武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

ドローイングの愉しみ 1月31日→2月8日ギャラリーゴトウにて(銀座)

2011-01-28 23:16:06 | Weblog

銀座にあるギャラリーゴトウにて、ドローイングの愉しみ展に参加。
上の写真は上の部分写真。仕上がる途中に写しました。


こちらは、案内状。


徳之島生まれの、ヒロクニ氏は冬が大の苦手。アトリエで石油ストーブを焚いてる。
制作に燃えているのか、Tシャツも脱いでしまっている。


出品作品を制作中のヒロクニさん。
B2のパネルの大きさの作品。描いた当人自身がとても気にいっている。
ブルーのドローイングもあったのですが、この絵を選びました。

ギャラリーゴトウは、昨年の3月に、しあわせ食堂原画展でお世話になったギャラリーです。
昨年のご縁が結んだギャラリーゴトウでの「ドローイングの愉しみ」に是非足を運んでいただければ嬉しいです。

日時 2011年1月(月)~2月8日(火)11:30~18:30(最終日16:30まで)
場所 ギャラリーゴトウ
住所 〒104-0061 東京都中央区銀座1-7-5 銀座中央通りビル7F
電話 03-6410-8881
HPアドレス http://www.gallery-goto.com/

この冬のヒロクニさんの新作です。
題は、STARBUCK COFFEE。油性クレヨン、鉛筆、色鉛筆の混合作品です。
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我が家の食卓・手羽先の柔らか煮

2011-01-24 18:06:51 | Weblog

意外に高くついた・・・・・。紹興酒をドボドボとそそぐ料理だった。

ヒロクニさんの歯が抜けた。
「柔らかい料理を作ってくれ」と言う。

ヒロクニさんは、歯医者にいかない。
もう、この「歯医者に行け!!」というのも根負けで、すっかりわたしも言う気がなくなった。
とてもおかしな理由を言うのだ。
ヒロクニ曰く、「この身体の中に硬いものがなしんくなるのがいいんだ!!」「何もかも抜け落ちていく感覚がいいんだ!」「身心脱落といってね・・・・」とこの調子なのだ。ふう~んと思って聞いてみた。「爪はいいの?」と。「こいつもそうなっていいのだけど、今はついてるしね」と言う。わたしは、木工道具具がおいてあるところで‘ペンチ’を取り出した。そして言った。「そんなに硬いものが嫌だというのなら、手伝ってあげる。いまから、爪を取ってあげるわ」「はい、手を出して」と。「これは、後でいい。君って怖い女だなぁ」と指をさすっている。「ねえ、骨はあってもいいの?」「硬いよ」と言いながら拷問のことを考えていた。

この会話も何度も繰り返したが、やはりなんの進歩もなく今に到っている。
ギャラリー島田での忘年会?の時に、手羽先の煮物がとても美味しくてまたたべたいなぁと思っていたので、ヒロクニさんの歯でも噛めるような料理をと思い作った。

圧力鍋に
手羽先10本、紹興酒1カップ、醤油0.5カップ、豆板醤5g、みりん0.5カップ、鶏ガラスープ1カップ(水+ガラスープの素大さじ1)蜂蜜10cc、砂糖20g、にんにく3欠け、白ねぎ5cmを2本、八角2個を入れる。

圧力鍋に圧がかかれば弱火にして5分煮る。火をとめ、自然放置して圧が抜けたら火をつけ
圧力鍋に圧がかかれば弱火にして5分煮る。火をとめ、自然放置して圧が抜けたら火をつけ
圧力鍋に圧がかかれば弱火にして5分煮る。火をとめ、自然放置して圧が抜けたら出来上がり。

味は濃い目になりました。ご飯のおかず向きです。
残りの汁は、豚のひき肉を入れて、ジャージャー麵すると美味しいらしい。
残り汁は、冷蔵庫で保存中!

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椅子取りゲームの終焉

2011-01-20 15:14:35 | Weblog
メイン・ストリートのならず者
クリエーター情報なし
ユニバーサルインターナショナル

わたしのお気に入り!!
1人暮らしの頃、レコードでストーンズとブルース・スプリングスティンを交互に聞いていた頃があった。どちらかと言うとストーンズを聞いていた。音楽が終わるとレコードの針をいちいち手でのせなければならなかったので、めんどうであった。裏を聞きたくなればひっくり返してまた針をのせる。「レット・イット・ブリード」が一番掛かっていたと思う。その頃の気分に一番あっていたのだと思う。それから時間が流れストーンズの事なんか忘れていた。ところが、最近パソコンを使うようになってこのアルバムを聞いたことがないのに気が付いた。パソコン上では、素晴らしい名盤となっている。気になってしかたがない。購入した。
聞いてみると、素晴らしいではないか!そして興奮した。
これを聞きながら、料理したいという思いはつのった。(料理をしながら音楽をかけるのはわたしのライフスタイルなのです)
だけど、ヒロクニさんの前で掛けると不穏な空気になるので、ヘッドホーンで聞いている。料理の時は、料理から出る音が聞こえなくなってしまうので不便なんですけど。

しかし、鉄のカーテン(布のカーテンですが、ようするにわたしを隔離するカーテンのこと)をすることで、少し考えをまとめていくと、わたしの中にヒロクニさんを甘やかす弱さがあり、毅然としたものがないことがわかってきた。気持ちをしっかり持つよう心がけてていると、「冬だからどうのこうの」とか言うのが少なくなった。わたしが、言わせていたのかもしれないのかなぁ?ともあれ、甘えの椅子にはどちらもすわっていない。たまには、座るのはよしと大目にみてあげよう。


こんな絵が出来上がっている。
わたしにを怖がっているのかな?
きっと女性全般を恐がっているにちがいない。



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絵とポエム(作品紹介54)

2011-01-16 13:26:03 | Weblog

クレヨンと色鉛筆

夢を見た。
ここは静かな入り江の近く。
かすかに移ろう輝く光の中で、
空はゆうるりと虹色を変化させ、
やさしい色の蒸気につつまれてゆく。

赤い恋人に「花を探しに行こう」と言った。
流れる雲のように「旅に出よう」と言った。

流れる雲のように小さな風が吹き、
僕の生命(いのち)は安らぎ、
魂が静かに歓喜した。
そして、僕は故郷を思う。

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さまよえる思いやり

2011-01-11 12:01:50 | Weblog

「藻の街」という色鉛筆作品の部分

正月は、お雑煮で始まった。そして仲良く過ごすつもりだったが・・・・。

正月は、荘子を読んで、「自由」という言葉が心に残り、荘子の言う自由とは?好き勝手に生きるというようなことではない。精神の自由を語っているのだろうと察しをつけた。その時、いつも曇りがちな心に一筋の風が吹いた。だけどはっきりそれが何なのかわからない。

ヒロクニさんの言う通りの正月を送り、楽しく過ごすよう心を砕きすぎたのか、サービスに疲れたのか元気がなくなってしまったのだ。こういう事は、度々あり、何度も繰り返している。「何度も同じ過ちを繰り返すのは、愚かである」と言う言葉が、頭に浮かびこれはどうしたものか?と自分に問い正してみると、普段からヒロクニさんがわたしに自分の時間をほとんどあたえないからでは?と思った。普通は、「亭主は留守で元気が一番」と言われている通り、主婦は夫が留守の間にうまく自分の時間を取り入れ、夫に優しくする余剰をもってうまくやりくりしていると思うのです。簡単に言うとCD一枚自由にかけられないし、TVだって安心して見れないのだ。わたしがリラックスする時間ってほんとに少ない。わたしは、ヒロクニさんの好みを熟知しているし、心くばりをしてしまう。最近、歯軋りしているのか、左の歯が浮いている。

元気がなくなる自分は、だめな自分?と思いこんでいたが、疲れるのはトーゼンかも?と思った。そして、「鉄のカーテン」を自分の部屋引いた。唯の布のカーテンだが、鉄で閉ざしたような重々しさが垂れ込めている。人を変えるのは難しいが、自分が変わるという方法を模索中です。初めて閉ざした部屋で瞑想中・・・・。なにかいい解決法はないかなぁ?ヒロクニさんは、本質は優しい人なんだけど、暮らし難い性格を持っている。
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2011年新年のヒロクニさん(作品紹介53 クレヨン)

2011-01-04 10:59:29 | Weblog

エネルギッシュなクレヨンの絵
最近よくクレヨンを使う。ガランダッシュのクレヨンとサクラのクレヨンです。


1月3日のヒロクニさんだ。
武内ヒロクニ曰く、「顔つきは仙人めいても、いく先はスパーマーケット」
そんな事が紙に書き付けられ、壁に貼ってあった。(正直な人だ)
正月と言っても、特に変わらない。相変わらずアトリエで制作。


この白い紙の下には、描きかけのドローイングが何枚か置かれている。
この紙なんか膨らんでいると思いませんか?
そう、ヒロクニさんは絵を描く前に紙をしごき、紙を柔らかくするのです。
仕上がるとまた紙をしごき、描かれた作品はちょっと波打っている事がよくあるのです。
よく「ダーティーな」という言葉を使う。
ちょっと汚れた感じという美意識があるのだろうと思っている。

新年のヒロクニさん語録を紹介しよう
●「大人になったんょ」「70までかかるねぇ、ここまで・・・」
(わたしは、ちょっとぎょっとした。随分前から大人と違うのか?といいそうになった。)

●「作家家業は、いつまでもまな板にのってるようなものやし」
 というのである。これは、わたしの心に、というより骨身にしみた。

そこで、正月の読書は、荘子を読み1冊だけ読破した。迷いの多い人生である。一筋の道が目の前に見えてくるのでは?と思い読んでいたが、道は形を持たず名をもたないらしい。それは一切万物を一切万物としてあらしめる「オノズカラ」なるはたらきだそうだ。はたらきとして思うには、この本を手に取り読もうと思い到ったのは「オノズカラ」のはたらきかもしれない。簡単に何を求めているか?といえば心の平穏を求めている。正月のTVが面白ければ、笑って過ごそうと思っていたのだけれど・・・面白くなかったのでこんな正月になった。

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我が家の年越し2011年

2011-01-01 18:43:48 | Weblog

晦日は、最終の買い物をヒロクニさんと一緒に行って、「わたし正月って好きだなぁ」。と帰り道で言うと、「そういうサホリが好きだよ」。とヒロクニさんは言った。ヒロクニさんの甘い言葉は聞き慣れたせいと、言うだけで行動で示すことは不得手なので、ハイ、アリガトウと軽く受け止める。でも、結婚して22年にもなるのに、こんなことを行ってくれるヒロクニさんは可愛い。この可愛げの為につい尽してしまうのかもしれない。今年のおせちはちょっこだけ作って箱には入れず、お皿に盛ってオードブル形式にすることにした。

年越しの準備として猫達をお風呂にいれた。

こちらは、ジルくん。去年はまだ小さかったが、今年は大きくなったなぁとつくづく感心した。
ジルは、見た目は黒い猫なのですが、中の毛は真っ白なのです。
猫は風呂に入れるとみじめな感じ。これが、飼い主にはたまらないのだけど・・・。

なんか、怒っているらしい。


こちらは、キタハマ。一目散にストーブの前に行く。
このアトリエにあるストーブなんか変だと思わない?芯が落ちないように、普通はガードがあると思うのだけど、ヒロクニさんが「こんなものが付いて鬱陶しい!」とすっかりはずしてしまったのです。震災に遭いながら、この考えだ。


キタハマは、根気よく永遠にするのか?と思うほど毛をなめて乾かします。やっぱり、女の猫ちゃんだなぁと思う。
(ジルくんは途中でやめて、おしりの方がビチャビチャなのに、ほったらかし。こんな猫もいるのだろうか?)


さあ、これからヒロクニさんに向かって、新年の挨拶をはじめるところです。

サホリ「今年もあらためてよろしくお願いします」
キタハマ「カリカリに鰹節を混ぜたご飯をよろしくお願いします。キタハマは、アトリエではいい子にします」
ジル「なんでも、めんどくさいです。たけど、ご飯だけはよろしくお願いします」

ヒロクニさん みんなと握手!!
ヒロクニさんもママゴトに参加させられて大変やろ。

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