昔に出会う旅

歴史好きの人生は、昔に出会う旅。
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奈良時代の「隼人の楯」が再現

2007年01月11日 | 九州の旅
写真は、隼人町立歴史民俗資料館に展示されていた「隼人の楯」です。
平城宮の役所跡の井戸枠に使われていた16枚の板が、「延喜式」記されている「隼人の楯」と分かり、再現されたものです。
「延喜式」は、奈良時代の法律「養老律令」の施行細則で、その中に「兵部省・隼人司」と言うお役所がありました。隼人は、隼人司に管理され、朝廷の重要な儀式に刀・槍・楯を装備して参列したようです。
逆S字模様は、鹿児島の縄文時代の土器の模様にも見られるそうで、どことなく南の島の文化を感じます。


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