~暮らしの中の小さな幸せ~

ログハウスに住みながら・・・
日々の暮らしと趣味の色々を綴ります

雲海を求め・・・・

2019年10月10日 | おでかけ
10月8日夜、天気予報で翌朝の最低気温がぐっと下がるということで
4時起床、まだ真っ暗な中阿蘇へキャンカー出動しました
大津を過ぎ二重峠の手前付近で日の出前の赤と青のグラデーションの空に遭遇
サードシートに置いたカメラを取る暇もなく写真は撮れませんでしたが
ほんの一瞬の素晴らしい景色をしっかり目に焼き付け北外輪の兜岩に向け先を急ぎました。
時折チラリと見える阿蘇谷には薄っすら雲海が見え期待は膨らみます。
6時、兜岩にはたくさんのカメラマンの姿・・・

完全な雲海とは言えませんが・・・

早起きしてきた甲斐はありました。

最低気温10℃以下、風も吹き、とても寒く5分ほどで外輪山展望台へ移動

こちらも20台ほどの車とカメラの三脚がズラリの状態で
端の方にキャンカーを停め外に出ると風はあまり吹いておらず
思ったより寒くなく一安心です。

この場所は兜岩より阿蘇五岳を正面から見ることができます。
(大観峰からが真正面でしょうが・・・)

背後には久住や涌蓋山も見えますが少し雲がかかっているようでした。
どんどん空が明るくなり・・・



6時14分、薄雲の中、太陽が顔を出しました。



太陽が雲から完全に顔を出すと・・・

ススキが朝日を浴びキラキラ

朝日が射し雲海の色が変化していきます。











6時45分、変化していく雲海をまだまだ眺めていたい私でしたが
展望台について45分、そろそろ飽きてきたオジサンにせかされ(笑)
温泉に入るために小国方面へ移動しました。

朝霧に覆われるミステリーロードを通り
小国方面に向かう途中いつもの展望台に登ってみましたが
残念ながら久住方面には雲海は見られませんでした。
阿蘇はもうコスモスが満開です。


その後、小国の街中から北里までは濃い霧に覆われていました。

7時半過ぎ、わいた温泉「はげの湯」にある家族風呂くぬぎ湯
はげの湯は私達の一番のお気に入りで20年以上前は子供達と
もちろん夫婦二人になってからも度々訪れていましたが
キャンカーを購入してからは入口からクヌギ林に覆われた急な坂
枝が車体に当たらないか心配で約4年振りの訪問でしょうか?
心配したのが拍子抜けなくらい難なく坂を下り駐車場に到着
これからはまたキャンカーで来れることを確認できました。

コインを入れると勢いよくお湯が・・・

各部屋にはドライヤーが無く(10~21時まで受付で貸し出し)
キャンカーに積んでいたドライヤーを取りに行きました。
最近よく行く小さな共同浴場などはドライヤー無しの所もあるので
これからは温泉セットに入れておいた方が良さそうですネ~

入浴した人は蒸し窯と休憩所が利用出来ます。

蒸し窯は元栓が占められ使用するときだけ開けるようになっているようです。

ここに来るつもりだったら卵や野菜を持ってきたのに残念でした。

自動販売機にはこんなものも・・・

蒸しザルやタオルの他にアジシオやカミソリ、歯ブラシなども・・・

ここは夜9時から朝10時までは受付は無人となりますが24時間営業
宿泊棟も2棟ありこの朝は奈良から来られたご夫婦1組が宿泊されていて
丁度出発されているところに遭遇しました。
この10月1日から開業以来、初めて値上げされたようですが
コイン式の家族風呂には壁掛け用ソープディスペンサーも新しく設置され
掃除も行き届き以前にも増して清潔感がある気がしました。
看板には「マナーある方は第2駐車場隅で車中泊可」とありましたが
受付も無人になるので入浴時間を守らなかったり蒸し窯を無断で利用したり
マナーの悪い人がいるのではないかと心配しますが・・・
どうなのでしょうネ~?

せっかくなので休憩所で朝食をとることにしました。
前夜に用意していた野菜や卵で我が家お得意のオープンサンド



「来た時よりもきれいに」と使用したテーブルもきれいに拭き上げ
ゴミももちろん持ち帰りましたョ~

9時前、帰る頃には駐車場から涌蓋山のキレイな姿が・・・


車窓からは・・・・

霞んでいた久住も帰りは青空に・・・



早朝はくっきりと見えていた阿蘇五岳も霞んでいますが・・・

それでもやはり熊本の自慢の阿蘇の風景です

4時半に自宅を出発し11時半には帰宅
初秋の阿蘇を満喫した約7時間のドライブでした。
自然現象は予想が難しく今回は完璧な雲海には遭遇しませんでしたが
次回は大観峰で車中泊し必ずリベンジしたいものです。