武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

虫の絵(色鉛筆作品紹介466)

2018-02-21 14:58:03 | Weblog



この絵は、何時描いていたのか?スクラップの中から出てきました。
虫のようにも思えます。
秋は、庭に確かにコオロギが大量発生します。
大きいコオロギなので、ゴキブリとよく見間違え「ギャーーッ!」と一瞬パニックになったことも・・・。
この絵は、まだ描きかけという感じで、仕上がっていないように思えます。

私は、即物的に絵を見てしまうので、虫と言っていますが、全然違うものかもしれません。
ピンク色に塗られた幼虫のようなのが、飛んでいるように見え、「ギャー!」と一瞬思いました。

やっと極寒の空気が抜けていき、春の気配も感じられるようになり、季節は巡るのだなぁ~と、
春に思いを寄せています。



極寒のときに、個展を見に行きました。
良人もよくお世話になった方が協力してあげている若い作家の個展を見に行きました。
凄い速度で成長している作品群をみて、勢いというものを感じ、勢いがある今に描けば、
もっと作品に成果があがるだろうと、感じていました。
空間にも個性があって、面白い作品でした。




この個展に行った日は、初めて着物で外出。電車に乗っていきました。
着付けに時間がかかって、急いで行くために、駅まで自転車を飛ばしていきました。
初めての着物姿を見た人は、「ものすごく謙虚な感じの人がいると思ったら、さほりさんじゃないですか?」と、
言われたりして、人の反応を楽しみました。
(自転車でモーレツにスピード出していた浅ましい姿は皆知らないので)皆、褒めてくれていました。
(なんか、パーフェクトに素敵な人になれない私です。)

今、着物はサイズさえ合えば、二束三文というか洋服より安いので、超贅沢な着物でなければ、楽しみどきですよ。








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少年よ大志をいだけ!言うヒロクニさん と 色鉛筆作品紹介465

2018-02-06 16:07:40 | Weblog


シンプルな作品です。
濃厚な色鉛筆作品が多い中、たまに出来上がるシンプルな作品。
ヒロクニさんは、塗り絵のように形を決めてから、色鉛筆で描くことはない。
白い紙にいきなりダイレクトに描いていく。
この作品もそういう風に描かれた絵。

私自身は、このさっぱりとした感じの作品が好きなのですが、
当人は、「こんなのも出来た」。という感じで、「ふ~む」。と絵を眺めています。
「この絵を見てくれ!」と見せにこない絵なんです。

「この絵を見てくれ!」と持ってくる絵は、「これは、いったい何なのだ!」という絵が多く、
頭を悩ませるものが多く、言葉に詰まることがあります。

重い感じの作品と、軽快で軽さを感じる作品が二極に分かれていて、
それは、性格にも現れています。

重しのように難解なことを話す。かと思えばすごく軽いノリで人を笑わせます。
このギャップが武内ヒロクニさんなのです。

以前東京の個展の時、連れて行ってもらった飲み屋さんで、
「芝居ってのは、なんか好きになれない」。と言ったお客さんがおり、その話題で盛り上がっていた。
そうしたら、ヒロクニさんも話題に入っていき、「芝居って、芝居ががっているでしょう」と一言。
周りの人が、これ以上の議論はない。と、大笑いの渦に・・・・。
ヒロクニさんは、気がきいたことを言ったつもりは、まったくなく真剣に言ったので、
笑いが起こるとは全く思ってなかったよう。
複雑で難解な話をするわりに、時に、素朴になる。

こういう作品も、不意打ちにあったようで好きな私であります。

冬に入ってから、「少年よ大志を抱け!」「Boys, be ambitious like this old man」と唐突に叫びます。
茶碗を洗い終わって、「少年よ大志を抱け!」「Boys, be ambitious like this old man」と言い、
朝起きて、珈琲を飲みながら、「少年よ大志を抱け!」「Boys, be ambitious like this old man」と言い、
夕食の前に、「少年よ大志を抱け!」「Boys, be ambitious like this old man」と言う。
行動の切れ目に、「少年よ大志を抱け!」「Boys, be ambitious like this old man」と言う。

そして、「この辺の奴らが、この言葉を言うか?」「情けない」とか言い、
「少年よ大志を抱け!」「Boys, be ambitious like this old man」と言うのです。

この冬は、掛け声のように、「少年よ大志を抱け!」「Boys, be ambitious like this old man」なのです。
この言葉は、「ウィリアム・スミス・クラークの言葉」と一言。

なんだか、頼もしいような感じもするので、笑って聞いています。
最近、大志をまったく抱いていない妻なんですが、「大志を抱く、頼もしい良人」は、よし!であります。


話は変わりますが、まだまだ、寒さが続くようで、節分もあっという間に過ぎて行きました。
我家は豆も蒔かず、恵方巻きとやらも食べません。

恵方巻きは、テレビ等で縁起の良い方角を向いて食べる様子を見ると、
なんかそんな行為でいい事が起こるわけがないと確信させてくれます。
食べてる姿が美しくなさすぎるというか、浅ましさすら感じて、欲の塊に思えて・・。

そんな事よりも、日常で、ふとした人の笑顔が元気をつけさせてくれることがあります。
そして笑顔っていいなぁ~と思うことがよくあるのです。
特に落ち込んでいる時に、よくそう思いました。

その経験から私も、それでなるべく笑顔で人と接することを心がけています。
私の笑顔は、効果があるのかどうなのかはわからないですが・・・。
こっちの方が運気がアップするような気がしませんか?

そして、立春とは、始まりの季節とも。

二十四節気の一つ。立春を迎えて太陰太陽暦の新年が明け,春の季節が始るとした。
すなわち立春は正月節 (1月前半) のことで,太陽の黄経が 315°に達した日 (太陽暦の2月4日か5日) から
雨水 (太陽の黄経 330°,2月 19日か 20日) の前日までの約 15日間であるが,
現行暦ではこの期間の第1日目をさす。この頃は春風とともに寒さがやわらぎ,万物が春の装いを新たにする時期

となっています。
寒さの中にも、春を感じる日がこれからくるのです。
春からの活動に備えて、準備をしていく季節のようです。


ヒロクニ画伯は、一歩も外に出ようとはしない。
でも、家の中でよく動きます。感心します。





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