こちらは、アトリエにあったメモ。
カラッとした明るい日差しが我家に降り注ぐイメージがしていいなぁ~と思い、
アトリエから持ってきていました。
凡庸な見方をすると、太陽と地球の関係の方がしっくりくるかもしれない。
黒い丸というか、円の形なのですが、この円の形の有りようは、ヒロクニさんの描く円なのです。
自分で定規を使わずに円を描いてみると、すぐ分かると思うのですが、
人それぞれ、膨らみ方や曲線の曲がり方に癖があるというか、どうしても個性が出るのです。
やってみるとわかります。
その他の作品の作品なんですが、太っちょの円もあります。
↑こちらは、神戸市長田区の明泉寺にあった、武内が書いた壁画。
(阪神大震災で崩壊して、現在はありません)
禅寺で、問答のように描いた絵です。
ガルーダとナーガ、水と土というテーマで描かれたものです。
ヒロクニさんとデート時代、「俺の壁画を見てくれ!」と言われて、
見に行って、私の言った一言が、「な~んだ!」だった。
「お前、よくもな~んだって言ったな。ひどいな。」と。
反撃される私。
この絵を見た途端、頭がすっきりしたような感じがして、「な~んだ!」と言ったと
思うのですが、ヒロクニさんは、バカにされたと思ったのでしょうね。
家の中には、板に彩色された円の羅列なども飾られていて、
それを見ると、並び方や円が美しくて、
「ヒロクニ先生は、綺麗な円を描くね。やっぱり形の人なんだね。」と伝えといた。
単純に美しい絵を描くタイプの画家ではないからか?
「美しい形ね。」と思う瞬間は、ホッとしています。
ちなみに、「HOUSE」の文字も、形がいいと思いません?
漢字も形で捉えているのか、時々書き順がメチャクチャに書く字があって、ギョッとします。
フォルムの画家と捉えていいのかもしれません。
我家の庭でも、ちょっと美しい時間を過ごしました。
↑友人を交えて、お庭で、サンドイッチとハーブティを。
急ごしらえで、板を乗せただけのテーブルで。
友人が帰ってから、里芋の収穫を。
↑あまり大きく育っていない里芋を掘り起こしました。
細かい根が付いていますが、これは里芋の根ではなくて、蔓ニチニチソウの根なんです。
我家の庭は、そこらかしこに蔓ニチニチソウの根があって、この根との闘いなんです。
↑テーブルに。
このテーブルにしている板は、ヒロクニさんが使う薄いピンクで塗られています。
彫り上げたばかりの芋は、柔らかくてすぐ煮えるのです。
↑こちらは、ヒロクニさんが撮った写真。
アトリエから撮っています。
なんか船酔いしそうな撮り方。
私は、「周明菊の後ろへ行け。」と言われて、います。
日差しが美しい秋の日でした。