武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

俺は、布団で寝ないんだ!!(作品紹介96)

2012-10-30 22:07:35 | Weblog

この絵の裏には、長い題が付けられている。

ダニエル・クルティーになぞらえながら
私の色と線をつくる。
私の電車の<頭部>とクルティーの、
電車を思わせる部分に
共鳴して。
2012、10月13日

武内ヒロクニと文字の下に一本の線。

寒くなってきた。
わたしは、冬用の布団を一式、実家で貰ったのです。
使い古した布団で十分だったのですが、母が気を使って以前自分が使用していたフカフカの羽布団をわたしにくれるといので、遠慮なく頂ました。(母は、もっといい布団で今は寝ているらしい)
何故、布団を貰ったわねばならなかったのか?と云えば、以前使用していたわたしの布団は、燃えてしまって影も形もなくなってしまっていたのだ。
そう、電気ストーブを消し間違えて、布団に火が点きメラメラと燃やしてしまったのです。火の点いた布団を庭に出して、水をかけたのをよく覚えている。ヒロクニさんと喧嘩中だったので、ヒロクニさんは、お助けマンみたいに活躍してくれて、喧嘩している場合ではなくなってしまい、後で凄く怒られましたヮ。わたしは、ヒロクニさんの非を口やかましく言う立場にあるのに、その地位を奪われてしまい、小さなわたしになって、うなずくばかり・・・・。
今回、布団を頂戴したのは、昨年のこの事実による。
焦げの残った毛布に、薄い羽布団だけで寝ていたのだが、寒くて朝方目が覚めるので、「恥」と思いつつ、実家に「余っている布団でよいから、ありませんか?」と問い合わせた次第でございます。こんな年齢(中年女)が、布団を無心するなんて「恥」ですよね・・・。買ってもいいかもしれないが、実家に使用されていない布団があるに違いないという勘と実家を当てにする心が二重構造になって打診してみた。そして、それが、冬用布団一式になったという訳です。

とても、気持ちよく2日程寝た。
自分だけが、フカフカの布団に寝ていることに対して悪い気がしたので、ヒロクニさんに、このフカフカの掛け布団をで寝てもらいたくなったのです。いつもアクリルの毛布を3重に重ね、真冬は、その上に重いコートを掛けて寝るヒロクニさんの姿がチラチラ瞼に写り、「この布団を譲ろう」と思ったのでした。

ところが・・・・・。
「俺は、布団で寝ないんだ。」と言われてしまったのです。「気持ちは、嬉しいけど、布団は嫌いなんだ。理由があることで、世間の奴らのように、ぬくぬく布団で寝るなんて、嫌なんだ。はっきり言って、嫌悪する。中学生くらいから、こうなんだ。母親もいってたよ、『この子は、おかしいねぇ~』て、こういう風にしてきたから、絵の為に、牛小屋の二階でも平気でいられたし、この感性を持ち続けることが出来ているんだ。理由のあることだから、覚えていてね。」と、朝から、言われてしまいました。
いつも、毛布に包まって、家の中でホームレスのように、ヒロクニさんは寝ています。


他にも嫌いなものは、たくさんあって、「パジャマ」「コタツ」「ヘビ」が特に嫌いです。
病院では、バスローブやTシャツに短パン、もしくは、裸。パジャマを着ると、気持ちが萎えるといいます。何故か徹底して、それらを受付ません。


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武内ヒロクニ対策(作品紹介95)

2012-10-25 21:25:55 | Weblog

6Bの鉛筆で描かれた、街の風景
神戸の街だと思う。坂道がある感じがするのです。
ヒロクニさんとは、よく歩きます。メイン通りは行かず、横道の路地を縫うように目的地に到着します。
その感じを、わたしの視覚も覚えていて、確かにこんな感じがします。

ただし、散歩の途中でCOFFEE店に入って、コーヒーばかり飲んでいると胃が痛くなるので、ココアを頼むことが多くなりました。毎日、コーヒーをガブガブ飲み、相変わらず煙草を吸っています。ヒロクニさんが、銜え煙草で、自分の絵を見ている時の姿は様になっていて、フランスの俳優「ジャン・ポール・ベルモンド」を思いださせてくれます。(わたしは、アラン・ドロンとジャン・ポール・ベルモンドが好きなのだ。)

そうは言っても、朝夕寒くなりましたよね。朝夕の機嫌の悪い顔。
寒くなると、ヒロクニさんは、人格が変わるのだ。
玄関に、シーツ(布団にかけるシーツ)を画鋲で天井に吊り下げ、入り込む空気をすでに防寒しています。ガスストーブも最近点けられています。アトリエでは、電気ストーブも点けている。

ヒロクニさんは、「冬は寒くて嫌だ」。という事が多くなり、眉間に皺が刻まれて、口がなんとなくへの字に歪む「顔」の表情を見てしまう度に、わたしも「嫌だ」「嫌だ」と思います。以前は「寒いと思うから、寒いんです!!」と怒鳴ったが、今年は、一緒に「冬は嫌だ」と言って、「寒いから、○○したくない」と、ヒロクニさんとそっくりな態度を、してやろうと思っているのです。

何にでも、「寒いから・・・・」と「冬だから・・・・・・」といってやろうと思っているのです。
成功するだろうか?コツは、対抗するのではなく、一緒の立場になって、寄り添うように「嫌だ」というのです。

今日も朝から「寒いのは、あかん」。と言っているのを聞いた。
すかさず、「わたしも、あかんわ・・」とつぶやいたら、シーンと沈黙したのですけど、成功するでしょうか?
とにかく、ストレスを溜めたくないのです。

まだ、秋だからいいけれど、本格的な冬、恐れています。



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我が家の食卓・ロールキャベツ(応用編)

2012-10-23 14:30:52 | Weblog

我が家の豪華一品主義のロールキャベツ。ロールキャベツ・スペシャル版

手抜きと工夫が入り交ざった、ロールキャベツ・スペシャルです。スペシャルは、とびきり美味しかったからきました。
キャベツが安い今日この頃。キャベツの葉が大きいうちに、クルクル巻きました。

美味しくできた秘訣を紹介。
1.中に詰めるひき肉に、ナツメグを加えたこと。
2.煮込むスープに、ブーゲガルニを入れたこと。
3.煮込むソースは、トマトピューレをたっぷり入れ、固形のコンソメ1個と鶏がらスープ使用。
4・キャベツをベーコン巻いて、かんぴょうでくくる手間を省いたかわりに、ソースの中に、冷蔵庫にあるしめじ、ベビーホタテ、豚肉を入れ  て煮込む。
この4点が、いつものロールキャベツとの違いです。

◆ロールキャベツ・スペシャルの作り方

フライパンの中には、7個のロールキャベツが出来ています。


材料
鶏のひき肉 300グラム
玉ねぎ 大玉のもの半分
キャベツ 作りたい数の枚数。ここの場合は7枚。
ナツメグ 少々
卵 1個
牛乳 大さじ1
パン粉 大さじ2(肉あんがやわらかい時は、パン粉だけ足すこと)

トマトピューレ1本
固形コンソメスープ1個
鶏がらスープ 小さじ2

豚肉30グラム位(適当でよい)
しめじ パック1/3(適当でよい)
ベビーホタテ 10個(適当でよい)


①大きな鍋に水を沸騰させ、はがしたキャベツの葉の芯を削いで、お湯に入れしんなりさせザルにとる。一枚、一枚するのがポイント。
②鶏のひき肉にみじん切りした玉ねぎと牛乳に浸したパン粉、卵、ナツメグを一振りし、丁寧に混ぜる。作る数にあわせて均等に切り分けておく。
③キャベツの葉の方を下向きに置き、キャベツの葉の方に肉あんを置き、葉の先から巻いていき、途中、左右を折って、クルクル巻く。巻き終わったら、爪楊枝でキャベツの芯のところをまたがるようにしてとめる。又は、タコ糸でしばる。(崩れなければよいのです)
④大きなフライパンに水を入れ、沸騰させ、コンソメスープと鶏がらのスープの素を入れ、スープが溶けたらトマトピューレを加える。さらに、煮立ってきたら、ロールキャベツを入れる。もし、スープがキャベツにひたひたにならなければ、水を足します。そのスープの中に、冷蔵庫に余っていた、しめじ、ベービーホタテ、豚肉(ベーコンを使わなかったのでいれました)を入れ、アルミホイルで落し蓋を作って、かぶせる。キャベツの中の肉あんがしっかり煮えるように、適当に言い感じになったら、火を止めます。

◆サホリの余談◆
このロールキャベツを食べ終ったヒロクニさんは、「サホリ、花もいいけど、やっぱり食事だねぇ」。「食事が僕を変えるんよ」。「食事の方が、制作にいいから頼む」。と言うのだ。わたしは、花を育てることに面白さを感じているので、今のわたしは「だんごより、花」になっている。何にでも「制作にいい」と言っておねだりをする。時々、何でそれが制作と結びつくのかさっぱり分からないことも多い。まじめな顔で真剣にいうから、おねだりと思わず、「ああ、そうなのね」。と思っていろいろする
内に、することが多くなって「いいかげんにしろ!!」と逆上することがあります。何でもかんでもわたしがすることになるのです。

その話を聞いた日の寝る前に、芸術家があまり満たされた生活を送るのは、良くないんじゃないかな?と思いました。この頃、一番いいのは、「ちょっとだけ不幸」な状態が人間には、ベストではないかとよく思います。いつも、努力したり、創意工夫したりの楽しさは、恵まれすぎてているとなくなってしまうのではないかと。

武内ヒロクニ語録の中に「芸術家は貧乏でなきゃいけない」というのがありますが、精神を鍛えるには、あまり多くのものを持たない方がいいのかもしれませんね。ヒロクニさんの口から、「花より団子」がいいと聞かされて、少々びっくりした。しかし、とても美味しいロールキャベツでした。ヒロクニさんは、7個のうち、5個食べたのですよォ。

あ、仕上げにバターを10グラム程を入れてください。
書き忘れていました。







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ジャズ喫茶JAMJAMでの武内夫妻

2012-10-18 23:06:12 | Weblog

くまさんが座っているJAMJAMのカウンター
急にずらりと座っておられたお客さんが、帰ってしまって貸しきり状態となり、写真を撮ったのでした。

わたしは、ギャラリー島田にて、火曜サロン「琵琶と語り、白拍子舞で織り成す平家物語の世界」を聴きにいっての帰りに、ヒロクニさんと、JAMで待ち合わせたのでした。平家物語には、思い入れがある。滅亡の美学、人間の織り成す「情」の世界、戦い、それらが叙事詩のように折り重なって物語りが流れていくそのありように感動したのでした。別なところでは、エロス漂う画家、バルチェスが「日本人は、この素晴らしい物語を何故読まないのだ」。と新聞で訴えていたこともあり、何巻もある本を面白く読破した。白拍子というのも、どういうものか知らなかったので、興味津々で出かけていきました。JAMJAMへ行くと、ヒロクニさんは煙草を吸って、椅子に腰掛けていました。


ヒロクニさんの絵の前で、ヒロクニさんを撮ろうと・・・。
こんなポーズをするのです。

うろうろしているところをパシャ!

季節が秋になると、こういう淋しげな表情をします。
家で「秋は、淋しいな」「淋しいな」「淋しいな」ばかり、言います。
あまりに頻繁に言われるとわたしは、「何か食べたほうがいいんじゃない」と言う。
おやつか軽くご飯を食べると「ホッとした」と言います。細い人だから、とにかくごちゃごちゃいう時は、意味なく食物を与えます。


ヒロクニさんのお茶目な表情!!74才の老人の表情とは、おもえない!!
二人とも、なんとなくふざけています。

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ヒロクニさん、朝から制作(平和な我が家)

2012-10-13 19:31:42 | Weblog

朝、起きたら制作のヒロクニさん。

いつも後姿しか撮れません。陽の光を見上げて、何を考えているのか?


そして、不思議な紙をなめす行為。

秋になってから怖いくらい平和に時間が流れていきます。あまりにも平和な時間が流れると、わたしは落ち着かなくなって不安になるくらい。こんな生活を送っていていいのか?と。喧嘩や不平も聞くことなく平穏に生活していると、ここらへんで、精神にカツをいれないといけないのでは、変な事を考える。平穏な生活になれていないのです。

最近思うことの1つに、私達は、あまり外出もせず、その上TVも見ない。要するに家で退屈もせず、日々過せているのは、「お互いが娯楽の道具」になっているという事に気づく。人間どうしが、娯楽の道具なのである。ヒロクニさんは、妻のことを「便利」と思っているかもしれないが、究極の遊び道具で、お互い感情に起伏を作りあって、他の遊びが必要でない状態なのかも・・・・。

ヒロクニさんには、絵画という真剣な遊びもある。
朝から制作している姿は、小さい子供が一生懸命何かに集中している姿のようにも見えて、微笑ましいヮ。


朝の庭の写真。
種から、ビオラとヘリクリサム(帝王貝細工)を育てています。水仙やヒヤシンス、パンジーとチューリップもこれから植え込みます。
ジル(猫)が庭の中で、ジョウロの水を飲んでいる姿もあって、すごく平和な感じ。

花が平和を誘ってくれたのかしら?
そんなことも思います。

わたしの行き着けの花屋さんから、「花に接すると、心が穏やかになる」と教えてもらいました。
とても爽やかなご主人で、正直な方です。花を育てながら、いろいろ学んでいます。




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雑宝蔵経の話(カット・武内ヒロクニ)

2012-10-08 21:00:47 | Weblog

カット・武内ヒロクニ
この話が好きで、ヒロクニさんにカット絵を頼んでいて、「分かった」と言ったのになかなか出来上がってこないので聞くと「描きたくない」と言ったので、「描きたくないなら、はっきり言えよ」と激怒したら、この絵がこっそりパソコンにのっていました。わたしの将来、いや近い未来に、おでこにのマークが刻まれるのではないかと心配です。

好きな話が「雑宝蔵経」の中にあります。
山火事に遭った小鳥の話です。

山火事になれば、動物達は皆逃げ惑い、焼け死ぬ者が続出します。その中で確実に逃げられる動物は鳥です。鳥はすぐ飛び立って逃げることが出来ます。ところが、四つ足の類い、小さな動物たちは、逃げる方角を間違えたらもうそれでお終いです。方向を間違えなくても、火の勢いが早ければ、焼け死んでしまいます。山の動物達にとっては、大パニック以外のなにものでもありません。

その山火事の中で、びっくりして逃げ出した1羽の小鳥の話です。

小鳥は逃げ出してみると、山の中の動物の多くの悲鳴を聞きます。その声を聞いて、小鳥は小さな小鳥なのですが、近くにあった池の中にザブンと飛び込み、全身を水浸しにすると、そのまま火事の真上まで行ってパタパタと羽ばたいて雫を落とし始めたのでした。でも、そこにたどり着くまでに殆どの水は落ちてしまいます。そんな事をしても、何の効き目がないのは、誰の目にも明らかです。

しかし、その小鳥は繰り返し繰り返し、パタパタとするのです。必死で、必死で、只、皆が助かって欲しいという強い強い思いがあるだけです。只、その思いで全力で羽ばたいていた。

それから幾時間が過ぎたでしょうか。その小鳥の余りにも一途な思い、その必死の思いに遂に梵天が感応されて大雨を降らされたのでした。すると、恐ろしいばかりの山火事がたちどころに勢いを失い鎮火したのです。そして奇跡的に多くの動物が救われました。しかし、その時には、小鳥はすでに行き絶えていたのです。

この話の解釈がありまして、この小鳥のした行為は、「ポジティブ」なのか「ネガティブ」なのか?という問いかけがありまして、「ポジティブ」な考えでいうと、皆が困っているから助けるんだ。助けるのが当たり前です。と考えるというわけです。
「ネガティブ」にどういう風に捉えるかというと、小鳥は自分がしている行為で助けられるとは思っていなくて、仲間が苦しみ死んでいくのが見ていられなく、辛くて、悲しくて、ただ必死なだけだから、やっても無駄なナンセンスな行為をやり続けたという解釈です。

結果的には、「ポジティブ」に思えるが、「ポジティブ」な感覚とは全くちがう、極めて「ネガティブ」な感覚だという解釈があります。
「慈悲」という感覚は、実にこの感覚で、この小鳥のような、強い情念、言葉に言い表せない強い思いといったものが、世界の中を真に素晴らしい社会へと変ええるのでは?と。所詮前向きで合理的な物の考えではない形で、一生懸命に出てくる誠の姿こそが、重要であるのでは?としめくくられています。

この小鳥の話を読んだあと、何か腑に落ちるというか、納得してしまったけれど、この解釈も「目から鱗」でした。

絵画を見る時も、これと似た感覚があります。あまりにも情念が感じられない作品は、見ていてすぐ飽きてしまうのです。簡単いうとつまらない絵。明るいだけの絵画なら、それはもうデザインの領域に入れてしまうのです。ヒロクニさんの絵をカラフルで楽しいとしか感じない人は、見てもしょうがないと思う。ヒロクニさんの絵の中には、いつも悲しみと人間の寂しさ、人間の愉快な一面などが街を描こうが、人を描こうがそっと含まれているのをわたしは知っている。統合された人間じゃないのです。それゆえに、暮らしにくいけど・・・。
わたしの中での絵を見る基準になっているのが、人間の暗い一面を含んだ作品かもしれない。

夕方、食卓のお膳の前に行くと、ヒロクニさんが、食事の前に「金だ」「金だ」と言う。どうせ口だけで行動は起こさない人なので、「また、金だ、金だと言って、恥ずかしいネ!」「そんなに、金、金っていって、入ったためしないじゃないですか?」「あんまり言うとお金が逃げていくよ」とよくあるオカミサンのように言った。
















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我が家の食卓・秋刀魚の塩焼きと豚汁

2012-10-05 18:22:33 | Weblog

秋は秋刀魚。スーパーで売り出しの一匹100円の秋刀魚を買ってきて、その日に焼きました。
塩焼きです。すだちも秋の味覚の一つですね。

メニューは、秋刀魚の塩焼きに豚汁。厚揚げの煮たもの。ほうれん草のおひたしにトマトのレモン汁かけ。
そして、ケイトウの一種、セロシアの花と共に秋満喫です。

豚汁には、里芋、こんにゃくの細切り、しめじ、豚肉の細切り、そして、ねぎをたっぷり入れてあります。

この秋は、天気予報が当たらなくて、晴れと出れば小雨が降ったり、今日は雨とでれば、どんより曇ったまま少しだけ陽が射したりと正反対が多かった。現在、TVが映らないので、ラジオを聞く毎日。天気がやたら気になるヒロクニさんは、「サホリ、今日は雨か?」「明日は晴れか?」と聞かれる毎日。言われる度に、ネットで調べて報告しています。天気が思う通りでないと、何故かわたしに文句を言う。

「秋は、女心は秋の空というでしょ」「秋の空は移ろいやすいのぉ」とヒロクニさんに言う。
言ったあとで、日本語って含みがあっていいなぁと感心した。

そして、雨で地面がじめじめしていたせいか、きのこが庭にはえてきていた。

並び方が、可愛い。しかし、湿度を嫌う植物(アキレア・ローラ)の横に生えていて、「困ったもんだ」。と哲学者のように唸る。


またまた、種類の違うきのこが・・・。
茎が細くて、茶色い。食べれる種類なのか?とジーと見る。

秋は、きのこ料理にも最適な季節だと思いました。
「松茸の土瓶蒸し」が食べたくなってきました。熱燗で一杯あげたいですね。
「松茸の土瓶蒸し」を食べたのは、ヒロクニさんと結婚する前のような?ヒロクニさんは、外食にお金使うの嫌いだからネ。
CDや本を買う方が、為になると思っているようです。画材ももっと購入したいようです。ヒロクニさんは、禁欲的な生活が好きで、贅沢は、嫌います。
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