森人 もりと

森では人も生きものも ゆっくり流れる時間を生きています

2016-02-19 | 日記


 「炎が好きなんです」と言うと、ちょっとおかしな人と思われてしまいます。
 「薪ストーブや 何十年も前の石油ストーブを騙し々使っています アルコールラ
ンプも使いますよ」と言ったものなら、完全に変人のレッテルを貼られて、それ以降
誰も口をきいてくれません。

 炎を見ていると妙に落ち着くのです。ゆらゆら揺れる形や色、ちょっとした風で劇
的に変化する炎の動きが、時を忘れて無心になれるのです。それに薪の燃える音や匂
い、アルコールの香りも好きです。灯油や蝋燭の匂いだって嫌いではありません。
 「要するに暇なんですよ」とバカにされるのですが、やめられません。

 炎の出る器具に出会うと、ついつい買ってしまいます。若いころに大変なおもいを
して外国から持ち帰ったものもあります。他人が見たら、ただのガラクタに過ぎない
のですが自分にとっては、想い出の湧き上がる懐かしい炎です。
 世の中には美しいものがたくさんあります。炎もその一つです。できれば一生観続
けていきたいものです。

 「年をとったら危ないから、ガスコンロはできるだけ電磁にしてくださ~い」と言
われて久しいのですが、ぜんぜんその気はありません。
 世の中がIoTに向かう中で、オッチャンのライフスタイルはまだまだ続きます。


                             動(yurugi)




 
 
 

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2 コメント

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炎ねぇ~ (katsumi)
2016-02-20 12:00:35
昔の石炭ストーブ・薪ストーブ
本当に懐かしい響きです・・・・
北国での石油ストーブはほとんど経験がなく
友の家に行ってもなかなかなつけない.

昔の真っ赤になったストーブをもう一度見てみたいな!

そちらも日に日に春に向かっているようですね
10月には同期会があり函館に行く予定
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こんにちは (動(yurugi))
2016-02-20 19:09:44
 さすがにあの真っ赤になるダルマストーブは、うちにもありません。
 一年中使うのは石油ストーブです。夏でも何度か火をつけます。今時は薪がメインです。一冬分の薪を、夏場からコツコツ作り溜めるのが大仕事です。

 陽はだいぶ長くなったのですが、まだ見渡す限り真っ白の世界です。北側の窓も去年から雪で埋まったままです。三月に入れば少しは春めいて来るかと、期待しています。
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