武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

入り口を探して・・・。

2010-03-29 22:05:48 | Weblog

入り口をさがして、ウロウロ。
東京展では、珈琲店に入ると、方向を見失いあらぬ方向へ・・・ウロウロ。
徒歩10分ですむはずのはずが、1時間もかかり焦ったりとしていた2人。
わたしは、銀座を歩いている方に何人に道を尋ねただろう?交番ももちろん利用した。しかし、帰ってきてから、ちょっと入り込んでしまった道の風景は忘れがたく少し得をした気持ちがする。

この絵から、そんな気持ちが伝わってくる。
ビルの裏側や、都会の小さな路地の雰囲気が・・・。
鉛筆と色鉛筆の小さな作品です。

東京での武内ヒロクニ展に起こし下さった方、ありがとうございました。
用意していた「しあわせ食堂」の本(光人社)も完売し、ありがとうございました。
人、それぞれの「しあわせ食堂」(食べ物の思い出)があると思います。いちばん思い出深い食べ物は何だったか?と自分に聞いてみるのも面白いですよ。

わたしは、ガスをとめられ、途方にくれた時に“米と苦瓜のバター風味のピラフ”というのを作った。ヒロクニさんに偉そうに「腹が減っては戦はできぬ!!」と大声で言って。そうしたら、ご飯がピッカーと光って、食べるとすぐ力に変化していくような気がして、とても美味しく頂いた。ヒロクニさんもわたしも光った。その後、作って欲しいとリクエストで作っても同じようにご飯は、光らずただの苦瓜のピラフに・・・。切羽詰まった時の心意気も大切だったようです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

もうすぐ最終日・武内ヒロクニ個展

2010-03-26 21:23:49 | Weblog

上京してまず到着したのは、ギャラリー枝香庵。
そこで、写真を撮ったものが、今日送られてきたのです。

左から、毎日新聞夕刊の「帰りたい」の連載をしている須飼 秀和クン、武内ヒロクニ、その妻の松村幸穂里、ギャラリー島田のオーナー島田誠氏、ギャラリー枝香庵のオーナー荒井よし枝さん。とてもなごやかな雰囲気で武内ヒロクニ展は、スタートした。実は、前日ヒロクニさんもわたしもあまり寝れず本当は寝不足でした。

ギャラリー島田のオーナーと新幹線内で待ち合わせをして、まず向かったのがギャラリー枝香庵。地図を持っていたにもかかわらず、迷子に・・・。うろうろしてから何とか到着した。オーナーが電話を入れ迎えに来てもらった。こういう時、携帯電話というのは便利なものだと痛感する。
ヒロクニさんとわたしは、携帯電話を持っていない珍しい人達かもしれない。よく公衆電話を探し、額に汗をかくことがあり、持たずにすませたいがもうだめか!と思う時が増えた。時に強行手段として日本にいるのに、ちょっと前の香港人になりすまし店の電話をかしてくれ!と30円を差し出す。携帯がない頃は香港では店で電話を借りるのは普通のことだったということをご存知だろうか?だた日本でそれをするとお金を受け取ってくれないことが多く、30円のことで押し付けあうことになり恐縮するのでしなくなりました。

毎日新聞で個展の記事が載っていたのを読むと「超貧乏画家」と紹介されていてびっくりした。だけど、貯蓄0円という現実があるので当たり文句かもしれない。蟻のように生きているつもりなのですが、ドンと投資のような気持ちで、画材を買うことがあり、急にキリギリスになるので貯蓄0円という現実が襲う。芸術家という仕事はヤクザな仕事で、安心とは程遠い仕事です。しかし、絵を通じての出会いというものは、ある種の信頼で結ばれその事が財産になっている。この度の東京での個展も多くの人たちに支えられて実現した。その事にわたしは大きな感謝の念を胸に抱いている。
上京するにあたり、ヒロクニさんはユニクロのピンクのシャツを購入した。わたしは、歩きやすい「ルコライン」の靴を購入した。

上京するという興奮と共に武装した2人です。

武内ヒロクニ展3月27日(土)最終日
お見逃しなく!


東京銀座展(2つのギャラリーの同時開催です)

★ギャラリーゴトウ 11:30~18:30(最終日16:30まで)※日曜休廊
★ギャラリー枝香庵 11:30~19:00(最終日17:00まで)※日曜休廊

ギャラリー詳細
★ギャラリーゴトウ
 〒104-0061
 東京都中央区銀座1-7-5 銀座中央通りビル7F
 ℡03-6410-8881/Fax03-6410-8882
 http://www.gallery-goto.com/
 ggoto@juno.ocn.ne.jp

★ギャラリー枝香庵
〒104-0061
 東京都中央区銀座3-3-12 銀座ビルディング8F
 ℡050-3452-8627/Fax03-3567-4921
 echo-ann@tune.ocn.ne.jp
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

John Lurie Art ジョン・ルーリー展

2010-03-24 22:59:45 | Weblog
Lounge LizardsPlan 9/Carolineこのアイテムの詳細を見る

東京での個展の最中に「ジョン・ルーリー展」が渋谷のワタリウム美術館で開催されているのを知った。ラウンジ・リザーズのレコードをかつて後生大事に持っていた。いいかげんなサックスがなんともいえず遊び心があふれるロックともジャズとも云い難い不思議なアルバムだ。ギャラリー枝香庵でポスターを目にして「絵も描くのか」と関心していたのです。ジョン・ルーリーに関しては、ヒロクニさんもわたしも意気投合して「いいよね」と音楽家としての彼のことを言っていたのだが、音楽家として非常にイノセントなところがあるのを思いだし、再び絵のことが気になった。 ヒロクニさんの好きな映画監督は、ジム・ジャームッシュ。特に「パーマネント・バケーション」がとても気に入っている。「ストレンジャー・サン・パラダイス」「ダウン・バイ・ロー」の映画には、トム・ウェイツ、ジョン・ルーリーが出演していた。映画監督としては、詩的な資質がとても良くかったるいムードもお洒落な感じをかもし出すそんな映画。20年以上前の時間を思い出しながら、ジョン・ルーリー展のちらしを持ち歩いていた。 you-tubuで動画を見つけてしまったので紹介します。


 



John Lurie Art

「従来の絵の観念が抜けていてとても素晴らしいね」と言っていました。




こちらの作品は「走った街 色鉛筆」と題されたボールペン・色鉛筆 
武内ヒロクニの作品。現在個展中です。

こちらもよろしく3月27日(土)まで
東京銀座展(2つのギャラリーの同時開催です)

★ギャラリーゴトウ 11:30~18:30(最終日16:30まで)※日曜休廊
★ギャラリー枝香庵 11:30~19:00(最終日17:00まで)※日曜休廊

ギャラリー詳細
★ギャラリーゴトウ
 〒104-0061
 東京都中央区銀座1-7-5 銀座中央通りビル7F
 ℡03-6410-8881/Fax03-6410-8882
 http://www.gallery-goto.com/
 ggoto@juno.ocn.ne.jp

★ギャラリー枝香庵
〒104-0061
 東京都中央区銀座3-3-12 銀座ビルディング8F
 ℡050-3452-8627/Fax03-3567-4921
 echo-ann@tune.ocn.ne.jp


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

徳之島の思い出

2010-03-23 22:54:12 | Weblog

徳之島より
一緒に随分長く海を見ていた。とても静かで波の音を繰り返し聴いていた。そうすると海の向こうから誰かが呼んでいるような錯覚に陥る。波の音が誰かの声を運んでくるのか?そうして、人は船を漕ぎ出すのだと思った。人恋しくて・・・。

島ゴト、ズドーン。
重油にくるまれたヒト。
黒い松ヤニでデキタ棒きれが朝の校庭いっぱいに
ゾロゾロと寝かせてある。
カンポーシャゲキでやられたのだ。
重油をかぶっているボーキレ!!
南の島の沖合いから来た異形のモノ。
子供の胸にサワギが走る
「どこかにいきたい」
空を見あげて飛ぼうとする。
おばあちゃんの顔がウカビ
何かが狂った。
この風景は誰にも云わない少年のヒミツになる。

文・武内ヒロクニ

60年ぶりに生まれ故郷を訪ねた。
戦争により、徳之島を離れそれから60年経った徳之島旅行。
幼少を過ごした屋敷は、土地だけが残り
そこには草だけが覆い茂っていた。
その横の道には、子供の頃ノボッタ
高千穂神社の階段があり
その向かい側には
子供の頃ノボッタガジュマルの木。
そこから海を眺め過ごした。
60年ぶりにガジュマルの木から
眺めた海は遠くなっていた。

徳之島のDNAを感じるようになってきたと言う
武内ヒロクニ。
楽しくウキウキするような絵の中に
ひっそりと悲しみが見え隠れする

少年のヒミツと絵画のヒミツの謎解きの世界

東京銀座展(2つのギャラリーの同時開催です)上の作品は色鉛筆作品 夕暮れ駅

★ギャラリーゴトウ 11:30~18:30(最終日16:30まで)※日曜休廊
★ギャラリー枝香庵 11:30~19:00(最終日17:00まで)※日曜休廊

ギャラリー詳細
★ギャラリーゴトウ
 〒104-0061
 東京都中央区銀座1-7-5 銀座中央通りビル7F
 ℡03-6410-8881/Fax03-6410-8882
 http://www.gallery-goto.com/
 ggoto@juno.ocn.ne.jp

★ギャラリー枝香庵
〒104-0061
 東京都中央区銀座3-3-12 銀座ビルディング8F
 ℡050-3452-8627/Fax03-3567-4921
 echo-ann@tune.ocn.ne.jp

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

木蓮の花

2010-03-22 11:07:13 | Weblog

スクラップブックのある1ページから
絵・松村サホリ

東京での個展の準備で忙しかった。個展を前にしてヒロクニセンセイの幼児化は激しく、言うことを聞けば聞くほど頭が混乱していた。最終的には何を言ってるのか解らなくなる。以前なった突発性難聴を恐れ、わたしは「そうですね」を連発していたが、何に「そうですね」と自分が言ってるのか解らなくなり、スカッとしない。変に責任感の強い性格がこういう時裏目に出るなぁといつも思う。
 東京のギャラリーに送るものを郵便局に持っていった。その時、目にしたのは膨らみかけた木蓮の花のつぼみ。肌寒い空気の中にポォーと浮かぶ木蓮の花だ。その在り様を見ると、葉の無い幹から白いつぼみがともし火のように思えていつもハッとする。ついつい目の前の事に生真面目に取り組みすぎる心をときほぐしてくれる。
 東京行きの新幹線に乗ると窓から、たくさんの木蓮の花が見えた。そして、また心をときほぐした。木蓮の花の美しいのは、つぼみが膨らんでいく時にかぎる。花びらがひらいてしまうとなんだか、だらしない花になってしまったようで、がっくりくる。
 木蓮の花の1番美しいときを絵にできないかと、メモをしたのが上の絵です。クレヨンとマジックを使った。白いつぼみが希望というろうそくの火のようになればいいなぁと思って描いたがいまいち。ヒロクニさんは「辛気臭い絵」というが、別にそー言われてもなんとも思わない。君の言葉でわたしの頭は灰色なのよと心の中で呟く。わたしがもっと賢ければそうでないかもしれない。兎に角、ヒロクニさんの言うコトは難しいのです。
この頃少し賢くなり、わたしも物事を白黒をはっきりさせることだけがいいことじゃないとも思うからか灰色も好きな色になった。それは、ヒロクニさんから学んだ。長く夫婦がつれそうには必要な要素だと思うのです。
東京から帰ってくると、木蓮の花は花びらが落ちていました。だけど、木蓮の花を見ると希望という言葉がいつも浮かび、生きる喜びを感じます。希望を持って生きるというのは普通のことだと思うのだけれど、大人になればなるほど忘れていくので、わたしにとっては木蓮は大切な花です。

東京での武内ヒロクニ展もあと一週間で終わります。
東京での個展も一瞬です。次の予定は全くありません。
従来の絵に飽き足らない人是非、ご観覧ください。
以下は、個展案内です。

★ギャラリーゴトウ 11:30~18:30(最終日16:30まで)※日曜休廊
★ギャラリー枝香庵 11:30~19:00(最終日17:00まで)※日曜休廊

ギャラリー詳細
★ギャラリーゴトウ
 〒104-0061
 東京都中央区銀座1-7-5 銀座中央通りビル7F
 ℡03-6410-8881/Fax03-6410-8882
 http://www.gallery-goto.com/
 ggoto@juno.ocn.ne.jp

★ギャラリー枝香庵
〒104-0061
 東京都中央区銀座3-3-12 銀座ビルディング8F
 ℡050-3452-8627/Fax03-3567-4921
 echo-ann@tune.ocn.ne.jp

★地図


本・「しあわせ食堂 武内ヒロクニ+毎日新聞編集部」 光人社より もよろしくお願いします。結構いい本ですよ。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

元気が出る絵!!3月27日まで(銀座)

2010-03-20 11:19:15 | Weblog

この度の個展の為にヒロクニさんが描いたポスター
ギャラリー枝香庵の入り口に貼ってある。
この入り口に入ると武内ヒロクニの世界である。


最上階にある空間には、色鉛筆画と毎日新聞の夕刊に掲載された「しあわせ食堂」の絵が並んでいる。
焼き芋の絵があるのがわかる。


本のカットに使われた絵の奥はテラスになっていて、とても爽やかな風が吹いていた。
20年ぶりの上京で、ヒロクニさんとふたりで歩いている人を眺めていた。神戸の街より早足で歩いている。絵を見てテラスでホッとという素敵な空間だ。
このギャラリーは、テレビ・情熱大陸に出演された画家の石井一男さんの個展が開かれた画廊なのです。その後、ギャラリー島田のオーナー、島田誠氏の采配でヒロクニさんは東京で個展をやってこいと背中を押され、この度の個展の運びとなったのでした。


ギャラリーゴトウの入り口を入ると、色鉛筆の都市曼荼羅の作品がドンとお迎えする。
虫眼鏡持参で見に行って欲しい。凄く細かい所を見るのも醍醐味です。


ギャラリーゴトウでのオープニングパーティーの始まる前に記念写真を撮ってくださった。
左から、わたし、武内ヒロクニ、とても上品なオーナーの後藤さん、東京の作家さんです。


この絵は、わたしとヒロクニさんの後ろにある絵。
「娘達、草達」という作品。
画面の中で風が吹き、花妖精?のような女の子がしなだれかかっている。
モーツアルト的な感じがする。
下書きなしで描かれた絵。


宝田明さんからお花が届いていた。関西からの私達はびっくりしてすかさず写真をとりました。
宝田明さんは、しあわせ食堂では、小籠包を語られ、満州のでの生活と小籠包の作り方と食べ方を役者らしい語り口が印象的だった。遊牧民のパオのような小籠包の絵を気に入ってくれたかどうか、今でも気になっている。その絵は会場で御覧くださいね。

絵は好評で「とても楽しい」「元気が出る」と言って帰られる方がほとんど。
一つ、一つ違う、絵入りサイン本「しあわせ食堂」も好評です。
退屈が苦手なヒロクニさんは、同じものを描くのが退屈なのです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

しあわせ食堂原画展&色鉛筆画展・武内ヒロクニ

2010-03-13 11:28:28 | Weblog
しあわせ食堂原画47点、しあわせ食堂のカット原画46点(そのうち額装は11点)と色鉛筆作品30点程を展示いたします。

一部を紹介

故サイデンステッカーさんが「しあわせ食堂」で話されたのは、冷や奴。
日本の文化を愛されたサイデンステッカーさんらしい。しあわせ食堂の本を読むと、日本は清貧の美があったと話されている。それを読むと日本人であるわたしは、ドキッとした。あらまほしい日本の姿を想像して・・・。ヒロクニ画伯は勢いよく涼しげな豆腐を描いた。


浜美枝さんが話された「ちらしずし」は、子供だった浜美枝さんが、何も無い暮らしの中で、お母様が誕生日に必ずちらしずしに美しく添えられたコスモスの花からシンプルな美しさを学んだというお話。少女の浜美枝さんが大人をどんな目で見て感じていたというところが胸を切なくさせる。ヒロクニ画伯は、不思議なお花畑にしてしまった。


妹尾河童さんの語るカステラは、カステラ作り初体験記。カステラ作りにのめりこみ「松翁軒」のカステラの職人さんのレポートまで。そして、手作りカステラメジャー。
ヒロクニ画伯は、甘い匂いをほんわかパステルで夢見ごごちな絵に。


カット・おせち
色鉛筆の黒だけで描かれた絵で版画のように見えるから面白い。
形がとてもきれい。
何度もいうけれど、版画みたいなのです。


カット・ナポリタン
ナポリタンは喫茶店で食べる。
昔のナポリタンはそうだったのです。そう主張しているカットの絵。


兵器の購入という作品。
ドイツ製のカステル社の色鉛筆を使っての作品。
彼の作品の中でも異色な作風。実物を是非見にお越し下さいませ。
以上が、作品展の構成です。
2つのギャラリーで一挙展示致します。
ギャラリーとギャラリーの距離は徒歩3分なので、お越しお待ちいたしております。

★ギャラリーゴトウ 11:30~18:30(最終日16:30まで)※日曜休廊
★ギャラリー枝香庵 11:30~19:00(最終日17:00まで)※日曜休廊

★オープニングパーティー 初日17:30~(作家は両ギャラリーを巡回します)

ギャラリー詳細
★ギャラリーゴトウ
 〒104-0061
 東京都中央区銀座1-7-5 銀座中央通りビル7F
 ℡03-6410-8881/Fax03-6410-8882
 http://www.gallery-goto.com/
 ggoto@juno.ocn.ne.jp

★ギャラリー枝香庵
〒104-0061
 東京都中央区銀座3-3-12 銀座ビルディング8F
 ℡050-3452-8627/Fax03-3567-4921
 echo-ann@tune.ocn.ne.jp

★地図


この個展は、神戸のギャラリー島田での「しあわせ食堂原画展」と武内ヒロクニの世界展が、二つのギャラリーで同時に見ることが出来るのです。
ヒロクニセンセイとわたしは、15日~18日まで滞在する予定です。
よろしくお願いします。

本・「しあわせ食堂 武内ヒロクニ+毎日新聞編集部」 光人社より もよろしくお願いします。結構いい本ですよ。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

武内ヒロクニ・東京展(銀座)を前に愛をささやく

2010-03-07 11:20:55 | Weblog

この作品は、「娘達、草達」という色鉛筆作品。
実は、この作品は、下の写真にあるように、神戸・ギャラリー島田での個展の最中に描き足しはじめ、家に持ち帰ってまた描き足し始め、出来上がった。
この作品は、もちろん東京展に出品します。草が風に揺れ、春の到来を歌っているようだ。

現実は、冬で寒い。
それゆえに、この作品の中にある喜びの季節の到来は、まだか、まだかと待ちどうしい。
ヒロクニさんは、描いている時は、ほとんど無意識の状態で、こんな事はまったく考えてないと思う。「そうであらねばならないから、そうである」という事らしい。

この絵は、ほとんどクレヨンで描かれていて、わたしが1番不可解な気持ちになる作品。
この作品を見ると、ヒロクニさんから、無理難題を言われて、理不尽な気持ちに陥った時の気持ちがぴったり当てはまる。
東京展を前に、雑務の準備を進めていると、忙しいのに「映画を見よう!」それも午前2時。寝るのが遅れているのは、雑務が終わらないからだ、とかは思わなくて、自分はほったらかしにされてつまらないと思っているのね。「忙しくてごめんなさい。寂しく思ったりしないでね」と言うと、膨れっ面で「寂しく思ってる」と言う。それでも雑務をしているとだんだんと電波が大きくなるように、寂しいようという気が身体に伝わってくるのです。ピリピリと。しばらくすると、その寂しい気が怒りに変化していくのを感じるようになり、わが身に危険信号を感じるようになると要注意だ。わたしも「ごめんね」と言っても無理だと思うと同時に「何でわたしが謝らないといけないんだ」となりひと悶着起こすことになる。もうすでに、怒りの衝突で心身の調子に不安なわたしだ。
そこで一計を案じた。
「ラブコール作戦!!」
普段、わたしはとても世話焼きで、行動的にはヒロクニつくし。それでも「愛が足らない」と感じるならば「言葉だ」。いつも、ヒロクニさんに説教をする舌で、愛をささやくのだ。
「ヒロクニセンセイ、サホリはヒロクニセンセイのコト、ア・イ・シ・テ・イ・ルのよ」と勇気を振り絞って言った。じーと目を見て。そうしたら、ちょっと笑ったのです。東京展を無事終える為には、羞恥心も捨ててラブコールでLet's go!!しかありません。

「ある宇宙の風景」はクレヨンの作品ですが、新作として展示する予定です。
 見る目が変われば、この作品は全く違う見方になります。さてあなたはどんな感じ?

以下 ご案内
「しあわせ食堂」原画&色鉛筆の世界展
武内ヒロクニ展・東京
2010年3月15日(月)―27日(土)ギャラリーゴトウ&ギャラリー枝香庵同時開催!!

詳細
毎日新聞連載の「しあわせ食堂」に150回に渉ってドカーンとカラー版のヒロクニ特大異彩画を描き続け挿絵革命を起こした武内ヒロクニ。それらをまとめた本「しあわせ食堂」は涙あり笑いありで大変、好評です。アートという荒れる大海を銛ならぬ絵筆ならぬ色鉛筆を手に、狙う獲物は、彼の生きてきた時代、空気、埃、淀み、流された血、精液などが塗りこまれている街。かくしてヒロクニの絵は都市曼荼羅となる。反俗にして異端の巨匠が、20年ぶりに東京・銀座の二つの画廊で同時開催という快挙である。二つのギャラリーを合わせると、挿絵原画と“色鉛筆曼荼羅”60点の大展覧会となる。是非、お運び下さい。
ギャラリー島田・島田誠(文)

★ギャラリーゴトウ 11:30~18:30(最終日16:30まで)※日曜休廊
★ギャラリー枝香庵 11:30~19:00(最終日17:00まで)※日曜休廊

★オープニングパーティー 初日17:30~(作家は両ギャラリーを巡回します)

ギャラリー詳細
★ギャラリーゴトウ
 〒104-0061
 東京都中央区銀座1-7-5 銀座中央通りビル7F
 ℡03-6410-8881/Fax03-6410-8882
 http://www.gallery-goto.com/
 ggoto@juno.ocn.ne.jp

★ギャラリー枝香庵
〒104-0061
 東京都中央区銀座3-3-12 銀座ビルディング8F
 ℡050-3452-8627/Fax03-3567-4921
 echo-ann@tune.ocn.ne.jp

★地図


この個展は、神戸のギャラリー島田での「しあわせ食堂原画展」と武内ヒロクニの世界展が、二つのギャラリーで同時に見ることが出来るのです。
ヒロクニセンセイとわたしは、15日~18日まで滞在する予定です。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

武内ヒロクニ展のご案内・東京展(銀座)3月

2010-03-06 23:43:54 | Weblog

とても可愛い案内状が出来上がりました。


「しあわせ食堂」原画&色鉛筆の世界展
武内ヒロクニ展・東京
2010年3月15日(月)―27日(土)ギャラリーゴトウ&ギャラリー枝香庵同時開催!!

詳細
毎日新聞連載の「しあわせ食堂」に150回に渉ってドカーンとカラー版のヒロクニ特大異彩画を描き続け挿絵革命を起こした武内ヒロクニ。それらをまとめた本「しあわせ食堂」は涙あり笑いありで大変、好評です。アートという荒れる大海を銛ならぬ絵筆ならぬ色鉛筆を手に、狙う獲物は、彼の生きてきた時代、空気、埃、淀み、流された血、精液などが塗りこまれている街。かくしてヒロクニの絵は都市曼荼羅となる。反俗にして異端の巨匠が、20年ぶりに東京・銀座の二つの画廊で同時開催という快挙である。二つのギャラリーを合わせると、挿絵原画と“色鉛筆曼荼羅”60点の大展覧会となる。是非、お運び下さい。
ギャラリー島田・島田誠(文)

★ギャラリーゴトウ 11:30~18:30(最終日16:30まで)※日曜休廊
★ギャラリー枝香庵 11:30~19:00(最終日17:00まで)※日曜休廊

★オープニングパーティー 初日17:30~(作家は両ギャラリーを巡回します)

ギャラリー詳細
★ギャラリーゴトウ
 〒104-0061
 東京都中央区銀座1-7-5 銀座中央通りビル7F
 ℡03-6410-8881/Fax03-6410-8882
 http://www.gallery-goto.com/
 ggoto@juno.ocn.ne.jp

★ギャラリー枝香庵
〒104-0061
 東京都中央区銀座3-3-12 銀座ビルディング8F
 ℡050-3452-8627/Fax03-3567-4921
 echo-ann@tune.ocn.ne.jp

★地図


この個展は、神戸のギャラリー島田での「しあわせ食堂原画展」と武内ヒロクニの世界展が、二つのギャラリーで同時に見ることが出来るのです。
ヒロクニセンセイとわたしは、15日~18日まで滞在する予定です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする