高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

お互い様?

2009年09月21日 05時09分11秒 | 家族

一ヶ月の出張で、身も心もへとへとになって帰って来た。我が家の布団で泥の様になって眠る。何時間寝ても、まだ瞼が重い。やはり、疲れが溜まっているのか?

昨日、妻との会話で、「私も雅人さんが帰って来ると、ぐっすり眠れるの!」と云う。話を聞いていると、やはり、私が居ない時は随分緊張しているようだ。昼の間は工房で、事務仕事や雑用、それに私の代理として、工房全体を切り盛りしている。

夜は夜で、人っ子一人居ない山の中。こんな所に、住んでいるのだ。知り合いからも、「よく、こんな山の中で一人で寝れるね?」と言われる。やはり、妻も緊張しているのだ。夜中のちょっとした物音にビックリしたり、お風呂に入るときも、家中の鍵をかけて……。

目に見えない緊張感の中で暮らしているのだろう。

それが、「
私も雅人さんが帰って来ると、ぐっすり眠れるの!」と云う言葉になるのだろう。出張に出て、自分だけが疲れているのか?というと大間違いだ。
「私が家に居ない」という事も非日常なんだね。

本当に良く遣ってくれます。
ありがとうございます。

by 竹工房オンセ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする