武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

ロック喫茶VOXヒコーキ屋のヒロク二さん2

2009-05-17 23:15:42 | Weblog

この写真を見ていたら、ヒロク二さんがそっとわたしに優しく教えてくれた。というのは嘘で、何見てんだとという顔で近寄ってきた。そして、「これは、シバ。うちの店のマッチのイラストを頼んでね。俺、マッチを作る前に店をやめたからねぇ。ロックマガジンの広告には2度使わせてもらったねぇ。そう云えば、金払ってない。シバも貧乏でねぇ」と言って去っていった。解かりにくい話なので、ちょっと調べてみた。この歌を歌われている方は、フォークシンガーのシバさん。又、漫画家の三橋乙椰さんということがわかった。ガロという漫画雑誌によく描かれていたらしい。ヒロク二さんが、シバさんの絵の惚れてヒコーキの絵を描いてくれと頼んだということです。美術系の方は、ガロといえば、つげ義春や蛭子能収、他にも異色な漫画を扱う有名な雑誌ということを知っている方は多いはず。いまは、有名になったのかなぁ?昔は青林堂と云えばお金のない前衛的な出版社という印象だったんだけど。とにかく、70年代の色濃い写真です。ヒロク二さんも含めて、今現在も健在に活躍されているようで嬉しくなります。写真を見ていると、さあ!ボブ・ディランでも聴こうかなという気分になりますね。

40年も前なのに、コーヒー300円。アイスティー250円、ところてん180円、その他オイルサーディン、焼めし、おれんじジュース、焼きちくわ等。不思議メニュー。


左がヒロク二さん。
カウンターから飛び出して客席めがけて突っ込んだことがあるらしい。「俺が飛び出すから、受け止めろ!!」って言って。本当に飛び込んだらしく、「ヒロさん、本当に飛び込むとは思わなかった。」とお客さんはびっくりしたらしい。この写真のノリでは、そんなことアリな気配。ヒロク二さんは、「凄い店」だろとこのエピソードを興奮して話してくれます。このお店、南京町の噴水のある所にあったのですよ。
らしい、らしいが続いていますが、実際にほんと知らなくて、聞いたとうりに書いています。過去をあまり知らず結婚したのが、凄いワと怖いもの知らずだった自分にも驚いています。

コメント (2)
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