組立式の棒立て、荷台をダンプしても落ちない様に荷台の床にボルトで固定出来るように改修して
納品したのは先週の月曜日(10/18)。
一昨日の10時過ぎ、棒立てが壊れたとの連絡が入る。その後、状況を確認。荷台後部側の棒立てを繫いであるボルトがせん断されてバラけた状態。その日の夕方、対応策を依頼者さんと打ち合わせて昨日破損した棒立てのパーツを回収。
破損した箇所を改めて確認。焼きが入っていないボルトとはいえ、せん断されてしまっている。かなりの引っ張られる負荷が掛かった模様。
ボルトがせん断されたプレートが付いてあった棒受具、荷台の後方向に変形してしまっている。
反対方向から見ると、曲がりっぷりが良く分かる。この破損状況から考えると、
①荷台に丸太を積んだ状態でダンプする。(この時、丸太は根っこ側が荷台の前側となる向きで積まれてある。)
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②ダンプした時に丸太は滑り落ちるも根っこ側が太いので、後部の棒立てに引っ掛かる。
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③引っ掛かった丸太をグラップルで掴んで引っ張り抜く。この時の負荷で棒立ての棒受具が後ろ方向に変形。さらに強く引っ張って、ボルトでつないである部分がテコの原理よろしく大きな力が掛かってボルトがせん断。
と、こんな感じで破損したのだろうかと推測。
今回の修理は組立て部に使用するボルトをハイテン(高張力)ボルトにプレートごと交換したのだけど、上記の様な丸太の降ろし方だと間違いなくまた同じ壊れ方をしてしまいそうな予感...。