京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤ後の生活を綴っていきます。
日本ぶらり旅や、京都のおいしいお店、海外旅行にも行けたらいいけど。。

5 イタリア フィレンツェ

2008-07-11 08:46:23 | 海外旅行2004 6月 イタリア・フランス

     旅の始まりはこちらから  1 イタリア ローマ
     
     旅のスケジュールは     こちら

1ローマ・コロッセオ・フォロロマーノ・トレビの泉 
2 バチカン市国・サン・ピエトロ大聖堂     
3シエナ・カンポ広場 4ピサの斜塔 
5 フィレンツェ 6ベネティア
7ベネツィアゴンドラ 8ミラノ 
9 フランスモンサンミッシェル 10メトロ・エッフェル塔
11パリ市内観光 12ベルサイユ宮殿~帰国


2004年 7月2日(金)

今日はいよいよ、楽しみにしていたフィレンツェの市内観光です。
バスを観光地近くに停める事ができない為、
バスを降りてから、添乗員さんの後を15分ほど付いて歩き、
世界遺産の街、フィレンツェにようやく到着です。

花と芸術の都 フィレンツェ

さすが、「花の都」フィレンツェ、街の至る所が花々で溢れています。



果物や野菜さえも、アートの一部のよう。。
芸術の都では、何もかもが芸術に見えてしまうのが不思議です。



ウフィッツィ美術館

イタリアの観光ガイドは、資格のある人しかできないので、
今までの観光地でも、添乗員さんがガイドをする事はできませんでした。

私達4人に対し、運転手さん、添乗員さん、現地の観光ガイドさんと、
3人の方が私達をお世話して下さっていたのです。

添乗員さんが笑いながら、

「このツァーは完全に赤字ですよ~。なんて言っていましたが、

このウフィッツィ美館前では、なんと現地のガイドさんが二人も
待っていて下さいました。

日本語を話す無資格ガイドさんが、有資格ガイドさんの下について、
私たちを案内して下さったのです。

つまり、お世話する方とされる方が4:4になってしまい。。
ラッキーだけど、なんだか申し訳ないような。。



         ウフィッツィ美術館です。

ウフィッツィ美術館は、16世紀中頃、コジモ1世が
フィレンツェ公国の役所として建てた建造物だそうで。。

海の泡から誕生したヴィーナスが貝殻の上に立つ、
有名なボッチィチェッリの「ヴィーナス誕生」が
展示されている美術館です。

やっぱり、本物を見る感動というのは大きいですね。


館内は写真撮影禁止の為、これは貰ってきた写真です。

そして、これは、ウフィッツィ美術館から見た
アルノ川にかかるヴェッキオ橋。

この橋の上には、宝石商がいっぱい並んでいるんですよ。



ヴェッキオ宮殿

14世紀後期から15世紀にかけてルネッサンス文化が花開き
メディチ家の台頭とともに隆盛を極めたフィレンツェ。

広場に面したヴェッキオ宮殿は、600年たった今でも
市庁舎として使われているそうで、驚きです。


ヴェッキオ宮殿鐘楼の高さは、94メートル。

こちらは、その市庁舎の玄関。
なんて素敵な天井の装飾~。



こんなにも豪華な文化財を、市民の日常生活の為に
使っているなんて、ちょっと日本では考えられませんね。


サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂

赤茶色の煉瓦、八角形の屋根がフィレンツェのシンボルでもある
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドゥオーモ)です。




イタリアゴシック建築を代表する建物と言われているドゥオモ。
花の聖母寺院とも呼ばれています。



白大理石を基調に緑、ピンクの大理石によって装飾されている
ドゥオモの美しさは目を見張るばかり。。



今日本で、岐女短の女子学生や、京産大の男子学生、
はたまた、どこかの野球部の監督さんまでもが、
壁に落書きをしたといって、問題になっているのは
この大聖堂なんですよ。

こんなに素晴らしい聖堂に落書きなんて。。
あまりにも大人気ない行動に、同じ日本人として
とっても残念な気がします。。。

でも。。正直言って、イタリアは至る所が落書きだらけでした。
さすがに世界遺産級の建物には、あまり見かけませんでしたが
町の壁なんか、これでもか~っていうくらい落書きがありました。

日本人も、もちろん反省して、今後こういうことがないように
気をつけないといけないと思いますが、

イタリアの人も、せっかく素晴らしい文化遺産に囲まれて
暮らしているのですから、
落書きに対して、もう少し厳格な気持ちを持ってもらえたらなって。。
そう、思いました。



さて、いつまでも、いつまでも見ていたい気分ですが、
これから昼食まではフリータイム。

待ち合わせ場所を決めて、買い物に出かける事になりました。



フィレンツェは露天商も有名。
皮の鞄、服、靴、雑貨などが結構安価で売られています。



フェラガモ本店

途中、新婚さんにばったり会って、いっしょに
フェラガモ本店に行く事になりました。
フェラガモの本店はフィレンツェにあったんですね。知らなかった。。

アルノ川沿いにあるフェラガモ本店。



中に入ると、背の高いすらっとしたモデルさんのような
イタリア人の若い女性が対応してくれました。

私が鞄を見ていると、彼女が、さっとその鞄を取り出し、
自分で持って、素敵でしょう~と言うように見せてくれます。

白いシャツに黒いパンツスーツのすらっとした彼女が持つと
もう、とっても素敵に見えて。。。



。。という訳で、右側の鞄、今、うちの家のクローゼットに
ちょこんと収まっています。

今日の昼食はピザ。
お店の窯で焼いた、大きなあつあつのピザが一人一枚。
冷たいビールに、チーズたっぷりのピザ、おいしい~。

続いて、ポーク、ポテト、アイスクリーム。。
もう、お腹いっぱいです。



ミケランジェロ広場

バスでミケランジェロ広場にやってきました。
小高い丘の上にあるこの広場からは、
フィレンツェの街並みが一望できるのです。

花の聖母寺院のクーポラが見えます。
その左側には、ジョットの鐘楼(ドゥオモの一部)も見えています。



絵葉書で見たことのある、絵葉書そのままのフィレンツェの姿が
眼下に広がっています。うわ~っと、もう感激でした。

ベニスへ

途中、免税店に寄ったりしながら、バスで約3時間、
ベニスのホテルに到着しました。



こじんまりとした、アットホームな感じがする可愛いホテルです。 

ワインと、バジルソースのパスタ、地中海シーフード、
ポテト、ティラミスの夕食を終えた後、主人と二人で
近くのお店に、ジェラートを買いに出かけました。

町のジェラート屋さん

小さなかわいい、町のジェラート屋さん。

「チャオ~」「チャオ~」とお店に入っていくと、
「チャオ~」と、お店のおじさんもにっこり。


色々なジェラートがいっぱいあって、何にしようかな~。
レモンを指差して、「ウノ、ペルファボーレ」(一つ、どうぞ。)
青りんごを指差して、「ウノ、ペルファボーレ」


いくらですかのイタリア語は忘れてしまって。。
「How much ?」


ジェラートを一つずつ貰って、「グラ~ツェ」(ありがとう。)
そして、最後は 「アリベデルチ~」 (さようなら)

ご主人も、「アリベデルチ~、○#△#○*#▽#*~~」
最後になんか言ってくれたけど、それはわからずじまい。。

でも、こんな簡単なイタリア語で、ジェラート買えました。嬉しい~。

シエナのパリオ

ホテルに帰って、テレビをつけると、シエナの映像が。。
7月2日。。。今日がシエナのパリオの日なのです。

昨日見たシエナのカンポ広場に人が溢れ、
本当に裸馬が走っています。

 このすごい人、人、人。


いつか、シエナにゆっくり滞在して、このパリオも見てみたいね~

そんな話をしながら、イタリア語でぺらぺらっと話す、
ニュース番組の映像を見ていました。

でも、それまでに、ちょっとイタリア語勉強しないとな~。。


さぁ、明日はベニス観光、ゴンドラにも乗ります~。


   6 イタリア ベネティアへ続きます)


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12 コメント

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映画の・・・ (くまこ)
2008-07-05 12:27:29
ワンシーンの中に入ってしまったみたいですね、
生活の中に美的センスが溢れているんですね❤
たんぽぽさんがきっとこの街で、幸せそうな顔で
笑っておられたんだろうなぁ~と思いました。

超VIP待遇の観光ガイド、1人に1人はさすがに
有りがたいというよりも恥ずかしさもありますよね。
申し訳ないって思われる奥ゆかしいたんぽぽさんは
やっぱり私の憧れの女性です(*^.^*)

イタリアは落書きが多いんですね、
それはとっても悲しい事ですね・・・
日本ではこれをきっかけに落書きが減ることを祈ります。

フェラガモバック、クローゼットから出てお出かけ
されているのかしら?
旅行の大切な思い出が詰まったバッグ、サイズも
日本人に合いそうで素敵です❤
返信する
Unknown (ryuji_s1)
2008-07-05 12:51:26
フィレンツェ

素敵な都市ですね

街も綺麗ですし歴史を感じます
お料理も美味しいですね
返信する
こんにちは~! (kazu)
2008-07-05 14:29:09
ボッチィチェッリの
ヴィーナスの誕生見られたんですね。
いいですね~!
その目を譲って欲しいです(笑)

ほんとに素敵な街、
きっと夢見心地だったでしょうね。
落書きは悲しいですね。
素晴らしい文化遺産も
だいなしになってしまうのに。
返信する
Unknown (バルおばさん)
2008-07-05 23:11:30
どれを読んでも、どの写真を見ても素晴らしい
たんぽぽさんの記事ですが、ベッキォ橋に特に興味が。
18世紀を舞台にしたちょっとクセのある?フランス映画にこんな橋が使われていたんです。
あら~、まだこういう橋が残ってるんだ、とビックリです。
返信する
だんだん… (ちゃこママ)
2008-07-06 01:41:09
たんぽぽさんのどの写真、どの文章も素晴らしくて
(↑バルさんと一緒(笑))
だんだんイタリアに行きたくなってます

私、若い頃は外国はあまり行きたいと思わなかったのですが
今になって だんだん心が動いてます
たんぽぽさんの文章に惹かれてるのでしょうね♪

それにツアーは忙しいイメージしかなかったのですが
こんな優雅なツアーもあるんですね

たんぽぽさん昨日の 
↓ ビサの斜塔をしっかりさせてられますね
ご主人より軽々と…(笑)
てなわけはないですよね(笑)

まだまだ続きがあるのが楽しみですう~







返信する
フィレンツェ (ukyou)
2008-07-06 22:33:37
どれもこれもすばらしいですね~。。何か同じ歴史の町 京都人として恥ずかしいような気がします。先日テレビでイタリア人の学者さんが話していましたが 日本人の落書きに於ける処罰に驚いておられました。当然 どこに国でもやってはいけないことだけどイタリア人は諦めの境地だそうです。国籍は関係なく一人一人の人間として大人気ない行動は慎むべきですよね。
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くまこさんへ (たんぽぽ)
2008-07-06 23:20:08
こんばんは

いつもいつも、ブログを読んでいただき、
コメントもありがとうございます。

芸術の街、フィレンツェ。。
何もかもが、芸術的で、ほんと素敵な街でした。

くまこさんに憧れの女性なんて言ってもらえて、
もう、どうしていいやら。。オロオロ。。

本当に憧れてもらえるような、そんな女性に
なれればいいのですが。。

イタリアの落書きは、ほんと驚きでした。
こんな綺麗な街なのに、どうして。。と
思うことが多かったです。

今回の事件がきっかけとなって、イタリアの
落書きが減っていってくれるといいですよね。

フェラガモのバックは、何回か使いましたが、
そういえば。。最近はクローゼットの中で
眠ってますね~。
また、起こしてあげないと。
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ryuji_s1さんへ (たんぽぽ)
2008-07-06 23:35:15
こんばんは

お久しぶりですね。
ブログ読んでいて下さってありがとうございます。

イタリア料理に詳しい、ryuji_s1さんなら、
フィレンツェの街も、よくご存知なんでしょうね。

イタリアの料理は、どこでもおいしかったです。

返信する
kazuさんへ (たんぽぽ)
2008-07-07 00:25:39
こんばんは

絵画を見たり、絵を描いたりすることの好きな
kazuさんなら、イタリアはきっと、
宝の山の国だと思います。

なんといっても絵画がガラス張りでなく、
そのまま目の前に見れるのですから。。

絵の具の盛り上がりなども、そのまま伝わってきます。

素人との私でも、本物を前にすると、
やっぱり感動でした。

落書きは、本当に残念でした。
観光客、イタリア当局、イタリア国民
みんなの意識改革が必要ですよね~。

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パルさんへ (たんぽぽ)
2008-07-07 00:32:07
こんばんは

フランス映画にベッキォ橋が。。
どんな映画か、ちょっと見たい気がしますね~。

古い建物を、ただの文化財とせずに、
今でも使っているというのも、すごい~
思いました。
日本じゃ、考えられないよね。
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