2012年の後継者育成事業は、今までの中で、一番、寡黙で、無口なメンバーであった。一昨年の2010年は、ワイワイ騒ぎすぎたので、「もう少し、静かにしてください!」と、ご注意を受けたのとでは、正反対である。
あまりにも静かなので、時たま、誰も居ないのでは無いか?と、錯覚する時がある。
では今年のメンバーの紹介だ。
まずは、英さん。
キャラクターは、「惚けたお姫様」
一応、今回のメンバーの代表である、代表と云っても、優秀だからとか、しっかりしているから、と、云う理由でなった訳だはない様だ。
ただ、たまたま代表になっている。
最初の竹磨きの時、このヘッピリ腰を見た時、「大丈夫だろうか?」と、心配したが、へなちょこながら、一生懸命付いてくる。
ちょっと舌足らずで、いつも口の中でモゴモゴ言っている。
ノートを覗いてみると、丸文字で、絵がいっぱい書いてある。私の説明を、マンガやイラストで書き込んでいるのだ、見ていて楽しいノートだ。
全員が、真面目で真剣な顔をして、作業している中、ここだけがポや~んとした、雰囲気が漂っている、やはり、今回のメンバーのムードメーカーなのだろう。
二人目は、
小野くん。
キャラクターは、槍持の奴さん。
四角四面と云うか、剣持堅物と云う感じだ。
「石橋を叩きに叩いてから、渡らない!もう一回、地質調査をしてから渡しましょ!」と、云う感じがする。
その堅物が、どうして竹細工に来たのか?不思議である。
納得出来るまでは、とことんまで・・・・・と、
普通は1~2分で、曲げてしまうのであるが、納得出来ない小野君は、10分くらい掛けて、真っ黒焦げにしていました・・・・・・
今回の、打ち上げの幹事さんだが、どの店にするか?で、10軒ほど、居酒屋を調査していた。
でも、性格通り、隙間の無い網代編みを編んでくれました。
3人目は、西原君。
キャラクターは「足軽」。
いつも笑顔が絶やさない西原君。
ちょっと、お調子者であるが、明るい性格が幸いしている。
愛媛から来ている。
感心したのは、学校を卒業後の進路を、自分なりに用意したることだ。
カルチャーセンターの「竹細工教室」の講師を、2~3受け持って、生活の柱にして行きたいと、今から準備をしているという。
きっと、こんな写真の様な感じで、教えることでしょう!
丸く曲げるつもりですが、出来上がると凸凹でした。
人生とは、こんな物です。
でも、巧く行かない事の中に、面白さがあるんだよね!
つづく、
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