高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

トンカツ三昧

2008年07月10日 05時09分21秒 | 食べ物

飾り付けの日に、かねてから約束していた、西春町にあるトンカツ屋さん「いしばし」を訪ねた。ご主人の伊藤さんとは、松坂屋での催事の時に私の作品を買っていただき、奥様にはバッグを、また、ご主人には薬を入れる小物入れをご注文頂き、使ってもらっている。一番最初の出会いは、同じ大分の藍染め屋さん「びぜんや」の多田さんのお客様である。多田さんの所を訪ねて松坂屋に来ておられたのだが、たまたま、奥さまの出身地が大分県安心院町であった。そうです、今、私が住んでいる所だったのです。そんなご縁が重なって、可愛がって頂いてます。

「次回、名古屋に来た時は、必ず食事に行きます!」とお約束していた。5時過ぎに名鉄線「西春駅」についてお電話をすると、ご夫婦で駅まで迎えに来てくれた。忙しい時間に申し訳ない。

初めて、お邪魔したお店は、随分立派な、高級感のある洒落たお店であった。40年この道一筋で遣って来られた、北名古屋では一番と言われるお店である。まずはビールを飲みながら、和風サラダと磯辺上げ、チキンに衣を着けて海苔を巻き上げたものだが、ホクホクとしてビールの抓みに持って来いであ20080708182647 る。その後頂いたのが、脂身の少ないヒレカツとびっくりするほど大きな海老フライであった。この海老の大きさはホント大したものである。最後に、御飯と赤だしを頂いた。

ご主人が忙しい時間なのに、ずっと付いてお話に付き合って頂いた。食卓から回りに目を移してみると、素晴らしい絵や飾り物がいたる所にある。また、奥様がお花が好きなので、山野草などがさり気なく部屋の演出をしている。

20080708192152 その中の一つの絵に目が停まった。何処かで見たことがある?作者を聞いてみると奈良県の画家、左藤勝彦さんの絵だった。この人には30年前にお会いした事がある。遠い記憶を手繰っていくと、長野の農業シンポジュウムで講師で来ていた人だった。

色紙に絵を書いてもらうと、色紙をはみ出して下の机まで飛び出しても、構うことなく力強い絵を書く方で印象に残っている。

このシンポジュウムで私の人生は大きく転換する出会いを頂いたのだ。

何処でどう結びついてくるのか?本当に判らない。そんな事を最近、何故か感じるこの頃である。

結局、この日は 「よく、来て下さった。来てくれただけで嬉しいんだよ!」と、何から何までご馳走になってしった。本当にすみません。ご馳走様でした。

竹工房オンセ

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