高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

TAKE GIRL 健在なり!

2012年05月27日 07時18分36秒 | 後継者育成

昨年の「後継者育成事業」で教えた、生徒たちもこの春には、学校を卒業して、一人の経営者?職人?として、スタートしている。

昨日は、その中の生徒から「ヒゴを染色させてください!」
電話があった。
朝一番でやって来た、凸凹コンビのひとみと三ちゃん。
ホテルのスイートルームに飾る装飾パネルを制作している様だ。

Cimg8681 染色釜に火を入れる事から教える。
火を焚くなどと云う事に慣れていないので、もっと燃えろ、もっと燃えろと、薪をくべ過ぎる。沢山薪を入れすぎると、空気が入らなく為ってしまい燃えなくなる。
其処の所の理屈が判らないので、早く火をおこそうと、次から次へと燃えるものを入れすぎるのだ・・・・・・

火をおこす時は、下の方になるべく太い薪を入れ、隙間を作ったやることが肝心なのだ。空気(酸素)が入っていく隙間を作らないの燃えないのだ。


1時間半ほどして、漸く染色液も湧き上がり、染色に掛かる。
Cimg8682 ヒゴの長さがバラバラなので、窯のあちらこちらから、ヒゴが外に飛び出している。
二人がかりで、一生懸命抑え込み染色している。
見ていると、活劇映画を見ているようで可笑しい!

Cimg8685 無事、赤色に染色が出来ました。

学校を出たで、作品を作る事と、仕事を取ってくることの難しさを痛感している様だ。
昔の職人は、作品を作る事だけに集中して居れば良かったが、今はそうはいかない!
作る事と同じくらい、売ることも出来なくてはならないのだから・・・・・・

頑張れ、竹ガール!

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