先ず1枚目は20時32分、月の出直前の大日岳と奥大日岳の1枚をアップします。
11月20日に予告編でアップしたものは、月が出て明るくなってからの撮影です。(月の出後の写真は次回です)
大日岳、奥大日岳の雄姿 左の光は富山市内の夜景
1
夕食を済ませていよいよ満天の星空の下へ。
19時30分に集合、D4SにAFS NIKKOR 14-24mm F2.8G EDをセットし外へ出る。
室堂平へ着いたお昼過ぎとは打って変わって、空にはこぼれんばかりの星が輝きます。
本格的な星空の撮影は、初めてと言ってもいいくらいのtakayanです。
このレンズを購入した当初、三島池に映る逆さ伊吹と星空や、曽爾高原での撮影くらいです。
それでもAFS NIKKOR 14-24mm F2.8G EDは、ニコンのレンズでは星の撮影に一番適しているとされているレンズです。
機材は揃っています、後はtakayanの腕次第と言うことですね(笑)
みくりが池辺りまで歩いて三脚を立てます。
気温はマイナス6度ほど。錫杖さんによれば、この時期としては暖かな夜だということです。
カメラの設定はフォーカスも露出もマニュアルです。
結局この夜、星の撮影は2時間余りに及びました。
撮影に夢中になっている錫杖さんと、takayanは寒さを感じませんでした。
しかし、ずっと付き合ってくれた家内と錫杖さんの奥様は、さぞや寒い思いをしたのでは?と思います。
それでも4人が楽しい話をしながらの撮影で、そんなに長い時間と感じませんでした。
ただホカホカカイロを、靴用の物も含めて沢山持って来ていたのに・・・
一番必要だったこの時に、貼って行くのを忘れていたのは失敗でした(笑)
おまけに翌日の良い天気の中、カイロを貼って歩き、汗だくになったのでした。
2
月の出にはまだ時間があるのですが、稜線は明るくなって来ています。
3
灯りは宿泊先のみくりが池温泉です。
4
5
みくりが池温泉です
6
月の出が迫ってきて空が明るいため?それともtakayanの腕がないのか?
天ノ川は上手く撮れなかった
7
それにしてもこんなに星があるなんて・・・、下界では見られない星空ですね。
8
こちら側は真っ暗です
やがてこの山肌も、月の光が射すと景色は一変します
9
人工衛星かな?
10
縦位置でも撮ってみる
雲台がアルカスイスタイプで、カメラにはKIRKのD4S専用L型ブラケットを常時取り付けています。
縦位置にする時に雲台を動かすこと無く、簡単にカメラを縦向きにセットできるのは便利が良い。
D810にもKIRK製の専用ブラケットを取り付けているが、両方共に頑丈な製品でカメラの保護にも役立ちます。
それにしても日本製のカメラ専用なのに、KIRKはアメリカの製品です。
日本製ではこんなにカメラボディに、ぴったりフィットする製品が見つかりません。どうしてかな??
11
12
13
20時20分頃になると周囲の山は月の光に照らされて浮かび上がります。
月の出はこの後の20時30分過ぎでした。
14
もう一度トップの写真に戻ります。
もうこの時には、撮影開始から50分くらいが経過しています。
これから月が昇り、周囲は驚くほど明るくなります。
続きは次回にアップします。
撮影日 11月17日
撮影地 みくりが池周辺
機 材 Nikon D4S
AFS NIKKOR 14-24mm F2.8G ED