森人 もりと

森では人も生きものも ゆっくり流れる時間を生きています

2015-09-22 | 日記
 
 
 お彼岸に入って、野の花はすっかりなくなり、変わって木の実が色鮮やかになっ
てきました。







 近くのクルミは今年も豊作で、鈴なりの実が一つづつ落ちてきてポンと音をたて
ます。すると「待ってました」とばかりに、草むらからリスたちが現れてサッと持
ち去ります。食べ物のない冬の保存食として、場所を決めて埋めているのです。
 一週間ほどで全部きれいになくなりました。オッチャンの入り込むすきなどあり
ません。新参者は静かに小さく生活しています。

 

 今年生まれた三羽のコガモたちは、だいぶ大きくなりました。渡りの季節が近づ
いているから、お母さんの教育も熱が入ります。



 日一日と深まる秋、一雨毎に変わる森の色、大自然の変わり舞台です。


                               動(yurugi)


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