武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

武内ヒロクニの色鉛筆画332 

2014-03-30 18:23:43 | Weblog


地下鉄の入り口はどこ?
この絵を見ていると、東京・銀座、ギャラリー枝香庵での個展を思い出します。
やはり、おのぼりさんになるので、そんなに大した場所でもないのに、迷子になる2人。
地図の読めないヒロクニさんと地図を道に照らし合わせて見るわたし。
いつも反対方向へ誘う武内ヒロクニ。焦燥感にかられるわたし。
とどめは、人に直接聞くに限るに行き着きます。そこで、目にしたものは、
「地下鉄」の入り口です。本当に、あちらこちらへと、地下へ誘う階段がたくさんありました。
大阪での地下鉄には、驚きませんが、東京の地下へもぐるのに勇気がいります。


桜島がある風景
11年前位に描かれた作品ですが、こちらは電車の線が混じり、躍動感がある感覚で街が描かれています。
三宮の駅へ、阪急電車とJR大阪線が交わっているよう・・・。
上の絵は、のんびりした郊外のような雰囲気がありますが、下の絵は神戸の街そのもの。
時々、ヒロクニさんは、「神戸の生き字引」と言われることがあり、今の宝塚暮らしを嘆くことがあります。
「空気が合わない」とかいいます。散歩で三宮など街に行くと生きいきして、早足になり、歩き倒します。
そして、珈琲とタバコ。このパターンは、完璧なライフスタイルです。


庭はヒヤシンスがこんもりして大きくなりました。
次はチューリップが待ち構えています。太らせているチューリップはどれだけ咲くのかしら?と
楽しみにしています。


白いヒヤシンスは、1本だけしかありません。
昨年植えたヒヤシンスが、今年も咲いてくれました。
秋に植えた球根や花が、春に咲くという、当たり前のことに感動します。




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流れの中に(作品紹介331)色鉛筆作品

2014-03-27 11:06:46 | Weblog

「流れの中に」と題された色鉛筆画です。
深いブルーの中に薄い黄色があって、夜空のような。
夜、海から、陸を眺めているような感じがする。

抽象画のようだけれど、くっきりと風景が浮かんでくるような。
「俺は、風景人間」。
この言葉をいつも噛みしめます。

童話の「赤いろうそく」や
   「人魚姫」を読んだ時の気持ちにも近い感じがして、
ヒロクニさんの「センチメンタルテロリスト」にやられてしまった。
少女趣味というか、センチメンタルな感覚が強く出ている作品。

話しは、変わります。
春になって、急に風邪を引いたのです。
主婦が風邪を引くとご飯の支度に手を抜きますよね。
私も最近、馴れ合いが深まったのか、
冷蔵庫に眠っていた「塩しゃけ」を焼いて、
「ハイ、おかずは出来たよ」と布団に突っ伏した。そうしたら

「こんな食事じゃ、出世せん!!」
という。
76歳になっても「出世せん!!」という良人に驚いた。
まだまだ、名声とか思えるヒロクニさんがいとおしく感じた瞬間でした。
面白い人です。

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ツネミ草の為の素描(作品紹介330)

2014-03-23 20:20:21 | Weblog


ツネミ草の為の素描

ツネミとは、常深幸生医師への。
敬慕する、草。と云った意です。

洒脱、広いジャンル、麻生三郎、山口昌男などが
キラキラするコレクター氏でもあり
私とも40年間の知己です。
ギャラリー島田などで、お会いして
堀尾さんなどといると
ヒロクニ共々「支持して居りますからネ」と
交互面々をにらみながら
おっしゃって呉れます。
    文章・武内ヒロクニ


常深先生は、武内の作品を40年前に、購入されていて、
「あの絵は、あんたやったん?」と確認できる機会があり、
不思議なご縁を感じています。
若い頃の作品を作者も知らず購入されていたのです。

私もヒロクニさんと結婚してから、「飯田美代」さんという画家が好きだった話しをすると、
ヒロクニさんに「美代は、よく来ていたよ」と高校生の頃の「飯田美代」さんの写真を
見せてくれたりと、偶然なのか?必然なのか?と変な縁を感じます。

やっと暖かくなってきた庭では、水仙が咲いてきています。

こんな感じ。これはきのう。

そしてこれは、今日。
昨年植えたヒヤシンスなので、花の大きさがそろっていません。
昨年は、プリムラを植えた場所に植えました。

ヒロクニさんの要望「ブルーの花が見たい」という希望に答え、
今年はブルーガーデンをめざしました。
私は、赤い花が好きなのですが、
「やってみよう!!」という心意気で昨年から準備をしていました。
時間が経つにつれ変化していく花を見ていると
人間の存在って何なのだろう?
人間は、とりあえず100年単位で考えてみるのもいいかなぁなどと思いました。


食卓にも花を飾っています。
葉牡丹が伸びたのを切って、その葉の間に水仙、ビオラ、スイスチャードの葉(赤と黄緑)を
入れていってこんもりさせています。






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太陽と雨(色鉛筆作品紹介329) 

2014-03-20 13:29:27 | Weblog


太陽と雨。晴れの日の雨を、狐の嫁入りといいますよね。そんな色鉛筆画。
春の空気。
湿った風が吹きます。
身体の力も少し抜けてきます。

真ん中の渦が、なんともいえない気持ちを誘う。
「四角い顔」を見ると、ここまで四角い形の顔に、
恥ずかしい気持ちがいつもします。見ていて恥ずかしく感じるって何なのか?
私の中では、抵抗感をいつも感じる四角。
一筋縄でいかない、良人の絵。



ヒヤシンスが伸びてきているのが見ていておもしろいです。
















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孤独と草(色鉛筆画紹介)

2014-03-11 16:46:07 | Weblog

ツネミ草という草の絵。
ほのぼのとは、していない作品。
孤独な空間に佇んでいるという心境か?
「それでも、草や空が俺を慰めてくれるという」
ヒロクニさんのセリフが、聞こえてきそう。
そんな作品。鉛筆と色鉛筆を併用させて描いています。

寒い日が続きました。春はもうそこまで来ていると思うせいか、
とても待ちどうしい。
ヒロクニさんも私も、判で押したように、決まった時間に食事をして、
こつこつ、淡々と日々を過ごす冬でした。
猫も決まった時間に所定の場所で寝るし、
そんなことが、愉快でした。



 

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安心(色鉛筆作品327)

2014-03-05 13:30:32 | Weblog


子供の頃、公園や空地で遊んだ気持ちを思い出す。
色鉛筆を今日も握り、ヒロクニさんは、制作制作に励んでいます。

この絵を見ていると、懐かしい時間に気持ちがトリップします。
抽象画のようですが、やはり風景があります。

「安心」出来る場所はどこですか?
「安心」で思い出す場所はどこですか?
私は、子供の頃、徳島に住んでいた時、すごく可愛がってくださった「おばあちゃん」がいて、そのお祖母ちゃんの庭で遊んでいる時に安心感を感じていたことを思い出します。

ある人は、「軒下」。雨の降る日に、軒下で雨宿りしている時間に安心を感じたという人もいます。人それぞれ必ず1つはそういう場所があるそうです。「安心」をどこで感じていますか?
ヒロクニさんは、「縁側」だそうです。幼少の頃、縁側で昼寝をしたそうで、お祖母ちゃんが近くにいたらしく、「安心」して寝ていた時間だそうです。縁側から、いつも落ちて目が覚めた話をしてくれます。その上、いつもおでこを打つそうで、現在そのたんこぶの跡を見せてくれます。

そんな「安心」の話しを身近に話してみるのも、面白いですよ。





寒い日でしたが、春がそ~と近づいて来ています。
ヒヤシンスの芽が、続々と大きくなってきました。

土の部分は、4月になったら、チューリップが咲く予定。


今年は、水仙が咲くのが遅かった。
あまり華やかな水仙ではありませんが、とてもいい匂いがします。





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