7時半前に電話が入る。先日製作して納品した組立式の棒立て、ダンプアッップして使用出来るように固定してもらいえないか?との事。
ダンプアップしての丸太降ろしは行わないとの事だったので、走行時に棒立て台が動かない程度での固定を実施。しかし、実際に使用を始めるとダンプアップして一気に荷降ろしをした方が仕事が早いらしい。
トラックを預かり、当初はシャックルとチェーンを使っての固定で資材を調達したものの、プレートをボルトで固定した方が良さそうなので方針を変更。高張力ボルト(Ⅿ20)で荷台側に取付けたプレートと棒立て台を繫げる事にする。
このタイプのボルトにはロックナットが対応していないので、一先ずダブルナットとする。もう少し時間に余裕が有ればボルトに抜け止めのピンが差せる様に加工したい所なのだけど・・・。
荷台をフルダンプさせて確認。まぁ、ここまでダンプさせる事は無いとは思うのだけど一応確認しておく。
ダブルナットは緩む前提で、定期的に確認して増し締めするようにしていただきたい。
朝、ダンプを預かって棒立て台を固定する金物を荷台に取付ける。
ピンを差し込んで固定する方式。
ボルトは予めプレートに溶接済み。ロックナットを使用。
箱ダンプの状態で荷台に棒立てを組む。実際に丸太を積む際は、箱はバラすはず。
棒立て台と荷台をピンで固定したのは走行時に棒立て台の位置がズレるのを防止する為の物。しかし、その気になれば少しダンプさせる事も出来る。(推奨はしない)
昼までに作業を済ます。ダンプを納車して完了!
昨日仮組みした部材の本溶接を実施。そのまま、仕上げを行って2回目の防錆塗装を吹いておく。棒×4本は更に上塗りを実施。
棒立て一式はこれで完成。続いて、この棒立てを載せるトラック側の加工。明日、トラックを預かって作業を行う予定。
朝一、依頼されてあった見積もりを1件済ませてから製作作業に取り掛かる。
H鋼のボルト固定用のプレートを取付け、その反対側に溝鋼を取付け。
荷台に棒立てを組んだ後、振動で動かない様に固定用の金具を作っておく。