9月26日に行った、四国カルストの続きです。
前回は、姫鶴平から東の天狗荘まで、道路沿いの美しい景色を掲載しましたが、今回は、道路沿いのスポット、散策などを掲載します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/de/02e300fd7d80d403a6751d8389bc39a1.jpg)
「地芳峠」[じよしとうげ]付近の道路南側に土佐藩の「唐岩番所跡」の案内板がありました。
前回掲載の地図にある⑤の場所で、国道33号から分かれ、国道440号をを南下、「地芳峠」から「四国カルスト」の道に入り、東に少し進んだ辺りです。
右カーブの先に岩の一部が見えていますが、全体はとても大きな岩でした。
東の「天狗荘」の隣にある「カルスト学習館」のビデオ説明では、「唐岩番所跡」の検問を逃れて土佐藩から脱出する者を捕えて死刑にし、見せしめに死体をこの岩に吊るしてしていたそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/ad/420e590e7f6856d04f42b165adc633bc.jpg)
案内板には「唐岩番所跡」の場所が書かれてなく、すぐ横の草むらだと思い写真に収めておきました。
「唐岩番所跡」は、土佐藩が伊予藩との陸路の境などに往来の検問をした施設で、18世紀の土佐藩には往来の増加もあり、番所は実に80ヶ所まで増えたそうです。
坂本竜馬たちの脱藩にもこのような番所の検問から逃れる危険な道中だったものと思われます。
■「唐岩番所跡」の案内板を転記します。
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唐岩番所跡
宝永元年(1704)唐岩番所として設けられ、厳冬積雪以外は下方の永野口番所より出張して番役を勤めた。
当時、番屋、便所、物置などがあり、庭前に池を配して防風用の樹木もあった。
現在は、敷地の一部と自然の築山も変形して少し残っている。
昭和58年度
高知県文化財保存事業
檮原町教育委員会
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/76/b9dac521356353bb96729cca0f1b7326.jpg)
姫鶴平の展望台に登る道の下に赤いトラックが駐車し、木の実の人形を販売していました。
姫鶴壮の向かいにあります。
写真右手に見える男性が店主のようで、一人の小学生を相手に手作り教室をやっているところでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/e6/0e570c2ecf55c0c6bc5852cad94f7669.jpg)
トラック荷台に色々な木の実の人形が陳列されていました。
素朴で可愛らしい人形です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/ae/7d87bd06327fd26362ad2c9c1a7d2455.jpg)
五段城を少し東に走った道路南側に散策路があり、歩いて行きました。
ススキの散策路先の小高い丘の上にあづま屋がありますが、その左手に天狗高原の頂上が少しのぞいています。
11:30頃でしたが、次第に雲間が増えて日が陰る場面が増えてきました。
五段城と、天狗トンネルの間の道路脇に十数台の駐車場があり、散策路を南に進んだ場所です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/1c/248b50571afcbb990a2d250cf65f4019.jpg)
あづま屋から更に南に歩いた場所にコンクリートで造られた展望台があり、その下には人が入れるような場所になっていました。
鹿児島県の桜島で見た避難所を思い出しました。
左手から展望台に上がって行きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/dc/9a99eddf129ea1a0daa484d6a9535a45.jpg)
展望台の上から南(高知県)側を見た景色です。
コンクリートの周りは、岩で囲ってあり、転落防止の柵としているようです。
やっぱりこの下は避難所だったのでしょうか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/18/935ef3c82070d6ef526f46ec3d53748e.jpg)
展望台から見下ろした景色です。
天狗荘から分かれた道が、高知県側に続いています。
四国の高い山の雄大さには感動します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/fe/8ec2bb8af7b008a90fcccc70d7830e29.jpg)
散策路から見た「五段城」で、尾根の少し手前が道路です。
右手は晴れ間、手前から左手は曇って、天気がめまぐるしく変化しています。
四国カルストの秋は、このススキが一番の景色のようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/a9/350a7b68e19bea70d63e767b81c8976e.jpg)
二人共、それぞれ一眼レフカメラを持ち、本格的に撮影されていました。
お話を聞くと絶滅危惧種の「ヒメヒゴタイ」の花が咲いていて、撮影しているとのことでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/1e/5c715c90fb7a6939882b1b90ebe1c357.jpg)
これが、教えられた「ヒメヒゴタイ」の花で、遠目にはアザミの花にも見えます。
一本の茎の先が枝分かれし、先端に数個の球形の花が付いていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/4e/87c36a834ee5f23be39d3dc34c991308.jpg)
天狗荘の西隣に「カルスト学習館」があり、立ち寄りました。
ここでは「四国カルスト」についてビデオや、写真などで分かりやすく説明されています。
最初にここで予備知識を得て「四国カルスト」を見て回ると分かりやすいと思います。
特にカルスト地形が出来るプロセスを図解で説明されており、理解できました。
又、ここから山中を東に歩いた場所に天然記念物の地割れ「大引割」「小引割」があることがビデオで紹介され、興味深く見せて頂きました。
前回は、姫鶴平から東の天狗荘まで、道路沿いの美しい景色を掲載しましたが、今回は、道路沿いのスポット、散策などを掲載します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/de/02e300fd7d80d403a6751d8389bc39a1.jpg)
「地芳峠」[じよしとうげ]付近の道路南側に土佐藩の「唐岩番所跡」の案内板がありました。
前回掲載の地図にある⑤の場所で、国道33号から分かれ、国道440号をを南下、「地芳峠」から「四国カルスト」の道に入り、東に少し進んだ辺りです。
右カーブの先に岩の一部が見えていますが、全体はとても大きな岩でした。
東の「天狗荘」の隣にある「カルスト学習館」のビデオ説明では、「唐岩番所跡」の検問を逃れて土佐藩から脱出する者を捕えて死刑にし、見せしめに死体をこの岩に吊るしてしていたそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/ad/420e590e7f6856d04f42b165adc633bc.jpg)
案内板には「唐岩番所跡」の場所が書かれてなく、すぐ横の草むらだと思い写真に収めておきました。
「唐岩番所跡」は、土佐藩が伊予藩との陸路の境などに往来の検問をした施設で、18世紀の土佐藩には往来の増加もあり、番所は実に80ヶ所まで増えたそうです。
坂本竜馬たちの脱藩にもこのような番所の検問から逃れる危険な道中だったものと思われます。
■「唐岩番所跡」の案内板を転記します。
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唐岩番所跡
宝永元年(1704)唐岩番所として設けられ、厳冬積雪以外は下方の永野口番所より出張して番役を勤めた。
当時、番屋、便所、物置などがあり、庭前に池を配して防風用の樹木もあった。
現在は、敷地の一部と自然の築山も変形して少し残っている。
昭和58年度
高知県文化財保存事業
檮原町教育委員会
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/76/b9dac521356353bb96729cca0f1b7326.jpg)
姫鶴平の展望台に登る道の下に赤いトラックが駐車し、木の実の人形を販売していました。
姫鶴壮の向かいにあります。
写真右手に見える男性が店主のようで、一人の小学生を相手に手作り教室をやっているところでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/e6/0e570c2ecf55c0c6bc5852cad94f7669.jpg)
トラック荷台に色々な木の実の人形が陳列されていました。
素朴で可愛らしい人形です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/ae/7d87bd06327fd26362ad2c9c1a7d2455.jpg)
五段城を少し東に走った道路南側に散策路があり、歩いて行きました。
ススキの散策路先の小高い丘の上にあづま屋がありますが、その左手に天狗高原の頂上が少しのぞいています。
11:30頃でしたが、次第に雲間が増えて日が陰る場面が増えてきました。
五段城と、天狗トンネルの間の道路脇に十数台の駐車場があり、散策路を南に進んだ場所です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/1c/248b50571afcbb990a2d250cf65f4019.jpg)
あづま屋から更に南に歩いた場所にコンクリートで造られた展望台があり、その下には人が入れるような場所になっていました。
鹿児島県の桜島で見た避難所を思い出しました。
左手から展望台に上がって行きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/dc/9a99eddf129ea1a0daa484d6a9535a45.jpg)
展望台の上から南(高知県)側を見た景色です。
コンクリートの周りは、岩で囲ってあり、転落防止の柵としているようです。
やっぱりこの下は避難所だったのでしょうか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/18/935ef3c82070d6ef526f46ec3d53748e.jpg)
展望台から見下ろした景色です。
天狗荘から分かれた道が、高知県側に続いています。
四国の高い山の雄大さには感動します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/fe/8ec2bb8af7b008a90fcccc70d7830e29.jpg)
散策路から見た「五段城」で、尾根の少し手前が道路です。
右手は晴れ間、手前から左手は曇って、天気がめまぐるしく変化しています。
四国カルストの秋は、このススキが一番の景色のようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/a9/350a7b68e19bea70d63e767b81c8976e.jpg)
二人共、それぞれ一眼レフカメラを持ち、本格的に撮影されていました。
お話を聞くと絶滅危惧種の「ヒメヒゴタイ」の花が咲いていて、撮影しているとのことでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/1e/5c715c90fb7a6939882b1b90ebe1c357.jpg)
これが、教えられた「ヒメヒゴタイ」の花で、遠目にはアザミの花にも見えます。
一本の茎の先が枝分かれし、先端に数個の球形の花が付いていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/4e/87c36a834ee5f23be39d3dc34c991308.jpg)
天狗荘の西隣に「カルスト学習館」があり、立ち寄りました。
ここでは「四国カルスト」についてビデオや、写真などで分かりやすく説明されています。
最初にここで予備知識を得て「四国カルスト」を見て回ると分かりやすいと思います。
特にカルスト地形が出来るプロセスを図解で説明されており、理解できました。
又、ここから山中を東に歩いた場所に天然記念物の地割れ「大引割」「小引割」があることがビデオで紹介され、興味深く見せて頂きました。
四国は、なかなか行く機会が作れません。
再来年には、行ってみたいです。
(来年の旅行地は決まっているので)
いい所なのでしょうね。
四国の山は急峻で、雄大な景色がいいですね。
私は自然と、歴史のスポットを組合せた旅行が好きです。
四国カルストと同様、車で楽しめる尾根沿いの道では瓶ヶ森(2009-07-20掲載)も素晴らしい景色でした。
又、昨年秋に行った剣山(2008-10-20掲載)も登山リフトに乗るだけでも絶景が楽しめますよ。
ぜひ、楽しい旅行プランを練って下さい。
このブログも来月で3年になりコメントます。
画面左上の「カテゴリー 妻の油絵」に3年間の絵を掲載しています。
これからも時々見て下さい。