棒立ての修理（４）

　ダンプの荷台には四隅に穴が開いていて、元々の棒立てのベース板にも同じ位置に穴が。どうやらボルトで固定していた模様。

　まずはベース板のみダンプ荷台の定位置に置いて荷台側の穴位置を写してマーキング。

　荷台もあちこち無理があったのか亀裂が。後ろ扉を受けるあおり部分は左右共曲がっていて亀裂も生じていたので垂直の立ち修正を行って亀裂の補修を実施。ベース板を固定するボルト穴もビビリによる亀裂が蜘蛛の巣状に広がっていたので、溶接で補修した上で裏から当て板補強。

　ベース板にΦ１９のボルト穴を開口。荷台に載せてボルトで荷台とベース板を固定した状態で棒立てを設置。剛性を持たせる為、左右に溝形鋼を通して補強。

　補強リブも取付け、本溶接を実施。後は若干の加工が残っていますが、夕方に見積依頼のお客さんが来られたので作業はここまで。次回で仕上げます。

ピザ窯の扉＆ダンパーの製作（４）【完了】

　朝、出来上がった扉（×２）とダンパーを納品へ。

　仕上げの塗装は、依頼者さんが耐熱塗料で行います。ピザ窯に扉をセットして具合を確認します。

　煙突の上部にセットしているのは窯の温度調整用のダンパー。丸棒の取っ手でフタのスライドが出来ます。

　上下の扉ともスムーズに開閉出来ます。ロックもＯＫ。大抵、扉のフレームは四角なのですが今回は下側のフレームは無しでというご希望でしたので、焚口側（下）の扉の製作には少々気を使いました。数ミリでも狂うと扉の開閉に影響が出てしまうもので．．．。無事、クリア出来て一安心です。

棒立ての修理（３）

　ピサ窯の扉の製作が一段落付いたので、夕方から棒立ての加工を実施。持ち込まれた交換用のベースはそのままでは長いのでガスで切断。

　サビもかなり出ていたのでカップブラシで磨いて防錆塗装を実施。明日、組付けを行う予定。

ピザ窯の扉＆ダンパーの製作（３）

　８時前、屋根工事の見積もり依頼をしてあった板金屋さんから見積書が到着。御礼の電話を入れて依頼元に見積書を転送。しかし、急かされて現場採寸～工事図面の作成＆提出～見積書の作成＆提出を済ませたものの、依頼元さんからは今のところ音沙汰無し。一体どうなってるんだか．．．。

　ピザ窯の扉は取っ手とロック機構の製作。

　ピザを焼く側の扉は、ロック機構の回転軸を取っ手と兼用する事で省スペース化。焚口の扉は高さに制約が有るのでロック部分を扉の下部側に設定しています。取っ手と干渉しないようにアレコレ考えて無事クリア。

　明日、納品する予定です。

ピザ窯の扉＆ダンパーの製作（２）

　午前中は昨夜まで行っていた見積もり作業の続きを実施。出来上がった見積書（鉄骨工事のみ）を依頼元に送信して一先ず完了。その後、ピザ窯の扉を焚口の製作を実施。

　下の扉は焚口用。上はピザを焼く側の扉。

　メンテナンス、若しくは後々扉が傷んだ時の交換を考えて扉は上に持ち上げると外れる仕組みにしてあります。

　さて、扉のロック機構を考えないと．．．。