たろの日記ページ,gooブログ版

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仕事(とか研究とか)に必要な能力

2007-10-16 22:30:21 | 所感
ちょっと仕事で古い文献をあたっていて,とあるところで,昭和20年代の技術資料とかを読んでました。20年代の文書とかいうと,本になったものは古書としてみたことありますが,内部資料みたいの(学校とか業界とかに保管されてるもの?)はあまり普段はみたことありませんでした。
結構感動したのが写植じゃなくて手書き…といっても肉筆じゃないからおそらくガリ版とか青焼きとか良くわからないけど,そういうものでしょう。そして100ページ以上あったりしました。
わたしも仕事とか他でも長い技術文章を書くことはありますが,もちろんいまはワープロ(パソコン)ですが,それにしても100ページ,まぁ手書きなのでワープロにすると50ページくらいなのかもしれませんが,そういうものを書いたことはありません。というか手書きで10ページ以上の文書も…もう大学卒業以来書いていない気がします。内容云々以前に,どれだけの労力が必要なんだろうとか思ってしまいました。
内容も,なんか教科書みたいというか…。数式が結構あって,基礎理論の本のように見えます。もっとも本当に基礎理論なのかは詳細に読まないとわからないのですが,なんかいまだとプロトコルを書いたり,アルゴリズムを書いたり,するところを数式で表現してるのだろうか?とかとも思いました。
正直に書くと,どうもいまの研究者とは人種が違うなぁ…って思うくらいでしたが(^^;),当時の研究者にはこれくらいが当然だったのでしょう。というか基礎的な能力だったんでしょうね。手書きで100ページくらいの文書がすらすら書けたり,数式でいいたいことを表現出来たりとか…。まぁ逆にいまの人たちはコンピュータとかを使ったり,その上で物事を考えたり表現できるわけなので,どっちがどっちというわけでもないのですが,なんかすごいなぁ…と思ったのでした。こういう人たちだから,昔学生時代に読んでいたような教科書を書けたのか…とかそういうこと感じました。
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