昔に出会う旅

歴史好きの人生は、昔に出会う旅。
何気ないものに意外な歴史を見つけるのも
旅の楽しみです。 妻の油絵もご覧下さい。

宇宙科学から生まれた折り紙「ミウラ折り」

2006年12月02日 | 日記
写真は折りたたんだマップを横から写したものです。簡単に折りたたんでしまいます。
折りたたんだ厚みが意外に薄くなるのも驚きです。折り目が重なっていないためです。

ミウラ折りは人工衛星の太陽電池パネル、アンテナなどをシート状に作って折りたたみ、宇宙で広げて使ったり、再度折りたたんで収納するために考えられたそうです。
三浦公亮さん(東京大学名誉教授・文部省宇宙科学研究所)が発明したとのことです。

登山、町並み散策、イベント会場などで持ち歩き、ワンタッチで開閉するマップなどで利用が始まっているそうです。

ミウラオリに興味のある方は、以下のサイトをどうぞ(携帯からはムリかも)
<地図をミウラ折りにしてみよう>
http://homepage.mac.com/kamenoseiji/MountNotes/Miura_Fold.html
<ミウラ折りとは>
http://www.orupa.co.jp/miura_frame.html

これが飯南町の琴引山のイラストマップです

2006年12月02日 | 日記
広げた状態のマップの写真です。
右上と、左下に名刺サイズの表紙が貼り付けられています。
地図には琴引山の登山コース(頂上まで90分)と、琴弾山神社・大神岩・穴神岩などがイラストと付きで案内されています。
巨岩にはさまれた参道の奥にある琴弾山神社には大国主命が祀られ、大神岩の洞窟には大国主命の弾いた琴が納められていたと伝説にあるそうです。<ぜひ行ってみたい>
裏面は「赤名宿散歩マップ」になっています。世界遺産候補の石見銀山から尾道まで銀を運んだ道を「銀山街道」と言いますが、赤名はその宿場町だったそうです。

実は、今年9/23・24、石見銀山、三瓶小豆原埋没林、須佐之男命の御終焉の地と言われる須佐神社、板屋Ⅲ遺跡発掘のきっかけとなった志津見ダム建設現場、赤名湿地性植物群落など「銀山街道」をたどってドライブ旅行をしました。

驚きの「折りたたみマップ」をゲット

2006年12月02日 | 日記
昨日、島根県飯南町から「琴引山のイラストマップ」(写真右)が、観光パンフレットを添えて送られて来ました。
マップは、名刺サイズに折たたんであり、裏表の表紙部分を両手で持ち、手を広げるとマップがさっと広がります。手を近づけると自然に折りたたんでしまいます。
実に驚きです!
表紙の裏には「ミウラ折り」とあり、特許番号まで書かれていました。
縄文時代の稲作を調べていた時、「飯南町の歴史と文化」のホームページに「先着30名様にプレゼント」の案内があり、申し込んで頂いたものです。
琴引山は、国道54号線を広島県から島根県に入った飯南町にある山で、出雲風土記にも登場し、古代から神の山として知られています。
又、この町の板屋Ⅲ遺跡からは約1万年前の縄文土器や、稲モミの跡のついた縄文土器が発掘されています。