武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

具体性が大切(作品紹介131・色鉛筆)

2013-08-31 15:10:08 | Weblog


この作品を見ると、試行錯誤をしているなぁと思う。
この作品の先に、ハードルがあるとすれば、この作品は助走している段階で、過程の間の作品です。

ヒロクニさんは、「空間」をいつも意識しているとわたしに言いますが、「具体的に描いていくしかしょうがない」とよく言います。ヒロクニさんの話は、抽象的な話が多く、分かりにくいのですが、絵につては「描かないとわからない」と対処法は、具体的なのです。愉快な感じの絵なので印象に残りました。



ああ、マスコミに嫌な思いをさせられましたが、お花で息抜き。
昨年植えた「カクトラノヲ」の花が咲き始めています。はかなげな感じが秋に似合います。




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湖面を走る(作品紹介130・色鉛筆)

2013-08-25 17:19:02 | Weblog

「湖面を走る」と小さな文字で片隅に書き込まれている。
 A4ぐらいのサイズの絵。

夕食中に、急にアトリエから急に持ってきて、見せられたました。
食事中に絵を見せられると、ちょっと食事が喉につまる・・・・。
やはり、最近の連作「鉄道のシリーズ」。このテーマが、主流の作品が多い。
山はきっと「桜島」と思います。ヒロクニさんは、徳之島生まれで、戦火を逃れるために鹿児島を転々とした時期があり、鹿児島の自然や空気、学校の洋裁教室で過ごした時間があり、その頃の事をよく話します。子供の記憶とは思えない程、詳しい。鹿児島に「饅頭石」という石があり、その饅頭石の近くには「饅頭石駅」というのがあると語ってくれました。「饅頭石というから、どんな物か?と思って、子供だから、饅頭が一杯あるのか?みたいに思って行ったら、苔生した丸い石があってねぇ。だれもこないような所に石があるだけで、なんだこのやろ。とか思ちゃってねぇ」。と話してくれる。

最近の桜島の噴火では、「桜島が噴火すると、教室の窓から灰が入ってくるんだ」。と小学校の頃の話をする。ヒロクニさん子供の頃は、電車ではなく「汽車」だ。「トンネルで窓開けてると、出たら煤で顔が汚れて・・・。」と当時の頃の話す。非常事態の中で、転々と疎開した鹿児島での思い出は、特別なものがあったのでは?と思います。聞いていると、鹿児島の自然や、暑い夏、不安と安堵感と、1つの世界のような感じがします。

わたしの父は、食い物の話がやたら多い。
わたしの母は、祖母と内職に励み、子供ながら仕事ばかりしていたという話。
わたしの祖母は、「米一粒に、4升の水」といい、「米を残すと目がつぶれる」とまで言い、子守唄と苦労話の間に米のことを幼少のわたしに刷り込んだ。
祖母の夫、祖父は、祖母が米を洗って焚いたら、「栄養が抜けるから洗うな」と祖母にきつく言い渡したそうだ。祖母は、そこまで・・・・。と思ったそうだ。

文学少年ヒロクニさんの話は、身内にはない「情緒」に訴えるものがあって好きです。

この日の夕食↓

えびの塩焼き
手作り餃子
だいこんおろし
きゅうりの酢の物
じゃがいもとねぎの味噌汁(薬味 みょうが)
トマト(自家栽培)
コロッケ(買い食い)

なるべく、信頼できる食品と、食品添加物を避けています。
夏は、ちょっと食欲落ちますね。

庭では、秋の気配も感じられ、柿の実がなっています。

昨年は不作の年でしたが、今年は収穫が出来る気配。
買う柿とは違い「昔の柿」の味がします。近所でも人気の柿です。

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花の絵 鉛筆とクレパス(作品紹介129)

2013-08-19 15:27:41 | Weblog

ヒロクニさんにしては、珍しい花の絵です。
わたしの影響?夏の植物の水やりに、体力を使う毎日。

夏に描かれたせいか、絵にも暑さを感じます。
枯れたエキナセアとヘリクリサム(貝殻草)ではないか?と思うのですが、そんな風に見えない。
ヒロクニさんは、「花を描いて、花を描かず・・・」「ここまで来たか!」とのたまっているが、笑って言うので、冗談か?本気か?と、問いかけてみたが、暑さのせいで考えは、どこかへ言ってしまった。ヒロクニさんも、思考力だけで描いてはいないと思うんだけど・・・・。(暑さのせいで)

この絵が、出来上がってから「5つのコップに花を入れて、机に並べといて!」と言われました。

花は、昨年より植えていないし、ナスタチウムとイソトマは、暑さのせいか消えてなくなっている現状を考えると、何を飾ればいいのか?トマトは花じゃないし・・・。今は、花のない時期なんです。
「枯れた花でもいい」とも言っていたので、どんな事になるやら。まあ、やってみるヮ。



食欲のない2人の食卓。
ナスと卵(ポーチドエッグ風)の味噌汁(ねぎとみょうがの薬味)
細切りピーマンとベーコンのオイスターソース炒め)
きゅうりとかにカマの酢の物
鯵の開き
大根おろし
トマト(植えています)

ヒロクニさんが、食欲がないというので、チマチマと少量作戦の食卓。
いろいろ残すので、その残りを食べています。「残すのだったら、それ食べるわ」。「きのうの残りは、もう食べない?」。と聞くたびに、食物はわたしの胃の中へ。

今年の夏は、本当に暑い。風があまり吹かない。我が家は、風が吹き抜けるので、クーラーはあまり入れないできましたが、この夏は、結構入れています。ヒロクニさんも熱中症のニュースを見る度に「何歳の人?」と年齢を気にしている。わたしは、「あなたも気を付けないと!」と言って、クーラーを昼間つけます。


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夏の油絵(作品紹介128)

2013-08-14 17:13:26 | Weblog

夏になると、ヒロクニさんは、色鉛筆ではなく油絵の具を使います。本当に夏限定なのですが・・・。昨年は、「1本足の女の子」をバックが濃いオレンジ色の上に赤、黒、ピンクで描いたものが印象に残っています。

剪定で切った木の枝をナイフで削ったものが、トイレットの壁に付けられている。そこが、油絵を乾かす場所で、描かれている絵を見つけました。色がなんともいえない可愛さなので、なんか微笑んでしまった。木枠の横は、水色で縁取られていて、全体に調和しているのです。

ピンクをヒロクニさんはよく使う。
四角くになった所は、写真じゃ分かりにくいが、微妙に違うピンク色が塗られている。
それが、またなんともいえない。色の使い方が、上品で、どうしてこんな事ができるのか、感心の眼差しでヒロクニさんを見た。

子供の絵画教室をしていた時に思っていたのですが、子供達の絵の出来上がりを見て、それぞれ個性もあるのですが、色感というのは、DNAのように持ち味として持っているのだなぁと思った事があります。特に色彩重視の授業をした時は、その個性がはっきり現れます。色を作る段階で、その色に決めるまでの選択には幅があると思うのですが、自然に、色の感じで、この絵は、○子ちゃん、△クン、とすぐ分かってしまうので、とても不思議でした。

わたしは、はっきりいって色感は、いい方ではない。あんまり淡い色だと落ち着かないのか、そこに、黄土色をドバッと使ってしまったり・・・。知らない間に小豆色を大量に塗ってしまって、落ち着かなくなり、そこに激しい色を塗ってしまったりとしてしまうので、色に関しては、ヒロクニさんには、羨望の眼差しを向けています。
だから、教室では、色使いに関しては、生徒達はわたしの上を遥かにいっていたので、「素晴らしい」「美しい」と感嘆していました。おませな女の子は、ラジオの教室訪問の後、何人かが、「先生じゃなくって、私達のおかげでしょ!」と胸をはって言いに来たヮ。わたしは、「そうかもしれない」と強く思ったけれど、「作品展は、先生方がいないと出来ないでしょ」と言っておいた。


ヒロクニさんのアトリエの入り口。
その手前で、バテ気味の「キタハマ」がいます。
そこは、一番涼しい場所なのです。
ジルくんを除いて、ヒロクニさん、わたし、キタハマは、夏バテ気味です。
3人とも、食欲があまりありません。



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暑いですね~。(作品紹介127)

2013-08-10 15:14:56 | Weblog

暑いなぁ~と思いつつアトリエを覗くと、机の上にこんな物がのっていた。
「ヒロクニさん、何に描いたの?」と詳しく見ると、画材店が小さな画材を入れてくれた「油絵の具の箱」に描いていた。きっと、箱を処分するつもりだったのに描いてしまったと云う感じがして、クスッと笑ってしまいました。

家の中も暑く、暑さのせいか2人とも口数が少ない。
わたしもヒロクニさんに話かけようとするのだが、「暑いね」。ぐらいしか浮かばない。
ヒロクニさんも無口で、顔をみたら、ブルドックみたいに頬の肉がゆらゆらしている。そして、への字にいがんだ唇。もしかして、熱中症にかかりかけてる?「クーラー入れようか?」と言っても、「サホリが入れたいなら・・・」。と言う。「わたしは、まだ耐えれるけれど・・・」と言いながら、ヒロクニさんを見た。
これは、やばいのでは?朦朧としかけているように見える。(中学生の時のあだ名は、ブルドックだったのだそうです。)

何で、クーラー如きに意地を張るのか分からないが、「さほりは、クーラーを入れたい」とのたまって、部屋を冷やした。すると、ヒロクニさんは、生き返った。
クーラーを入れて、快適、快適!というのに反発していて、クーラーを入れるのは卑しい、浅ましいと思っているので、言い訳がいるのです。健康管理の為には、もう、何でも私のせいにして貰っていいよと思った瞬間でした。

昨日は、カレーライスを作りました。

甘いカレーを作って欲しいと言われ、玉ねぎのみじん切りを炒めたものを多めに入れ、甘さはチャツネで出し、牛肉好きのヒロクニさんの為に圧力鍋で食べやすいように煮込みました。


小玉スイカを用意して、2cm角位に切ってタッパに入れておきます。小鳥のような食事の取り方をするヒロクニさんが、いつでも食べれるように。


夏の楽しみのトマト。
多めに採れたトマトは、袋に詰めて分けました。

今日は、「ヒロクニさんの為に」のごり押しです。
「あなたの為なら、エンヤコラ!!」と歌ってやろうかしら?(ヒロクニさんは、嫌がるのだ)

一応、夏満喫です。あつ~い!

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麻生太郎の皮肉も分からんのか・・世間の奴らは。

2013-08-07 13:12:23 | Weblog


ギャラリー枝香庵の個展会場にて
テラスで寝て休息中。

「ちょっと眠たい」と、言って仮眠中の写真。

8月3日、4日頃、テレビを見ていたらしく、突然「麻生太郎の皮肉もわからんのか・・・、世間の奴らは。」と言い出して、「テレビちゅうのは、嫌な気分にさせる」と言うので、テレビを覗いたら「麻生副総理が、ナチス発言した。ナチスの手口がどうのこうのとコメンティーターが騒いでいる。見ていたのはTBSのチャンネルでした。

確認する為に、1日経ってから、ネットで確認した。
その演説は結構長く、紙面で簡単にまとめられる種類のものではなく、話を聞き終わったら、「ワイマール憲法という良い憲法があっても、ナチス、ヒットラーを選んでしまうという事を教訓にして、憲法改正に望もう」という内容なんです。

テレビでは、ネットの情報は怪しいと、アンケートなどで示唆する。しかし、わたしが見ているページは、普通の人が、当たり前の常識を持って、普通に書いているブログがほとんどで、テレビより信頼している。間違っていたら、お詫びや訂正も入れてあるし、良識がある。わたしが思うには、テレビは、「ネット=信頼出来ない」と思わせるのに必死である。パナソニックから、テレビとネットが同時中継できるテレビが開発されたのですが、すべてのテレビ局が、その製品の広告を拒否するというくらい、ネットの情報に怯えている。

特に、「TBSのサンデーモーニング」の内容が酷く、田中優子という人は「もしかしたら自民党の中にナチスについての研究会があったり、何かの本をお読みなったり、レクチャーを受けたりしているんじゃないかなって、つまりナチスの手法、手口て言ってましたけど正に色んな粛清をかけて変えていくその手口について、勉強しているんじゃないかと・・・」「
ナチスに対する憧れとか、それからやはりナチスを称賛しているとか、ある・・・」とか、





電話かけてビックリ!!(ジルくんの驚き顔)
電話が、何度かけてもつながらないのにもビックリ!!
かかるとすごい電話での話し声が聞こえてきてビックリ!!
そのお粗末な対応にビックリ!!これが、会社の受付?



イタリアントマトがなっています。フランス産の種です。
少し長細い形です。トマトは、食べれるので嬉しいですね。
そして、ちょっと微笑んでしまいます。
苛立った心を慰めてくれます。




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ギャラリー枝香庵「SUMMER FESTA」参加中!

2013-08-03 15:39:38 | Weblog

東京、銀座のギャラリー枝香庵での個展が終わりましたが、引き続き「サマーフェスタ」に参加しています。
小品2点とTシャツです。

サマーフェスタでは、Tシャツも出品しています。
今年作ったTシャツは、これ!!

写真のTシャツは何回も着用して洗濯。その上、ヒロクニさんのタンスに押し込まれていたのを写真撮影。
古着状態のTシャツなので、この有様。ギャラリー枝香庵にあるものは、袋づめしていて、きれいな状態なので安心を。この絵は、ヒロクニさんのメモから、そのまま印刷したものです。
価格は2900円。

バックのふすまの落書きは、わたしが絵画教室をしていた頃に、子供達にイタズラされたまま。昭和レトロな生活をしていると思って欲しい。見苦しいが・・・。

2011年のTシャツも置いて貰っています。

注文で、シルクスクリーンで刷っている過程の写真です。

ほぼ、刷り終わりに近く。
「AMY」の文字の所は、一度白で刷って、それからオレンジ色で版を重ねます。
こちらは、3900円。


期間:'13年7月31日(水)~8月7日(水) (会期中無休)
   11:30~19:00
   日曜、最終日は17:00まで

会場:ギャラリー枝香庵[東京]
   〒104-0061
   東京都中央区銀座3-3-12 銀座ビルディング 8F
   TEL&FAX 050-3452-8627
   WEB / http://echo-ann.jp/


東京から帰ってまず最初にしたのは、花を飾ること。
庭植えのひまわりがボロになっていたので、思い切って切花にしました。ミックス種を植えたのですが、黄色ばかり咲いて、写真と全然ちがうのが残念だった。気落ち・・・・しました。
唯一、1つだけの変わり種、茶色い花は、「切花にしない」つもりでしたが、楽しまないと損よねぇ~と食卓に飾りました。

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