京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

北欧旅行29 スウェーデン・ガムラスタン・ノーベル博物館

2015-11-07 00:20:00 | 海外旅行2015 12月北欧4か国

北欧旅行28 スウェーデン・ストックホルム市内バス観光の続きです。

素晴らしき北欧4ヵ国周遊ハイライト行程
1フィンランドへ出国・ヘルシンキ市内観光1 2フィンランド・ヘルシンキ市内観光2
3フィンランド・ベストウエスタンプラスハーガホテル 4ノルウェーベルゲン市内観光
5ノルウェー・ベルゲン世界遺産ブリッゲン地区 6ハダンゲルフィヨルドブラカネスホテル
7ノルウェー・ウルヴィック散策~ツヴィンデの滝 8ノルウェー・フロム山岳鉄道の旅
9ノルウェーソグネフィヨルドクルーズ  10ソグネフィヨルドスタルハイムホテル
11ノルウェー・スターブ教会・オスロへ  12ノルウェー・オスロ・フログネル公園
13オスロ・王宮・国立美術館  14オスロ国立美術館ムンクの叫びとその生涯
15大型客船DFDSシーウェイズ1 16大型客船DFDSシーウェイズ2
17デンマーク・コペンハーゲン人魚姫の像 18コペンハーゲン・カステレット要塞
19コペンハーゲン・アマリエンボー宮殿   20 デンマーク・ニューハウン地区
21ストロイエ・ロイヤルコペンハーゲン 22デンマーク・昼食スモーブロー・ホテル
23デンマーク・チボリ公園    24デンマーク・クリスチャンボー塔からの眺め
25ストロイエショッピングと夕ご飯 26デンマーク~スウェーデン国際特急SJ2000
27スウェーデン・ストックホルム市庁舎 28スウェーデン・ストックホルム市内バス観光
29スウェーデン・ガムラスタン・ノーベル博物館 30ガラムスタン散策・夕ご飯
31スウェーデン・ホテル・スーパー・スカイビュー  32 帰国・お土産

  7月11日(土)

 ストックホルムの旧市街地ガムラスタンへやってきました。

王宮

バスが停まったのは、ガムラ・スタンの北の方に建つ王宮の近く。

王宮は13世紀中頃に建立、その後火災で全焼して再建され、
1754年に完成したそうです。

代々王室の居城として使われてきましたが、
1981年から王室は、郊外のドロットニングホルム宮殿に
移ってられるそうです。

王宮の前には衛兵さんがいて、王宮を守っています。

残念ながら私達は見れませんでしたが、
衛兵交代式が、毎日正午過ぎから行われるそうです。

5月から8月は、馬やブラスバンドも登場する賑やかな行進が
見られるようですよ~。

7月だから見れたのに、時間が4時前ではね。。残念。

魔女の宅急便のモデルの街

ここガムラスタンは、魔女の宅急便のモデルになった
街の一つと言われていますが、

この大聖堂の時計台は、本当に魔女の宅急便に出てくる
時計台によく似ています。

ほら、キキちゃんが、ほうきに乗って空飛ぶ街の時計台。。
大聖堂の時計台にそっくりでしょう。

街の雰囲気もガムラスタンに似ているような気がします。

空を見上げたら、ほうきに乗ったキキちゃんが
さ~っと飛んでくるかもしれない。。そんな気がしましたよ。

中世の街並みがそのままに

ガムラスタンの、ガムラ(Gamla)は古い、
スタン(Stan)は街という意味だそうですが、

この辺りには、17〜18世紀の建築物が立ち並び、
中世の街並みがそのまま残されているんです。

  石畳の道、ベージュ色、黄土色、茶色の家々、狭い路地。。

時を超えて中世の街に迷いこんだみたいで、
わくわくしてしまいます。

スウェーデンは、第二次世界大戦に参加しなかったので
空襲を受けることもなく、昔のままの建物が
そのままの形で残っているからだそうですが、

反対に多くの国では、このような素敵な街並みが
軒並み壊されてしまったんですよね。。

そう考えると本当にもったいないな。。と思ってしまいます。

ドイツ教会

石畳の道の向こうにドイツ教会が見えてきました。

ドイツ教会は、ハンザ同盟の商人たちによって17世紀に
建てられた教会。
先が鋭くとがった塔が印象的です。

 この塔は、ガムラスタンで一番高い塔だそうですよ。

ドイツ教会の手前の黄色い建物はフィンランド教会です。

お店の看板

 お店につけられた看板も、とってもお洒落~。

 どの看板も、とってもセンスの良さを感じますよね。

そんな中で、あれ。。なんだかちょっと見たような看板が。。

日本のフジフィルムの看板でした。。

ちょっとこれだけ違和感あるかな~と思いましたが、

これが、結構一つの目安になっているみたいなのです。

 この看板が見えたら、道を曲がって路地に入っていく。。

ストールトルゲット大広場

すると、この大広場ストールトルゲット広場に出るのでした。
日本のフジフィルムの緑の看板。。ちゃんと案内板の役をしているんですね。

このストールトルゲット広場は、ガムラスタンの中心にあって、
周りにはカラフルで可愛い建物が。。

 

緑、赤、黄色、ちょっとオランダっぽい建物かな~。
すっごく可愛いですよね。

これらは中世の古い商館だそうです。
今は、カフェやお土産屋さんですけどね。 

ベンチがたくさん置かれ、散策の休憩にちょうどいい広場。
中世の水飲み場も残ってますよ。

ノーベル博物館(旧証券取引所)

そして、この広場にもう一つあるのが、ノーベル博物館です。
元は証券取引所だったそうです。

ノーベル賞100周年を記念して2001年にオープン。

カフェのサイン入り椅子

ここの3階にあるノーベル・アカデミーで、
毎年ノーベル賞受賞者の選考が行われるんですって。

歴代受賞者がカフェの椅子の裏にサインをすることも有名ですよね。

ノーベルウィークは、ノーベル博物館併設のカフェの椅子の裏にサイン
することから始まるようです。

私達が行った時は、私達の為に、ちゃんと日本人受賞者
山中伸弥氏のサインが書かれた椅子が吊るしてありましたよ。

館内では、ノーベル賞の歴史や歴代受賞者に関して詳しく
紹介されています。

ノーベル賞金メダルと同じチョコレート

こちらは、 ミュージアムショップ。

歴代ノーベル賞受賞者のポストカードやマグネットなども
売っています。

実は、私達がここに来た大きな目的の一つは、

ノーベル賞金メダルと同じ、アルフレッド・ノーベルの肖像入りの
チョコレートを買うことにありました。

ノーベル賞授賞式の晩餐会で食後のコーヒーに
添えられているのも、このチョコレートなんですよ。

チョコレートは、 バラ売りと10個入りの缶売り。
10個入りの缶で100スウェーデンクローナ、
あのころ1クローナが16円ほどだったので、1600円ほどかな。

私達もスウェーデン旅行のお土産としていいかな~と
旅行前から買う気満々でしたが、
皆、考えは同じで、一缶10枚入りを、
一缶二缶と買ってられる方もたくさんおられました。

本物のノーベル賞メダルは、現在では18Kを基材として、
24Kでメッキした金メダルだそうですが、
このチョコレートも、それにほぼ似せて作ってあります。

 

2008年受賞の益川敏英氏は600個、
2012年受賞の山中氏は1000個も購入されたとかで
話題になっていましたよね。

私達は20個ですが買ってきて、親戚や友人にあげましたが、
みんな珍しいものをありがとう~と喜んでくれました。

美味しく頂きますという人と、これは食べられないね。。という人と
反応はまちまちでしたが。。

ちなみに、先ほどの市庁舎でもチョコレートを売っていますが、
これは、市庁舎が描かれている金メダルなので
ノーベル賞メダルとは柄が違います。

やっぱり、せっかく買うならガムラスタンの
ノーベル博物館で買った方がいいですよね。

 

次は、北欧旅行30 ストックホルム・ガラムスタン散策・夕ご飯
続きます。

 

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コメント (4)

北欧旅行28 スウェーデン・ストックホルム市内バス観光

2015-11-04 12:26:00 | 海外旅行2015 12月北欧4か国

 久しぶりに主人がDVDを借りてきてくれました。

「くちびるに歌を」

新垣結衣主演の映画で、バックミュージックに
アンジェラ・アキの「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」が流れます。

原作は、本屋大賞ノミネート・読書おすすめランキング第一位にも輝いた
ベストセラー小説「くちびるに歌を」。

とある小さな島にやってきたわけありなピアニスト。
合唱コンクールを目指すクラブの臨時顧問になるのですが。。

生徒たちそれぞれが抱える問題、人の生死、
そんな辛いテーマを織り込みつつも、
合唱コンクールを目指す少年少女を
爽やかに生き生きと描き、人生の生き方を教えてくれる青春ドラマ。

久しぶりの感動の映画でした。
観てよかった~と温かい気持ちがじわっと広がるそんな映画。

お時間のある方は一度見てください。
きっと、年代関係なく感動できると思いますよ~。


 

 さて、北欧旅行は、
北欧旅行27 スウェーデン・ストックホルム市庁舎の続きです。

素晴らしき北欧4ヵ国周遊ハイライト行程
1フィンランドへ出国・ヘルシンキ市内観光1 2フィンランド・ヘルシンキ市内観光2
3フィンランド・ベストウエスタンプラスハーガホテル 4ノルウェーベルゲン市内観光
5ノルウェー・ベルゲン世界遺産ブリッゲン地区 6ハダンゲルフィヨルドブラカネスホテル
7ノルウェー・ウルヴィック散策~ツヴィンデの滝 8ノルウェー・フロム山岳鉄道の旅
9ノルウェーソグネフィヨルドクルーズ  10ソグネフィヨルドスタルハイムホテル
11ノルウェー・スターブ教会・オスロへ  12ノルウェー・オスロ・フログネル公園
13オスロ・王宮・国立美術館  14オスロ国立美術館ムンクの叫びとその生涯
15大型客船DFDSシーウェイズ1 16大型客船DFDSシーウェイズ2
17デンマーク・コペンハーゲン人魚姫の像 18コペンハーゲン・カステレット要塞
19コペンハーゲン・アマリエンボー宮殿   20 デンマーク・ニューハウン地区
21ストロイエ・ロイヤルコペンハーゲン 22デンマーク・昼食スモーブロー・ホテル
23デンマーク・チボリ公園    24デンマーク・クリスチャンボー塔からの眺め
25ストロイエショッピングと夕ご飯 26デンマーク~スウェーデン国際特急SJ2000
27スウェーデン・ストックホルム市庁舎 28スウェーデン・ストックホルム市内バス観光
29スウェーデン・ガムラスタン・ノーベル博物館 30ガラムスタン散策・夕ご飯
31スウェーデン・ホテル・スーパー・スカイビュー  32 帰国・お土産

  7月11日(土)

 ストックホルム・ノルマルム市内バス観光

市庁舎を出て、ガラムスタンという旧市街地に行くまで
バスでぐるっとストックホルム・新市街地ノルマルムの市内観光です。

北欧の水の都、ストックホルム、本当に美しい街でしたよ。

 

ヒュートリエット広場の露天商

ストックホルム・ノルマルムの中心部に位置しているセルゲル広場。
セルゲル広場から北に延びるセルゲルガータン通りの突きあたりに
ヒョートリエット広場があります。

 新鮮な野菜や果物のお店や、可愛い花を売る花屋さん、

 活気に満ちた広場であるとともに、市民の憩いの場でもあるようですね。

 コンサートホール

ヒュートリエット広場の奥にあるコンサートホール。
コンサートホールはノーベル賞の授賞式が行われる会場ですよ。
その後市庁舎で晩餐会と舞踏会でしたよね。
(覚えてますかぁ。。北欧旅行27ストックホルム市庁舎

ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地であり
いつもは、コンサートが行われています。

 コンサートホール前には 、スウェーデンを代表する彫刻家
カール・ ミレス作の「オルフェスの群像」が。

ストックホルムの街角

こちらは、どこの国にもある7イレブン。

 そして、どこの国でもお父さん、頑張ってますね~。

 こちらの、かっこいいお父さんもイクメンですね。

建物と建物の間にブルーと水色の布が。
何かのお祭りなのかな。。

シックな街並みに、ポップでビビットな黄色の車。
でも、これが不思議なことにマッチしているんですよね~。

 ストックホルムの昼下がり、

 カフェでティータイムを楽しむ人達。
こんな中に交じってみたいみたい気がします。

NK(エヌコー)デパート

 賑やかな大通りも通りましたよ。

NK(エヌコー)というストックホルムの老舗デパートが
見えています。

このデパートのインテリアフロアは、
北欧の好きにはたまらない品ぞろえのようですが、
私達は、前を通っただけ。。 見てみたいな。。

王立オペラ劇場

 そして、こちらに見えるのは、王立オペラ劇場。

ノルマルムの南岸、ガムラ・スタンに向き合うように立つ王立オペラ劇場です。

18世紀にグスタフ3世によって建設されましたが、
今のバロック様式の建物は、1898年に建築家アンデルベリによって造られたものだそう。
ロシアなどの有名バレエやオペラ公演が見られるそうですよ。

いいな~、ロシアのバレイ、こちらも一度見てみたいです。

国会議事堂

さて、ここからは橋を渡って、ノルマルムを離れます。

ストックホルム中心部ノルマルムと旧市街地のガムラ・スタンの間に浮かぶ
小さな島ヘルゲアンズホルメン島にある国会議事堂。

20世紀の初めに建てられた石造りの重厚な建物です。

 国会議事堂の建物と建物の間を通り抜けることもできるそうですよ。

ここでバスを降りて、歩いて通り抜けてみたいな~。

貴族の館

ヘルゲアンズホルメン島から旧市街地ガムラ・スタンへ。

貴族階級による初の議会が行われ、社交クラブでもあった貴族の館です。
1668年建てられた、オランダ・バロック様式の建物。

建物の前には国王グスタフ・ヴァーサの像が建っています。 

 

リッダーホルム教会

ガラムスタンで有名なリッダーホルム教会が見えました。

1270年建築のサンフランシスコ会の修道院を改築した教会で、
19世紀半ばに再建された尖塔が印象的。

北方の獅子とよばれたグスタフ・アドルフ2世をはじめ、
歴代国王一族の多くが眠っておられるそうですよ。 

ソーデルマルム

 バスは、ガムラ・スタンを通り抜けて、今度は
ノルマルムの対岸にある、ソーデルマルムへやってきました。

リッダー湾岸で、日向ぼっこの人達。
気持ちよさそうですよね。

 

冬が長く、夜の長い北欧では、
夏のお天気の日の日光浴が、とっても大切にされているのです。

 こんな白いヨットに乗ってクルージングができたら。。

ソーデルマルムは、
今、ストックホルムで若者に人気の、いちばんホットなエリアだそうですよ。

パブがあったり、お洒落なお店もどんどんできているようです。

 SUSHI屋さんですよ。どんなお寿司を売っているんでしょうね。

 スーパーマーケット?

日本ではあまり見かけない大胆なデザイン。
でも、目を引くし、素敵ですよね。

フェルガータン

フェルガータンという、高台にあるとても景色のいい所へやってきました。

ここからは、ガムラスタンや、北ストックホルム・ノルマルムが見渡せます。

 私達もここからしばらく、ストックホルムの街を眺めます。

素敵~、ストックホルムって水の都にふさわしい、本当に素敵な街です。

世界一美しい首都と言われるストックホルムに魅せられた私達、
いつか、もう一度来てみたい、そんな街の一つになりました。

グローナルンド遊園地

ストックホルム港、右手の方に、
どこかで見たような遊園地が。。デンマークで行ったチボリ公園に似ています。

それもそのはず、ユールゴーデン島にあるこの遊園地は、
スウェーデンのチボリ公園なんですって。。

アップにしてみたら。。ほんと、デンマークのチボリ公園に
似た乗り物がたくさんありましたよ。

こちらも結構怖そうな乗り物があるみたいですね。

セントラル橋

フェルガータンからの眺めを楽しんだ後は、
いよいよストックホルムの旧市街地ガムラスタンへ行きます。

ソーデルマルムとガムラスタンを結ぶセントラル橋を渡って
ガムラスタンへ。

リッダーホルム教会の塔が見えています。

こちらは、ドイツ教会の塔です。

 

 そして、いよいよガムラスタンに到着。

この辺りは、フェリーの船着き場にもなっているようです。

近くの王宮でバスを降り、私達も歩いてガムラスタンを楽しみますよ~。

 北欧旅行29 スウェーデン・ガムラスタン・ノーベル博物館へ続きます。

 

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コメント (2)

北欧旅行27 スウェーデン・ストックホルム市庁舎

2015-11-02 13:11:00 | 海外旅行2015 12月北欧4か国

11月に入ってしまいましたね。
あと2か月で今年も終わりなんて、早いな。。

11月には、まーちゃんの七五三もあるんですよ。
今から、楽しみにしています。

でも、ブログはまだ夏の北欧。
早く終わらせてしまわないととは思うのですが、なかなか。

でも、最後の国スウェーデンまで来ましたので、
あともう少し頑張りますね~。


北欧旅行26 デンマーク~スウェーデン国際特急SJ2000の続きです。

素晴らしき北欧4ヵ国周遊ハイライト行程
1フィンランドへ出国・ヘルシンキ市内観光1 2フィンランド・ヘルシンキ市内観光2
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9ノルウェーソグネフィヨルドクルーズ  10ソグネフィヨルドスタルハイムホテル
11ノルウェー・スターブ教会・オスロへ  12ノルウェー・オスロ・フログネル公園
13オスロ・王宮・国立美術館  14オスロ国立美術館ムンクの叫びとその生涯
15大型客船DFDSシーウェイズ1 16大型客船DFDSシーウェイズ2
17デンマーク・コペンハーゲン人魚姫の像 18コペンハーゲン・カステレット要塞
19コペンハーゲン・アマリエンボー宮殿   20 デンマーク・ニューハウン地区
21ストロイエ・ロイヤルコペンハーゲン 22デンマーク・昼食スモーブロー・ホテル
23デンマーク・チボリ公園    24デンマーク・クリスチャンボー塔からの眺め
25ストロイエショッピングと夕ご飯 26デンマーク~スウェーデン国際特急SJ2000
27スウェーデン・ストックホルム市庁舎 28スウェーデン・ストックホルム市内バス観光
29スウェーデン・ガムラスタン・ノーベル博物館 30ガラムスタン散策・夕ご飯
31スウェーデン・ホテル・スーパー・スカイビュー  32 帰国・お土産

 


 7月11日(土)

スウェーデン ストックホルム

いよいよ、北欧旅行最後の国スウェーデンへやってきました。
国際特急SJ2000長かった~。。

フィンランドからノルウェー、そしてデンマーク、
スウェーデンは、この旅行で4各国目、最後の国となります。

ストックホルムの人口は、約90万人。
京都市の人口147万人よりもずっと少ないですよね。

それでも、スカンジナビア半島で最大の人口を誇る街だそうです。

ストックホルムの街並み

バスの窓から、ストックホルムの街を。

 落ち着いた色合いのシックな街です。

 

 建物は、やっぱりヨーロッパ的でお洒落~。

のんびりとこういう街角、歩いてみたいな~。

 

ストックホルムの市庁舎

そして、 ストックホルムの市庁舎へ到着。

ストックホルムの市庁舎は、ノーベル賞受賞者の公式晩餐会が
開かれる会場ですよ。

ストックホルムのシンボルともいえる高さ106mの展望塔と、
赤レンガの歴史を感じさせる建物。


市庁舎の中庭

市庁舎の中庭は、メーラレン湖に面していて
石畳と芝生が碁盤の目のような美しい模様を織りなしています。


私達は、市庁舎の見学の順番がくるまでここで待つことになりました。

ほら、結婚式も何組か行われているようですよ。
白いウェディングドレスの花嫁さんが何人か。。

メーラレン湖の向こうに見えるおとぎの国のような街は
旧市街地のガムラ・スタン。

リッダーホルム教会の尖塔が印象的で、ほんとまるで絵画を見ているようです。

ストックホルムは、北欧のヴェネツィアといわれるそうですが、
ほんと、その言葉が分かるような気がします。
ゴンドラの船はないけれどね。

気持ちよくて、しばらくじ~っと見つめていたい気分。

でも。。そろそろ市庁舎の見学が始まるみたいで、
集合の声がかかってしまいました。

振り返ると、市庁舎の赤レンガの建物。
今から、この中に入っていくんですよね。
 

ノーベルウィーク

ストックホルムでは、毎年、12月6日から1週間は
ノーベルウィークと呼ばれ、
ストックホルム各地で受賞記念講演や祝賀行事などが
行われるそうです。

ストックホルム大学などで、受賞記念講演をした受賞者は
12月10日(水)アルフレッド・ノーベルの命日に、
ストックホルムのコンサートホールにおいて、
ノーベル賞の授賞式に出席します。

北欧旅行のノルウェーの時にも書きましたが、
平和賞の授賞式だけはオスロの市庁舎で行われるんですよ。

北欧旅行11 ノルウェー・スターブ教会・オスロへ
北欧旅行14 オスロ国立美術館ムンクの叫びとその生涯


それ以外の5分野、物理学、化学、生理学医学、文学、経済学は、
ストックホルムのコンサートホールで授賞式が行われます。

受賞者には、賞金の小切手や賞状、メダルが贈られ、
授賞式典の模様は、スウェーデンの国営放送で
スウェーデン国内中に生中継されるそうです。

そりゃ、スウェーデンの国家的行事ですもんね。

市庁舎見学の始まり

その授賞式の後、公式晩餐会が行われるのが、
このストックホルム市庁舎なのです。

 ブルー・ホール

建物の中に入るとブルーグレー色の大理石が敷き詰められた
会場がありました。
ここがノーベル賞の晩餐会=ノーベルバンケットが行われる
ブルー・ホールです。

今は体育館のような何もないがらんとした会場ですが、
当日は、年に1回だけ、この会場一面にテーブルと椅子が
セッティングされます。

天井がブルーにライティングされるようですよ。

ノーベルバンケットには、スウェーデン国王はじめロイヤルファミリーと
受賞者など約1300名もの人が参加して、
世界で最も混み合う晩餐会とも言われているそうです。 

1901年の第1回から、北里柴三郎や野口英世など日本人が
ノーベル賞の候補としてのぼりながらも、
人種の偏見で受賞できなかったのだとか。。

 

 日本人として初めて受賞されたのは、
1949年、湯川秀樹博士でした。

その後14年間日本人の受賞はありませんでしたが
1965年物理学賞で朝永振一郎氏が、
その3年後の1968年には、文学賞で川端康成氏と続くわけです。

朝永氏や川端氏の受賞の頃は、私は小中学生でしたが、
なんだかすごい事がおこったんだな。。って
子供なりに感激したのを覚えています。

そして、2014年には3人(物理学賞で赤崎勇氏、天野浩氏、中村修二氏)
今年2015年には2人と(医学生理学賞で大村智氏、物理学賞で梶田隆章氏)
日本人はすごい快挙。

日本人のノーベル賞受賞者は24名にものぼり
非欧米諸国の中で最も多い人数だそうですよ。

アルフレッド・ノーベル肖像

ホールの壁にかかっているアルフレッド・ノーベルの横顔。
ノーベル賞の金メダルにも、この横顔が刻まれています。

紳士的でとっても素敵な方だったんですね。

 晩餐会が終わったら、受賞達はこの階段を上がり、

舞踏会の行われるゴールデン・ホールへと向かいます。

2階の会議場

でも、ゴールデン・ホールに行く前に、まずは2階にある会議場へ。
ここは、市庁舎。ですから、会議が行われるのは当たり前ですが、

その会議場が、また、すごい。。
これが、会議場?と思うような豪華な造りで重厚感に満ちています。


会議場に、豪華なシャンデリア。
天井は、ヴァイキング船の船底のつくりと同じ木組みで
できているのだとか。。

 こんなところで会議するんだ。。と、皆びっくりでした。

女性議員が半数近くもおられるそうで、

その他にも図書室や、

 談話室、

 女性議員の為の控え室もなどもあるそうです。

ゴールデン・ホール

そして、いよいよ、ノーベル賞の晩餐会後の舞踏会会場である
ゴールデン・ホールの見学です。

ゴールデン・ホールは、まさに金色に光り輝く
豪華絢爛な黄金の部屋。


正面に描かれている壁画は、「メーラレンの女王」だそうです。

この黄金の部屋には、なんと1900万枚もの金箔が貼られているのだとか。。 

 

両側の壁面にはスウェーデン1千年の歴史が
描かれているそうです。

 

この部屋で、歴代のノーベル賞受賞者が燕尾服を着て
奥様とダンスをされるんですよね~。

 

 その時の様子の写真を見つけたので、ちょっとお借りしてきました。

 

 晩餐会もそうですが、こちらの舞踏会も結構混みあっているようですね。

 

 ノーベル賞授賞晩餐会用の食器

ノーベル賞授賞晩餐会用の食器やカトラリー(食卓用のナイフ・
フォーク・スプーンなどのこと)が飾られていました。

食器は、スウェーデン王室御用達のロースストランド。
カトラリーは、1991年からは日本製の物が使われているそうですよ。

世界最大級の晩餐会で出されるお料理は、北欧の食材を使い
ノーベルディナーでしか味わえない素晴らしいお料理になっているそうです。

でも、メニューの内容は、晩餐会の時まで秘密にされているようですよ。

市庁舎地下のレストランで、ノーベル賞授賞晩餐会の再現メニューが
味わえるのだとか。。一度、食べてみたいものですよね。

ノーベル賞をかたどったチョコレートも飾られています。

このチョコレートは、市庁舎では売っていなくて、
ガラムスタンにある ノーベル博物館で買えますよ。

 

もうすぐ2015年のノーベル賞授賞式。
12月10日には、

医学生理学賞の大村智氏や、
物理学賞の梶田隆章氏も

このストックホルムの市庁舎で素敵な時間を過ごされるのでしょうね。

 

 北欧旅行28 スウェーデン・ストックホルム市内バス観光
へ続きます。

 

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