たろの日記ページ,gooブログ版

http://taro-r.sakura.ne.jp の分家です。一部内容が重複してます。

エクスキューズと批判

2010-09-21 21:20:02 | 社会
「学校の教育が不十分」と題された記事をネットでをみました。またモンペか?と思ってよく読むと,親に対して学校の教育が充分か?と聞いているのと,親として充分か?というのを聞いて,大半が充分ではないと答えたという記事の様です。

「(学校・親として)の教育が充分か?」と問われれば,親は,大半は不十分だと答えるのではないか?

これは別に学校に不満を感じるというわけではなく,親としてまだ子供にしてあげられる事,してあげるべき事があるんではないか?と思えばこういう回答になります。つまり親として自信が無いことに対してこういう回答が出るわけです。親として自信が無い親が学校に対しては充分だと思うかというと,やっぱり「これでいいのかな?」という意味で不十分とこたえる気がします。

もちろん親はもっと自分に自信を持ってもいい,今の親としての教育で充分だと思えばいいという考えかも出来ますが,自信が無い親の気持ちも分かります。

で,あれば,この記事のタイトルは少し不適切な気がします。こういうタイトルはあたかも教育行政への批判の様に受け取れますが,実際は親が「もっと自分も学校も子供に何かやるべきことがないか?」と思ってる状態ですから。

さてそうは書きましたが,実際は自虐的な態度だけじゃなくて,学校を批判する親も多いかもしれません。それは親としては何かしてあげたいという思い,もしくは何もしなかったとあとで後悔したくないという思いからやってるのかもしれません。文句をいっておけば言い訳になるし,もっと良くなるだろうという思いでしょう。

でも実際は親がそれぞれバラバラに学校に文句をいうと,現場は混乱するし,親が学校に文句をいうと,子供は学校を信頼しなくなるし,ということで悪いことも多い気がします。なにかしてあげたいと思うのは気持ちは分かりますが,文句をいうと良くなることばかりではない…,ということも知っておくべきではないでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする