森人 もりと

森では人も生きものも ゆっくり流れる時間を生きています

大雪と寒い師走

2022-12-21 | 日記


 雪降りと寒さが続いています。
 そして、今年は去年よりかなり多い降雪量です。
 東北や新潟では、豪雪で大変なことになっていますね。
 それから見たらずいぶん楽ですけど。
 
 早くも明日22日は冬至です。
 わずかながらも、昼が長くなると思うと嬉しいです。
 北海道でも昔から冬至にカボチャを食べます。
 ただしカボチャ甘煮ではなく、おしるこにカボチャを入れて
 いただきます。
 ほくほくカボチャは形が崩れなくて、ほどよくおしるこに
 なじんでけっこう美味なのです。
 たぶん体が温まるので、これを考え出したのでしょう。
 北海道人の知恵ですね。



 先日のニユースで、道南地域は人口減少が激しく、近い将来消滅の
 可能性のある自治体がいくつもあり、その名前があがっていました。
 町がなくなるとは、想像しにくいことですが、近隣の町と合併して
 いくのでしょうか。
 あるいは、まったく消滅して廃墟になるのでしょうか。
 消滅町村、とでもいうのでしょうか。

 一方、同じニュースで世界の人口が80億人になったとのことです。
 これにはアフリカ諸国の人口増加が大きく影響しているそうで、特に
 二ジェールの女性は一人で7人の子どもを産むそうです。
 そして今後さらに増え続け、57年後には104憶人に達するそうです。
                           (国連予測)
 そうなると世界は地球温暖化に加えて人類の食料確保が深刻な問題に
 なります。
 戦争も今のような領土拡張のためではなく、食料を奪い合うものに
 なるかもしれません。
 人類は、太古の姿にもどるのですね。

 日本は今世紀末に4771万人になるそうです。(総務省中位推計)
 今世紀末といえば遥か先のことかと思いますが、77年後ですから
 今の小さな子たちが我々ぐらいになった時のことです。
 すぐにきます。
 この人口ですと、明治期と同じぐらいですから、食料の自給はできます。
 そして、ほぼ年寄りがいなくなっていますから、人口の年代構成も
 すっきりとバランスのいいものになります。
 ちょうどヨーロッパの国々と似た規模の、内容の良い国になると思います。
 観光、工業、農漁業、教育を基幹とした落ち着いたものになるでしょう。
 ただし、途中で戦争になったらダメですね。
 
 マスコミはなぜか悲観的な地球の将来像しか伝えません。
 それは、ある種の警告としての役割なのかもしれませんが、庶民の生活は
 明治時代より良くなっていることは確実です。
 今の小さい子たちが年寄りになるころには、もっと楽しく暮らせる
 ようになってほしいです。