は満額四カ月分の十万四千円になる。

 民主党は政権を獲得した場合、二〇一〇年度予算案に子ども手当の半額実施に必要な経費二兆七千億円を計上する。一〇年度の一年間に限り、現行の児童手当を存続させ、差額を上乗せして月額一万三千円を支給する方式も検討している。

 初年度を上乗せ方式にする場合、子ども手当を恒久的な制度にする「子ども手当法案」の国会への提出は先送りする。子ども手当の財源の一部として所得税の配偶者控除・扶養控除を一一年度から廃止するのに合わせて同法案を成立させ、全額支給に移行する。

日系人対象就職準備セミナー

2009-08-10 15:03:07 | 多文化共生
(以下、伊那MYウェブから転載)
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日系人対象就職準備セミナー
伊那地区で初

日系人対象就職準備セミナー
(2009/8/8)

 上伊那の有効求人倍率が過去最低の0.27倍と、厳しい雇用情勢が続く中、日系人をはじめとする外国人労働者はとりわけ厳しい状況にあるとして、7日、日系人を対象とした就職準備セミナーが開かれた。 

 これは、外国人労働者を取り巻く雇用環境が厳しい中、再就職に必要な知識を身につけてもらおうとハローワーク伊那が開いたもの。

 外国人労働者の多い伊那管内独自の取り組みで、今回が初。

7日は、中南米出身の日系人で、日本語で概ね会話ができる、21人が参加した。

参加者は、再就職にあたっての心構えや、履歴書の書き方、面接について、指導を受けた。

参加者は、「とても勉強になった。今日から練習したい」などと話していた。

 ハローワーク伊那によりますと、去年の冬頃から派遣など非正規労働者の雇い止めなどにより、新規求職者が急増した。

 現在、雇い止めや解雇により職を失う外国人の数は減っていますが、再就職を出来た外国人はほとんどいない。

 ハローワーク伊那では、今後もこの就職準備セミナーを月1回開き、外国人の就職支援を行っていく考え。

日本特有の「女子文化」~若い女性はタブーがいっぱい

2009-08-10 15:02:22 | 多文化共生
(以下、Seaechinaから転載)
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日本特有の「女子文化」~若い女性はタブーがいっぱい
【コラム】 2009/08/07(金) 14:49
MAO的コラム 中国語から考える 第85回-相原茂
                  
  日本語の特徴に、大事なことが後ろに来るということがある。とくに否定か肯定かは、最後まで聞かないとわからない。

  「その映画監督の作品は見ていないという訳でもないんですが、私は好きなほうではないですね」などという言い方がごくあたりまえだ。

  よく知られたゲームがある。

  「赤あげて、シロさげる。赤さげないで、シロあげない」というやつで、これは日本語なればこそだ。最後まで油断なく聞き取り、うかつに行動を起こしてはいけない。英語や中国語ではこんなゲームは成立しない。

  男言葉と女言葉の違いもある。これも中国語にはほとんどない。中国語では、ある語気助詞は女性がよく使うぐらいのことは指摘されているが、普段の言葉遣いでは、まったく気にしなくても良い。言葉全体が中性的というよりは、男性的といえるだろう。

  ところが日本語はどうだ。むつけき男子が「あら、これおいしいわ」などと言おうものなら、笑われるか、あらぬ誤解を受けそうだ。

  だが、これらは外国人が口にする分には「笑いぐさ」ですむからまだいい。それに街の日本語学校でもこのあたりのところはよく教える。

  厄介なのは、日本には女子文化と男子文化があることで、これは学校では教えない。

  今年私は『ちくわを食う女』(現代書館)という奇妙な題の本を上梓させていただいたが、これはまさに日本の女子文化を述べた同名のエッセイからとったものだ。

  内容は、早い話、日本に暮らす中国人女性が駅の売店で「ちくわを買って食べた」というだけの話だ。法律のどこにも妙齢の女性はちくわを食ってはいけないとは書いていない。だがである、乗り物に乗って、ちくわを食う、それはまず男性、しかもおじさんと相場がきまっている。しかも地下鉄ではまずしない。車窓から田畑や山が見える、ちょっとした小旅行気分のときだ。片手にちくわ、もう片手には「ワンカップ大関」か。

  こういう「若い女性は禁止!」といった類いのことは実は結構ある。例えば「飲食」だけに限ってもこんなぐあいだ。

  和菓子を食べる時はそれらしい器に入れて出す。それを一口でほおばってはならない。

  人前でせんべいを食べるとき,バリバリとそのまま齧ってはならない。手で小さく割ってたべる。

  リンゴや梨の丸かじりなどはしない。皮のついたまま食べるなどもってのほかである。

  ビールを注ぐ時に片手つぎをしてはいけない。

  牛丼屋やラーメン屋に一人で入ってゆかない。

  添え物のレモンを搾るときは、片手を添えるようにする。

  定食など、はじめから「ご飯大盛り」を注文しない。お代わりはよい。

  ニンニクを生で持ってこさせ、ガリガリと食べたりしない。

  お腹がすいていても今お店で買ったパンを歩きながら食べない。

  そういうことを日本人はちゃんと目の隅で見ている。しかし、決して口に出して注意はしない。注意して相手の感情を害したり、恥をかかせて逆恨みされたりしては、割にあわない。ただ、「そういう育ちか」という感想をもち、人によっては「敬して遠ざける」。

  いずれ、日本にいる中国人は、自分の振る舞いの不適切さを知るときがくる。そのとき、彼女たちは「どうしてその場で教えてくれなかったのか!」と恨むのである。あの時、にこにこした笑顔の下で実は呆れ返っていたのかと想像し、怒りがこみあげるのである。

  しかし、日本では自分の子どもや部下など、いわば身内には「みっともないからやめなさい」と教育するが、外部の人には口出ししないことになっている。

  こういうのは「おばさん」になると、こわいものなし、許されるようだ。ということも含め、日本語学校あたりでこれから教えるようにしたらどうだろう。(執筆者:相原茂)