加賀の旅人

郷土の凧と歴史の狭間に埋もれた凧の歴史を尋ねる旅人です。

垂れ幕凧の新調(4)

2018年02月23日 | 3・11 凧絆プロジェクト

平成30年2月 蛍光緑のポスターから―が入荷したとのことで取りに行き、早速垂幕の文字に色入れををしました。
出来上がった色相に納得できなかったので、再度加筆をすると色相も良くなりました。







今回新調した垂れ幕は日本の文字の下部に日章旗を書いたので長さが8.5mとなりました。
三角トップ+垂幕+吹流しで全長は11m位になります。
今まで飛揚できた風速はおよそ5m以上であったと思います。
三角TOPはゲリラカイトの構造に近く、凧に反りを付けてないので風が弱くなると降下してしまいますが強い風では安定して飛揚してくれます。

この垂れ幕凧を各所の凧揚げ大会で飛揚させていても、マスコミは取り上げてくれたことはありません。
最初は物珍しく見ていたのですが、最近は見向きもしない人が多くなりました。
人々の記憶からあの震災の記憶が無くなりつつあるのかも知れません。
人々の記憶が風化しないようにこれからも、この垂れ幕凧を飛揚させていきたいと思っています。

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