写真は、隼人町立歴史民俗資料館に展示されていた「隼人の楯」です。
平城宮の役所跡の井戸枠に使われていた16枚の板が、「延喜式」記されている「隼人の楯」と分かり、再現されたものです。
「延喜式」は、奈良時代の法律「養老律令」の施行細則で、その中に「兵部省・隼人司」と言うお役所がありました。隼人は、隼人司に管理され、朝廷の重要な儀式に刀・槍・楯を装備して参列したようです。
逆S字模様は、鹿児島の縄文時代の土器の模様にも見られるそうで、どことなく南の島の文化を感じます。
平城宮の役所跡の井戸枠に使われていた16枚の板が、「延喜式」記されている「隼人の楯」と分かり、再現されたものです。
「延喜式」は、奈良時代の法律「養老律令」の施行細則で、その中に「兵部省・隼人司」と言うお役所がありました。隼人は、隼人司に管理され、朝廷の重要な儀式に刀・槍・楯を装備して参列したようです。
逆S字模様は、鹿児島の縄文時代の土器の模様にも見られるそうで、どことなく南の島の文化を感じます。