妻の油絵「ひまわり」です。
夏の炎天下に咲く「ひまわり」の力強さを感じます。
花を取り囲むように薄い黄色が背景に塗られ、オーラのように見えるためでしょうか。
ところで、子供の頃の「ひまわり」を思い起こすと、背の高さを超える大輪の花が浮かんできます。
最近では、各地で作られる観光用のひまわり畑や、家庭の庭でも背の低い小さな花しか見かけなくなり、この絵でも同様です。
しかし、巨匠ゴッホの花瓶に挿された「ひまわり」も同じような大きさで、昔から小さな「ひまわり」はあったようです。
「ひまわり」の品種に興味が湧いて調べていたら「画家シリーズ」と称してゴッホ、ゴーギャン、モネ、マティスなどのひまわり絵のイメージを模した品種が「サカタのタネ」で開発され、販売されていることを知りました。
なかなかお目にかかれない巨匠たちの名画の雰囲気を数百円のタネを蒔いて楽しむ着想にも大いに拍手を送りたいものです。