加賀の旅人

郷土の凧と歴史の狭間に埋もれた凧の歴史を尋ねる旅人です。

2016年北海道旅行(8)

2016年08月25日 | 旅行
平成28年7月22日 富田ファームから美瑛の拓真館へ向かう途中の風景を撮影しました。
今まさに麦秋で黄色い麦の穂が風にそよぎ、広大な麦畑の向こうに遠くの山並みが続いています。

(麦秋の畑)

(麦秋と赤い家)
拓真館には多くの観光客が訪れていました。
拓真館は美瑛の四季を写真に収めた前田真三の個人ギャラリーで、多くの、四季の写真が展示されています。館内は撮影禁止となっていますが、パネルの前で写真を撮る人も中にはいるとの話でした。

(拓真館)

拓真館の写真に感化され、私も近くの風景を撮りました。
プロのカメラマンだと同じポジションでももっときれいな写真になるのでしょう。

(美瑛の風景)

(美瑛の風景)

昨年は曇り空で空の雲の色が映り込んだような良い条件ではありませんでした。
今回はきれいな水の色が見たくて「青い池」ほ訪ねました。
ここにも多くの観光客が訪れていました。中でも聞きなれない言葉が飛び交い、自撮り棒を振り回している団体が目に付きます。

今日は空には雲がありますが、青い空も覗いているので期待できます。
池のそばに来ると本当に池の水が青いので驚きでした。
思わず何枚もシャッターを切りました。
この池は偶然出来た人造湖ですが、化学反応で出来るコバルトブルーの水の色はとても神秘的で、見る人を魅了しています。
今回は本当に青い池を見ることが出来ラッキーでした。



池の端に行くと堰堤があり池の水がそこから流れ落ちていました。
案内板では十勝岳の噴火による泥流を防止する砂防設備の堰堤だそうで、その堰堤に溜まった水が池となったと書かれていました。

(美瑛川の堰堤)


(青い池の説明)

旭川に隣接している当麻に 健康福祉施設 「ヘルシーシャトー」があります。
この入浴施設は浴槽内に長万部二股ラジウム温泉鉱石を敷き詰めてあり、肌に柔らかい泉質となっているそうです。
入浴料は500円でしたが、効能書き通り良い入浴施設でした。
この後、旭川の道の駅で車中泊ですが、キャンピングカーや車中泊の車がびっしり止まっています。
私達も何とか空きスペースに入れてもらい車中泊となりました。
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2016年北海道旅行(7)

2016年08月17日 | 旅行
平成28年7月22日 道の駅チロルの湯の午前6時30分は17℃で肌寒い気温ですが天気は曇りです。
車中泊の車は10台位で駐車場の広さの割には少ない感じです。

(道の駅チロルの湯の気温)

(道の駅チロルの湯の車中泊車両)

今日は富良野から美瑛の観光です。この時期北海道で最も観光客が立ち寄る場所です。
私達も北海道に来るたびに立ち寄る場所です。

中富良野の町営ラベンダー園に着いたのは9時前でした。
このラベンダー園には北星山の山頂まで観光リフトで登れます。往復で300円です。
山頂までラベンダー、ひまわり、マリーゴールド、サルビアなど色とりどりのお花畑が広がり、リフトからの眺望が楽しめます。

(町営ラベンダー園)

(ラベンダー)

(観光リフト乗り場)

(リフトからの眺め)

(山頂からの眺望)

次に向かったのは富田ファームです。
休日ともなると富田ファームへは多くの観光客で駐車場に入るのに苦労するのですが、今日は平日ですが多くの観光客で賑わっていました。

(富田ファーム)
花畑に入るとラベンダーの香りが香ります。

(花畑)

(花畑)
この園内の車両のナンバープレートは「39」の車両が沢山いますが、オーナーの希望ナンバーで皆さんにサンキュー(ありがとう)という意味だそうです。

(39のナンバー)

     ――― 続く ―――
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2016年北海道旅行(6)

2016年08月11日 | 旅行
平成28年7月21日 風Wとままえ道の駅を出発し、道の駅「おびら鰊番屋」に立ち寄りました。
昨年4月にリニューアルオープンしていましたが、オープン後初めて立ち寄りました。
道の駅の開館時間の9時前に着きましたが、店の中では開店準備で忙しく働いています。
敷地の中には重要文化財 旧花田家番屋があり、石川県からも多くの漁民がこの地区へ出稼ぎに来ていました。加賀衆として名を馳せていました。

道の駅の道路の向かい側には「にしん文化歴史公園」があり、右側の像は松浦武四郎で北海道の各地で氏の石碑や像を見かけます。
中央のアーチ状のモニュメントは夕陽をイメージしたもので、夕陽がアーチ状の中に沈む様はとてもきれいだそうです。

(にしん文化歴史公園の虹のモニュメント)

留萌を経由し国道233号線から深川留萌自動車に乗ります。
雨竜郡の道の駅・サンフラワー北竜には2頭の龍が門を挟んで建っています。
この道の駅にはホテルと入浴施設、レストランが併設されており、多くの方が利用しています。

(2頭の龍)


(サンフラワー北竜道の駅)

近くの「北竜町ひまわりの里」に行きました。
昨年のこの時期には丘一面にひまわりが咲き、黄色一色に染まっていましたが、今回は緑色の丘の中に黄色いひまわりがまばらに咲いていました。
ひまわり畑の入り口の立て看板には次のようなお詫びの言葉が書いてあります。
『ひまわりの里を訪れた皆様へ
本年は6月の低温・多雨により「ひまわりの里」のひまわりは、例年より開花が約1週間程度遅くなっております。
遠路より来里されました皆さま方には、大変ご迷惑をおかけしていますこと悪しからずお詫び申し上げます。

北竜町ひまわり観光協会 』
観光協会の方からお話を伺うと7月末位には見どころとなるのでその頃にまた来てくださいとのことでした。
ひまわり募金に協力すると「ひまわりの種」を頂きました。
来年は私のところで種を捲き育てたいと思っています。

雨竜郡の道の駅を巡りスタンプラリーをしました。

今晩の宿泊地、道の駅チロルの湯へ向かいます。
道の駅到着は18時6分でしたが道の駅のシャッターは無情にも閉まっており、押印はできませんでした。

チロルの湯は旧赤平炭鉱の坑口から噴出している天然温泉で、宿泊施設とレストランが併設されています。
7月は11日と21日が入湯料が半額デーなので500円が250円で入浴でき今回はラッキーでした。
チロルの湯の道の駅で車中泊させていただきました。


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2016年北海道旅行(5)

2016年08月09日 | 旅行
平成28年7月20日 道の駅天塩で外は明るくなっていました。
昨夜は星空がとてもきれいな夜でした。
目覚めて外を見ると車中泊の車は20台位でしょうか、まだ眠りについている車も多いようです。

車中泊をしていた人達の会話では、「今朝は寒かった」でした。朝5時の気温が16℃快晴でした。

朝食を済ませ、次の目的地道の駅富士見へと車を走らせます。
時間が早かったので海岸の方へ車を走らせると、「みなくるビーチ」という海水浴場に来ました。

(みなくるビーチ管理棟)

(みなくるビーチ)
砂浜の横が駐車場だったので、持参した凧を揚げることにしました。
空が抜けるほど青かったのでカラフルなパラホイールカイトや他の小凧を揚げて楽しみました。


(パラホイールカイト)

(凧揚げを楽しむ)

この場所は海水浴場ですが、子供たちはまだ夏休みに入っていないせいか、海岸には誰もいません。
キャンプ場も併設されており、広大な場所に整備された施設があり夏場は沢山の人が訪れる良い場所だと思いました。

(ビーチの休憩施設)


(広大なキャンプ場と公園)

羽幌町に入る時に道路脇に巨大なオロロン鳥が建っていました。

(オロロン鳥)

羽幌町は石川県内灘町と姉妹都市交流をしている町で、ニシン漁で多くの内灘村民が住み着いた所でもあります。
道の駅ほっとはぼろで一休み。

苫前町の町を過ぎると小高い丘の上に沢山の風力発電の風車が設置されています。
北海道最大級の風車群で苫前グリーンヒルウィンドパークで1000KWが20基、苫前ウィンビラ発電所1650KWが14基、1500KWが5基で(苫前町HPより)、この地区だけで合計39基の風車が並んでおり壮観です。

(風力発電群)

(風力発電群)


今日は苫前の風Wとままえの道の駅にある「サンセットプラザで入浴することにしました。
風呂から上がろうとすると、脱衣場に見覚えのある人がいるのです。
声を掛けると猿払凧揚げフェステバルに参加していた方で、この地で凧作りを指導しているとのことでした。
思わぬ出会いに意気投合していると、妻も浴場で顔見知りになったご婦人ともご一緒し、レストランで食事をご馳走になりました。

この場所はサンセットビーチと言うだけに夕景がきれいな場所であるとのことで、車を海岸線まで走らせ、夕日の絶景ポイントを探しました。
今日は西側に雲があり日没の風景としては良くない状況でしたが、右に焼尻島、左側の島が天売島です。
日没の太陽は焼尻島と天売島の間に沈んでいきました。
今日は雲が立ちこめているので、前日のような日没の感動はありませんが、島の向こうに沈む夕日は見どころ一杯でした。

(苫前の夕陽1)

(苫前の夕陽2)

(苫前の夕陽3)

今日は苫前の道の駅の駐車場をお借りして車中泊です。



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2016年北海道旅行(4)

2016年08月08日 | 旅行
平成28年7月19日 サロベツ湿原センターを後にして一路天塩に向かいます。
途中、右側の海岸線には利尻富士がうっすらと見えます。

(利尻富士)

日本海オロロンラインを走行中牧草を丸めたものが牧草地に沢山点在しています。
これぞ北海道の風景と思っています。

(牧草地)

(牧草地)


道路のはるか彼方に白い鉄塔なようなものが無数見えてきました。風力発電の風車群です。

(風力発電群)

(風力発電群)

(風力発電群)

(オトンルイ風力発電所)
オトンルイ発電所の風車は28基建っていました。

発電所の海岸側にはサロベツ原野駐車公園があります。2000年の7月に初めてこの地を訪れた時には道路の脇に湿地帯を散策する木製の散策路を歩いた記憶があったのですが、この駐車場の下には木製の散策路があります。2000年当時は周りには何もなく湿原の中に木製の散策路だけがあった記憶がよみがえり、当時の散策路なのかどうかは不明ですが、なぜか木製の散策路が懐かしく思えてきました。

(湿原の散策路)

(湿原の散策路)

道の駅天塩に到着しました。駐車場にはキャンピングカーや車中泊の車が停車しています。
私達もこちらの駐車場をお借りして車中泊をします。

入浴は稚内温泉の童夢で済ませてきたので、夕食の買い出しです。
近くのセーコマートに行き弁当を購入し、港で夕陽を見ながら夕食を食べることにしました。
北海道へ来てから美しい夕陽を見たことがなかったので、今日は西の空に雲が無いので多いに期待が持てそうでした。

午後7時を回ると夕陽を見る人がやってきました。
私もタブレットで撮影するための撮影ポインがようやく決まりました。
太陽が赤く、一段と大きくなってきました。真赤な太陽は利尻富士の左側に沈み始めました。
とてもきれいで感動的です。
何度もシャッターを切り沢山の写真撮影をしました。




そして利尻富士を茜色に染めて太陽は沈んでいきました。

北海道へ来て初めてきれいな夕陽を見ることが出来とても感動しました。
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