高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

慌ただしい最終日

2009年04月07日 07時07分19秒 | 出張

銀座三越7階、リミックス・スタイルでの催事は一言で言うと「出会い!」これに付きました。初めての出店と言う事もあり、新規のお客様との出会い、仕事上での出会い、社員さんとの出会い、どれも良い出会いでありました。

最終日は革財布の試作が出来たと連絡があった為、出勤前に革業者さんの所まで出かけて行き打ち合わせ。三越に出勤してからは、今まで種まきをしていたお客さまが数件戻ってきて下さった。ありがたいことです。バッグも売れ、何と言っても、「名入れ箸」の力は大したものです。

昨日も、名前のリストを持ったお客様が来られ、「名入れ箸」をお買い上げ下さった。

「フルネームで彫ってください!」と言われるので、そのリストの中に「北野 武」とある。

「ん?あれ?」という顔をすると

「タケシさん、本人にあげるんです」と言う。

「どうしてこのお箸を知ったんですか?」と聞くと

「先日、うちのマスターがこのお箸を買って来て感動したんです。それで、お世話になっているお客様に贈ろうと言う事で買いに来たのです。北野さんも良く来て頂くお客さんなんです」と仰る。

三越のバイヤーに連れられて、革メーカーの人達が見に来てくれました。先日の革職人小松さんとは違い、もう少し量産できる本格的な革製品のメーカーさんである。1月にデビューしたばかりだが「竹と革の財布」に次々と新しい広がりが出来ている。前向きに何かを作り始めると必ず反応が返って来ます。

工房の方では、「国産手作りに拘った、和の工芸品を探しています!」と、あるメーカーさんの記念品で使いたいそうだが、オーダー数が1000個。「んー、大変な数だ!」うまく決まると良いのですが?

春とともに、だんだん忙しくなってきた!「よーし、頑張るぞ!」

竹工房オンセ

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