京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

伏見酒蔵の町 寺田屋・十石船

2007-10-29 00:58:04 |  京都散策
10月21日(日)

歩いて出かけよう、第2弾です。
今日は、伏見の酒蔵の町に行き、十石船に乗ったり、
坂本龍馬で有名な寺田屋を訪ねたりしてきました。

自宅から出町駅まで歩き、京阪で桃山御陵前駅下車。

伏見大手筋商店街を抜け、しばらく歩いていると
黒板に白壁、土蔵造りの酒蔵が見えてきます。

伏見の酒蔵周辺は、「京都百景」の一つにも
数えられているそうで、
なかなか風情のある町並み、素敵です~。
どこからか、お酒の香りもかすかに漂ってきて、
ちょっと一杯やりたい気分?。

こちらは黄桜カッパカントリー。
昔、黄桜~のCMといえば、カッパでした。
そのカッパのギャラリーもあって
テレビでよく見た、カッパの色々な絵が飾ってあります。
ちょっとお色気のあるカッパの女性?の絵に、
「懐かしい~」
と、思わず声が出た私達。

でも、最近の黄桜のCMにはカッパが出てないので、
若い人は知らないでしょうね。




十石船

江戸時代、伏見は酒造りと淀川の水運に恵まれた
商業都市として栄えました。
当時は「三十石船」が旅人を乗せ
「十石舟」は酒や米などの資材や人を乗せて
淀川を往来したといわれています。

今は観光船として、「三十石船」と「十石船」が
運行していますが、今日、私達が乗ったのは「十石船」

十石船の方が、狭い水路もいけるし、
宇治川と濠川の水位を調整するために建造された
三栖閘門(みすこうもん)の中にも入っていけるのです。



濠川(ほりかわ)沿いの柳並木と白壁の酒蔵を見ながら
船は水面を静かに進んでいきます。


とっても風情のある景色に感激。。

深緑色の川の水と周りの豊かな緑がおりなす風景を見て、

「なんか、烏鎮の船思い出すな~。」と主人。
私も、一瞬そう思いましたが、
やっぱり烏鎮クリックしてみて下さいね。
とは全然違うけど。。。

でも、少し涼しくなった秋風を受けながら川面を
ゆったりと走るのは、本当に気持ちよかったです。



濠川(ほりかわ)を、肥後橋、港大橋とくぐり抜け、
船は伏見みなと公園へ。船を下りて休憩です。

展望台から三栖閘門が見えています。
その向こうには、伏見の町並みが。。


赤い門が水位の違う宇治川と濠川を結びつける三栖閘門

この界隈には、
酒蔵で味わう鳥料理の鳥せい本店
京町屋での豆腐料理の京町おくど十二屋
創作料理と手作り豆富の月の蔵人など
行ってみたいお店はいっぱいなのですが。。。

今日の私達のお昼はこれ。
駅の近くのお弁当屋さんで買った、
主人は日替わり弁当、私はちらし寿司です。
超ヘルシーでしょう~
休憩時間に、川風に吹かれながら食べました。



でもこのお弁当もお寿司もとってもおいしかったのです。
外で食べたせいもあるのかな~。

休憩が終ると、また船着場まで戻ります。
休憩を含めて約1時間ほどの船旅。
ワンカップのお酒のお土産付きで一人千円でした。

寺田屋

坂本龍馬の京の定宿であった寺田屋。
明治維新の「寺田屋事件」の舞台となった宿でもあります。

中は坂本龍馬一色、龍馬ファンの人には
たまらないでしょうね~。



龍馬がいつも泊まっていた部屋には、寺田屋事件の際の
刀傷や、弾痕も残っているのです。



この宿は、今も泊まれるということですが(素泊まり6500円)
寺田屋事件の時には、9名の志士が殺され、
一面が血の海となったという話を聞いてしまうと
ちょっと泊まるのは。。

誰か泊まられた方いらしたら、感想を聞いてみたいな。。

さて、帰りには、土産屋伏見夢百衆によってみました。

お店のお姉さんに

「花清水は、まぼろしのお酒になってしまいますよ。
 あともう、残り一本で終わりです。」と言われ、

今年限りで店を閉めるという「花清水」のお酒を買いました。
まぼろしとか、残り一本とか言う言葉に弱い私達です。



さて、今日もよく歩きました~。
全部合わせると、3時間近く歩いたと思います。
あ~あ、疲れた~。でも、楽しかった~。
こんな近くにこんないい所があるなんて大発見です。


今日の思い出のパンフレットや品々。
十石船で貰ったワンカップのお酒もあります。

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