加賀の旅人

郷土の凧と歴史の狭間に埋もれた凧の歴史を尋ねる旅人です。

令和2年 天神様を祭る

2020年12月25日 | 日々雑感

令和2年12月25日は天神様の掛け軸を飾る日です。実際にはクリスマスの日となっているほうが周知の事実です。
天神様は平安時代に唐に留学した後、異例の出世を遂げた貴族の菅原道真公ですが、学問の神と崇められています。
天神様は12月25日に飾り、翌年の1月25日にお下げします。
飾るときとお下げするときにはフクラギ1本をお供えします。




お供え物について諸説があります。お供えには鯛や金目鯛などの赤い魚を飾る地区もあるようですが、わが家では富山の風習にならい出世魚のフクラギを毎年お供えしています。
長い年月には天候が荒れる日が続き、漁に出られずフクラギが入手できなかったので、ハチメをお供えしたこともありました。
また、事前にスーパーなどに頼んだこともあり、いつもより高価なものになったこともありました。
今日もスーパーを3か所回りようやく入手できました。

天神様の掛け軸を毎年飾って来たのですが、今では孫たちの学業向上を願って飾っています。