昼休み中、電話にてユンボの現場溶接依頼有り。今までの経験上、取り掛かる前の現場下見は必須事項なので、先に現場下見を行ってからと考えていたのですが先方様から下見に来る時に溶接道具も持って来て欲しいとの事。
午後イチから、溶接・ガス用具一式と電動工具を必要最低限チョイスしてトラックに積み込み現場へ。現場は伐採中の山林内なので、R326沿いにある佐伯広域森林組合前の駐車場で待ち合わせ。
林道を登って現場に到着したのは14:40。
丸太がぶつかってキャビンのフロントをガードする柵の左右のフレームが折れ、下部の取り合い部も引き千切れている状態。それぞれの折れた部分の亀裂の幅が広い。当て板で塞いでグルリと溶接すればOK。しかし、ユンボの安全対策に不具合が生じたままでは作業に使えないらしく、直ぐに修理をして欲しいという現場の雰囲気がヒシヒシと。
フレームが折れてある箇所は、当て板で補強しておかないと充分でないし。しかし、生憎当て板材は持参しておらず。適当な鉄板が現場に無いか聞いてみると、ダンプのゲートで使わなくなったパーツがあるらしく、それを流用して当て板とする事に。
柵のフレームとユンボとの固定部分は、丸太がぶつかった衝撃で亀裂が大きい。柵のフレームともう一台のユンボをワイヤーでつないで引っ張って位置を少しでも元の位置に。その状態で溶接を行って位置を固定。結局、大きな隙間がある亀裂は溶接で埋める。
作業の完了は17時過ぎ。間もなく日没で辺りは暗く。もう30分、現場作業のスタートが遅かったら手元が見えなくなって亀裂の溶接は手間取る所でした。