毎日書かない作業日誌<アーカイブ>

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リムの振れ取り

2015-01-30 16:36:00 | ★自転車の修理

 後輪のリムがヒドく振れてしまっている自転車が修理で入庫。


 倉庫の奥深くにしまってあった振れ取り台をサルベージ。長らく使用されていなかったので、サビがまわってスピンドルが固着気味。自転車の修理を始める前に、こちらから先にメンテナンスを実施。

 この振れ取り台に刻印されている会社名はヤエソノ。かなり古い工具ですが、使用には問題ありません。


 ホコリを洗ってサビを落として注油。ホイールを台にセットして振れ取り実施。


 最大左右で2cmずつの振れがあったのですが、調整で振れが取れました。

 他にライトの配線と変速ギアのワイヤが切れていたので、張り直して修理は完了。



110MD・フロントフォークのメンテナンス

2015-01-29 16:58:00 | ★郵政カブ・その他

 フロントフォークのオイル漏れ修理を実施。今回は2度目ですが、記録も兼ねて作業写真多めでUPしておきます。


 今回オイル漏れの修理を行うのは、昨年修理したカブと同時期に配置された別の1台。走行距離は7万3千km。


 オイル漏れの状況。もう一方のフォークも同じ状態。


 まずはヘッドライトの取り外しから。


 続いてウィンカーのカプラを外します。


 フロントキャリアにタイラップで固定されているハーネス。外します。


 メーターのマウントボルトを外して、フロントキャリアを脱着。


 フロントホイールを外してフロントフェンダを脱着。


 フォークを分解するので、ピンチボルトを仮締めしてフォークキャップを緩めておきます。


 フォークを外したら、フォークブーツも取り外します。破けてしまっているので、今回新品に交換します。


 オイルシールも新品に交換します。


 ソケットボルトは固いので、六角レンチに丸パイプを挿して緩めます。キュッと音がしてボルトが緩みます。


 オイルシールはタイヤレバーで取り外し。レバーをゆっくりこねているとオイルシールが浮き上がってきます。


 バラし終えました。これから灯油で洗浄です。


 洗浄完了。


 新しいオイルシールの上に、取り外したオイルシールを重ねてプラハンで叩いて圧入。この作業が済むと、古いオイルシールはお役御免です。灯油を使ったもんだから、手がすっかりジイさんの質感です。(笑)


 フォークオイルを注入。オイル量は77cm3(cc)。オイルレベルは182mm。(←前回の作業を参照


 組み立てたフォークを取り付け。


 キレイになりました。


 各ボルトの増し締めを行って、ヘッドライト・ウィンカー・ホーンの動作を確認して、作業は完了です。



金矢の製作(2) 【完了】

2015-01-24 16:47:00 | ★道具・工具の製作&修理

 金矢の製作の続きです。全周溶接を実施。内側も手棒で溶接。


 刃先部はグランダーで削り込み。焼きを入れておきます。


 ハンマーで叩く部分の板厚は32mm。開先を深めに取ってガッツリ溶接。


 作業場に転がってあった丸太のコロで試し割り。大きいコロでも、金矢を2本使えば楽に割れます。


 問題無く割る事が出来ました。


 塗装を行って完成です。