京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤ後の生活を綴っていきます。
日本ぶらり旅や、京都のおいしいお店、海外旅行にも行けたらいいけど。。

不思議な夢

2007-02-07 14:01:47 | 心に残る出来事
昔は見た夢をよく覚えていた。
でも、最近は起きた瞬間に今まで見ていた夢を忘れるようになっている。
今の今まで違う世界にいたのに、起きた瞬間まるで記憶の回路が
プチンプチンと切られていくように、あっという間に夢の世界の
事が消し去られていく。思い出そうとしてもどんどん忘れて、
結局は何も覚えていない。

現実の世界の色々な事を、どんどん忘れていく病気のドラマを
見たことがあって、その時はそれがどういう感覚なのか分からなかったけど
ひょっとしたら、こういう感覚なのかもしれないと思ったりしていた。

ところが、つい最近とても不思議な夢を見た。
そして、その夢の一部始終はなぜかはっきりと覚えているのだ。

ここからが夢の話です。

幼い頃育った家の2階の部屋のピアノの前に、
20年以上前に亡くなった父が座っている。
私は、父が亡くなっていることはちゃんと分かっていて、
だからこれは夢なんだという事も分かっている。

少し離れたところに座っている私は、
「お父ちゃん。。どうしたん。。」と言いながら
懐かしくて、手を取りにそばに行きたい。

でも待てよ。これは夢なんだから、さわってしまったら、
父は消えてしまうかもしれない。

せっかく会えたのに、ここは、落ち着いて、急いではだめだ。。と思いつつ、
やっぱり父のところへ行き、手をとってしまう。

あ~あ、父は消えちゃうんだろうなと思ったが、
父はしっかりと私の手を握り返してくれた。
私は、うそ~夢でも触れるんや。。と思いながら
本当に久しぶりの父の大きな手を握り締めている。
父は優しく笑うだけで何も話さない。

と、次の瞬間、母が私の横にいた。
母は、父との再会に驚いた風でもなく、
二人とも当たり前のようにじっと座っている。
私はそのあまりにも自然な姿に
「まさか、お母さんを迎えにきたんと違うよね」と父に言う。
父は、首をふるでもなく、頷くでもなくただじっとしている。
「もし、そうやったら、もうちょっと待っててあげてな」
と、父に言うと父は少し頷いたような気がした。

そして、次の瞬間、私達3人は私を中心に手をつなぎ
階段を下りて、一階の居間へ向かおうとしている。
右手に父の、左手に母の手を引いている私。

父が、私の手をほどいて先に居間に入ろうとした。
私はあっと思って、なぜか確信してしまう。
先に部屋に入った父は、きっと消えてしまうと。

すぐに追いかけて部屋を見たが、やはりそこに父の姿はなかった。
そのかわりに30~40代くらいのすら~っとした男の人がいて、
その人は何も言わずに家を出て行く。

私は「父がどこに行ったか知りませんか」
その人を追いかけるのだが、すぐに見失ってしまう。

と、そこで目がさめた。

不思議な夢だった。
あの時は分からなかったけど、あとで思うと
最後に会った30~40代の男の人が、
あの世の今の父の姿なんだろうか。。とか思ったりする。
ちょっとかっこよかったよな~。

私は父が母を迎えに来たのを阻止したのだろうか。。
でも、母はまだまだ元気だし。。
ま、ちょっと寂しいかもしれへんけど、もうちょっと
待っててあげてや、お父ちゃん

















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新年会 祇園 京柿

2007-02-03 23:59:46 |  京都食べ歩き
今日はちょっと遅い新年会。場所は京柿
祇園の近くで、東山通八坂通り角を
ちょっと西へいったところにある。
この八坂通りには 何軒かの由緒ある
料理屋さんが並んでいて、その一角に京柿が。
  
   
  
メンバーは次男高校時代の野球部の保護者仲間。
皆、明るく楽しく、気が合ってしまった私達は
子供の在学中から保護者の親睦会を開き、
子供が卒業した後も、それがずっと毎年続いているのだ。

ビアガーデン、忘年会、からおけ。。
いっしょに旅行に行った事も今までに3回ある。
仕事を忘れて、好きな事を言い合って楽しめる仲間達。

息子達が20歳を過ぎてからは、夏の親睦会は
親子ビアガーデンになった。
大人になった息子達といっしょにお酒を飲んで語らう。
そして、カラオケにも。
どろんこのユニホームで、真っ黒に日焼けした彼らも眩しかったけれど
大学生になって色々な勉強や人生経験を重ね、
少しずつ大人になっていく彼らもまた眩しい。


今日の新年会は親だけで京料理を味わい、楽しい時間を過ごした。
ただ、急に決まり連絡がうまくつかなかったせいか、
参加者10名とちょっと人数が少ないのが残念。。



   

   

お料理の一部。今日は節分ということで、お料理にも節分の趣が。
箱の上の料理が鬼で、箱を開けると中に福があるという設定らしい。
鬼役のお料理の上にはひいらぎの葉が飾ってある。

私はこの間からの風邪がまだ完璧には治っていず、
主人も私の風邪をありがたくもないのに貰ってくれたみたいで
二人して風邪薬を飲んでの参加。

それでもちゃんと2次会のカラオケにも行ってしまった。
「今日は早いめに帰らなあかんよな~。」
と家を出る時はお互い言っていたのに、
気がついた時には2次会行きのタクシーの中だった。

でも、久しぶりに皆と色んな話をして、歌も歌って楽しかった~
いつまでも、楽しい仲間とともに親睦会を続けていきたいな。
そして、こんな結びつきをくれた息子に感謝やな~











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ちょっと早いバレンタイン

2007-02-02 23:25:04 | 家族
ちょっと早いけれどバレンタインのチョコレートを
息子達に宅急便で送った。

息子達が幼稚園、小学校、中学校、高校時代
毎年毎年、バレンタインにチョコレートを渡した。

大学に入って息子達が一人暮らしを始めてからも、
バレンタインにもし一個もチョコがなかったら寂しいやろうしな。。
と勝手に心配して(失礼)、やっぱりチョコレートを送っている。

もちろん手作りとかそんな手の込んだものではなく、スーパーで
おばあちゃんといっしょに選んだ小さなチョコレートだけれど。

    

ダンボール箱にいっしょに詰める食品や洗剤をスーパーで買う。

レトルト食品やチンするだけで食べれるスパゲッティー類、
インスタントの丼物、野菜ジュース、お菓子などを、
あれがいいかな、これ喜ぶかな~と勝手に色々想像して
かごに入れていくのは結構楽しい。

でも、カートの上下のかごにレトルト食品や
インスタント物の山ができると、
時々、私よりも年配のおばさんに
びっくりしたようにじ~っと見られることがある。

まぁ~あの奥さん、な、なんて手抜き~とでも
思われてるかな。。とちょっと恥ずかしくなるけれど、
まっ、いいっか~

仕事が忙しくちょっと体調を崩し気味らしい長男と、
もうすぐCBTテストがある次男、
ちょっとは栄養つけて頑張ってや~


















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