多文化共生なTOYAMA

多文化共生とは永続的なココロの営み

さぬき地区国際交流協が総会/環境創出申し合わせ

2009-06-08 13:16:31 | 多文化共生
(以下、四国新聞から転載)
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さぬき地区国際交流協が総会/環境創出申し合わせ

2009/06/08 10:02

 さぬき署管内で、外国人労働者や研修生を雇用する企業などでつくる「さぬき地区国際交流協議会」(十河孝男会長)の2009年度総会がこのほど、同署であった。本年度の事業計画として、防犯・交通教室などを通じて外国人が働きやすい環境の創出と、不法滞在防止に向けての取り組みを申し合わせた。

 会員企業・団体などの代表ら約20人が出席。高畑長文署長が増加傾向にある外国人犯罪の現状などについて説明した。続いて、香川県警本部警備部外事対策室の職員が講演し、外国人研修生の失そうや犯罪を防ぐため、日常からコミュニケーションを密にするなどの具体的方策を紹介した。また、役員改選があり、任期満了に伴う新会長に十河氏を再任、新副会長に蔵本典子氏=とおる化成社長=を選んだ。

日本語教室で15周年イベント 飯田、10カ国料理で住民交流

2009-06-08 13:16:09 | 多文化共生
(以下、中日新聞【長野】から転載)
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日本語教室で15周年イベント 飯田、10カ国料理で住民交流

2009年6月8日

民族衣装を着るなどして各国料理を楽しむ参加者=飯田市白山町で
写真

 飯田下伊那地方在住の外国人を対象にした日本語教室「ハンドインハンド」は6、7日、15周年記念イベントを、同市白山町のNPO法人和楽の事務所で「和楽まつり」と一緒に開いた。

 「ハンドインハンド」は、同市内に増えつつあった外国出身者と「手をつなぎ合って仲良く暮らしたい」と願い、活動を続けてきた。同NPO法人も、地域で仲良く暮らすことを目的にしており、ハンドは事務所を使い、ボランティアが無料で週末に日本語を教えている。

 記念イベントには、中国、ブラジル、モンゴルなど10カ国の出身者が、それぞれの国の料理を手作りして持ち寄った。外国出身者や教室ボランティアや近所の人など2日間で200人ほどが集まり、交流を楽しんだ。

 ハンド代表の吉沢裕美子さん(60)は「この半年で経済状況が激変し、生活が不安定になった人が多い。これからはただ仲良くするだけではなく、一歩進んで外国人が社会とつながっていく役に立ちたい」と話した。

 (高橋徹志)

ゲストハウスで異文化交流 18カ国が“共生”

2009-06-08 13:15:20 | 多文化共生
(以下、大阪日日新聞から転載)
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ゲストハウスで異文化交流 18カ国が“共生”
2009年6月8日

 大阪市内でプチ留学?! “ルームシェアの大型版”と称されるゲストハウス「J&Fハウス大阪」(大阪市平野区)には現在、日本人のほか中国やインド、フランス、オーストラリアなど18カ国の約80人が生活している。さまざまな言語が飛び交う中、生きた外国語に触れながらの“共生”を楽しんでいる。
リビングでくつろぐ入居者=大阪市平野区のJ&Fハウス大阪

 同ゲストハウスは昨年6月にオープン。もともと寮だった築約20年の建物をリフォームし、4階建てに91部屋を有する大規模な賃貸物件だ。各6畳の部屋にはベッドや机が備え付けられ、共同スペースにトイレやシャワー、キッチンがある。費用はシングルルームで1カ月4万5000円(共益費込み)から。礼金や仲介手数料、連帯保証人が不要で、1カ月から入居可能である。

 特に異文化交流に重点を置いており、外国人と日本人の比率を半分となるよう調節している。このため、「他国の人と生活してみたい」「外国語力を高めたい」と願う人の入居が多い。日本人は外国語を、外国人は日本語を生活の中で学べると好評だ。

 年齢層は20代後半から30代前半が中心で、男性よりやや女性の方が多い傾向にあるという。「寮ではないので、門限などを設けて行動を規制するようなことはしない。各人がモラルを持った上で、自由に生活できるようサービスを提供している」と話すのは、同ハウスを運営するジャフプラザ(本社・東京)の関西エリア総合マネジャー・土屋卓見さん。

 10カ月前に入居した女性(32)は「簡単に入居できるのが魅力。英語の勉強にもなる」と話す。2カ月前に入居した女性(27)は「1人暮らしだと、電話でもしないかぎり誰とも会話をしないまま寝る毎日。ここは誰かがいるので楽しい。おしゃべりすると脳も活性化されていい」と共同生活を楽しんでいる様子。

 リビングは24時間利用可能で、季節の行事にはパーティーを開いて親交を深めている。土屋さんは「いろんな出会いがあり、視野も広がるのが最大の魅力。『ここで生活して良かった』と思ってもらえることが喜び」と話す。

 ゲストハウスの検索サイトを運営するひつじ不動産(本社・東京)の調査によると、関東では日本人が入居可能なゲストハウスは年々増えており、2007年末時点で400物件を超えている。しかし、「関西での市場はまだ発展途上で知名度も低い」という。

 「J&Fハウス大阪」は異文化交流のほか、大阪の美術系専門学校と提携して建物内に学生の絵を飾ったり、近隣住人をパーティーに招くなどしてコミュニティーも重視。今後さらに、国を超えた他人との共同生活という新たなライフスタイルの提案に力を入れていく。

 空室状況などはホームページを参照。アドレスは次の通り。
http://www.jafnet.co.jp/plaza/contentsj/j-top.htm

文化の違い 流ちょうに 外国人、日本語でスピーチ 福岡市

2009-06-08 13:14:54 | 多文化共生
(以下、西日本新聞から転載)
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文化の違い 流ちょうに 外国人、日本語でスピーチ 福岡市
2009年6月8日 02:42

 日本語学校に通う県内在住などの外国人が、生活で感じた文化の違いを日本語で発表するスピーチコンテストが7日、福岡市中央区舞鶴の健康づくりセンター「あいれふ」であり、訪れた約150人が日常での異文化体験に聞き入った。

 国際交流に取り組む市民グループ「プラン・ジャパン福岡交流会」(同市)と「セミナー企画室コスモポリタンズ」(小郡市)が企画。来日後数カ月-3年の外国人8人が出場した。

 聴衆からの投票で優勝したのは、福岡での生活を支えてくれる、ある家族への感謝を述べた中国・内モンゴル自治区出身で大野城市在住の新蘇叶さん(20)。「日本を何も知らない私をバーベキューに誘ってくれたり、ホットカーペットを持ってきてくれたりしてくれて本当にうれしかった。友達からは『日本での家族だね』と言われます」と流ちょうな日本語で話した。

 ベジタリアン(菜食主義者)が日本で暮らす大変さを伝えたり、有能な若者が流出しているネパールの現状を報告したりするスピーチもあった。

=2009/06/08付 西日本新聞朝刊=

「外国人市民」が生活改善へ意見/大和

2009-06-08 13:14:29 | 多文化共生
(以下、カナロコから転載)
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「外国人市民」が生活改善へ意見/大和
* 2009/06/07

 大和市内に住む外国人と市国際化協会のスタッフらが意見を交わして国際化を進めるイベント「外国人市民サミット」が7日、市役所で開かれた。アジアや南米など、9カ国の外国人や同協会のスタッフら計24人が参加して交流を深めた。

 参加者は、「やまとへのメッセージ」と題して、市内に住んで困ったことや、市に望むことなどを自由に発言。大木哲市長を前に「市内には70カ国の人が住んでいるが、通訳者が少ないので、もっと増やしてほしい」「日本社会にないものを提供することで、社会の一員になる方法を見いだせるのではないか」などと、要望や意見を述べた。

 また、フリートークでは、なごやかな雰囲気の中、参加者同士が生活のことなどに関して、情報交換を行っていた。

 パラグアイから日本に移住し、市内に17年住んでいるモンティエール・ルミコさん(49)は、「市長に直接意見を言える貴重な場になった。また、それぞれの人が異なる事情で日本に来ており、情報交換をできる良い機会だった」と話していた。

国際交流さらに促進 新NPO発足を祝う・盛岡

2009-06-08 13:14:06 | 多文化共生
(以下、岩手日報から転載)
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国際交流さらに促進 新NPO発足を祝う・盛岡

 国際交流を目的とした盛岡市の民間非営利団体(NPO)の「ONEWORLD」(山崎純醒(じゅんせい)代表理事)の設立記念イベントは6日、同市盛岡駅西通1丁目のいわて県民情報交流センター(アイーナ)で行われた。

 イベントには本県在住の米国やペルー、中国、韓国からの外国人と、市内などの小学生から70代までの合わせて約40人が参加。握手をしながら、もう一方の手でじゃんけんするワンキャンゲームなど、体を使ったゲームで盛り上がった。互いの緊張を解き、交流を深めていた。

 同団体は国籍や人種、性別、年齢などを問わない国際交流の場を提供するために、5月に設立された。

 中国山東省出身で盛岡市在住の馬鳳霞(マフンシャ)理事(32)は「日本にきて外国人に対して壁があると感じた。国も何も関係なく同じ地球で暮らす人として壁を壊していきたい」と語った。
(2009/06/07)

記者が行く:「にほんご交流サロン」が人気 外国人と日本人、共に学び

2009-06-08 13:13:41 | 多文化共生
(以下、毎日新聞【兵庫】から転載)
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記者が行く:「にほんご交流サロン」が人気 外国人と日本人、共に学び /兵庫

 在日外国人に日本語を教えるだけでなく、日本人ボランティアへの日本語指導も行っている「にほんご交流サロン」が毎月3回、神戸市東灘区で開かれ、人気を呼んでいる。主催はNPO法人「実用日本語教育推進協会」(事務局・神戸市中央区)。日本人と在日外国人が各国の文化や生活などを語り合う情報交換の場となっているといい、教室をのぞいてみた。【村上正】

 1日午前10時半。東灘区の教室には、中国、ロシア、ベルギー、フィリピンなど約10人の外国人が顔をそろえていた。

 「ここでパスポートを見せなければなりません」。講師のかけ声に合わせ、10人は一斉に声を張り上げる。それぞれが手にするテキストは同協会が独自に作成したもので、英語、中国語、韓国語、スペイン語など計8カ国語で書かれている。授業の合間には、日本人ボランティアを交え、お菓子などを食べながらそれぞれの国の生活状況などが話し合われる。

 2度目の来日で、同市東灘区の食品工場に勤める日系アルゼンチン2世のフェデリコ・セバスティアン・ナカニシさん(34)は「コーヒーを飲みながら気軽に他の国の人と日本語で会話することができる」とサロンのメリットを強調する。

 同協会は04年4月に日本語教師7人で発足。外国人労働者の地位向上のため、企業が取り組みにくい日本語教育を支援するとともに、日本語を教える日本人ボランティアの育成にも力を注いできた。これまでボランティア養成講座を修了したのは約400人に達する。

 ボランティアの一人、三井美智子さん(52)=加古川市=は友人の韓国人との会話で「間違った日本語を話しているが、うまく説明できなかった」ことをきっかけに4月から通い始めた。「レベルに合わせて質問を繰り返す教え方が参考になる」と話す。

 協会理事で日本語講師の浅田まりさん(58)は「他国の言葉の意味を理解できた喜びを感じてもらえばうれしい。これからも地域の外国人を地域単位で支援する取り組みを広げていきたい」と語る。問い合わせは同協会(078・221・6530)。

〔神戸版〕

県外国人地域支援室アドバイザー・中毛紀香さん /栃木

2009-06-08 13:13:14 | 多文化共生
(以下、毎日新聞【栃木】から転載)
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ひと・はなし・交差点:県外国人地域支援室アドバイザー・中毛紀香さん /栃木
 ◇将来は日本語講師に--中毛紀香さん(28)=真岡市下高間木

 景気悪化の影響で失業した外国人の再就職を支援しようと、とちぎ国際交流センター内に5月、発足した「県外国人地域支援室」でアドバイザーを務める。「日本語がある程度分からないと就職が難しくなっている。日常生活で困らないように教えてあげたい」

 ペルー出身の日系4世で、16歳の時に来日。日本語学校に2年通うなどして、滑らかな日本語を習得した。

 アドバイザーは他に3人。各市町の相談窓口や学校、病院などに赴き、通訳を務める。「以前から通訳の仕事に興味があり、日本語講師になるのが将来の夢なので、この機会を生かしたいと思った」

 長引く不況で、外国人の失業者は急増している。夫(37)も真岡市の工業団地に勤めていたが、解雇されたという。「失業は自分にとって身近な問題。仕事を通して役に立つ情報を覚えることもでき、満足している」【戸上文恵】