ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

偏見いろいろ

2017-10-07 22:32:50 | 時事(国内)
「ちょっとお願いがあるのですが…」と、人が訪ねてくることが多くなった。

なんてことはない、選挙が近づいたので某学会の方々が「公明党をぜひ、よろ
しく…」と活動し始めただけだった。思い起こせば、選挙が近づくと彼ら学会
員の方々が毎度、「お願いします…」と訪ねて来る。別に悪いことではないけ
れど、それによって選挙を実感させてくれる存在なのは確かだ。

公明党というか某学会さんは色んな偏見で見られているのだろうなと思う。

「新興宗教」「オウム…?」

私も好みではないが、政党としての公明党は「弱者救済」という徹底した部分は
学会員ではなくとも、もう少し評価してあげても良いのではないかと思う。
せっかく良いことをやっても、学会という宗教色が付いてしまっているため、世間
の評価が今一つなのは、まぁ、ちょっと気の毒な気もしている。

反面、共産党はというと、理念や末端議員の草の根活動は評価できるものの、
実際、国会でやっていることが理解不能なので、未だにまともな政党と思って
もらえないことがちょっと残念な気がしている。

「何が何でも阻止する」「何が何でも反対」「対案は示さないけれど、とにかく
反対と叫んでいる自分たちが好き…」

こういう感覚は、完全に時代錯誤である。

もう、いい加減こういうことを辞めないと今以上に票は伸びないはずだし、上層部の
トマト階層の方々の思想改造をやらないと党の発展はないはず。

バランスとしては、絶対に必要な党にもかかわらず、最低限、「いいことはいい」
「ダメなことはダメ」、これをちゃんとやらないと、いつまでたっても、まともに見て
もらえない。早く気が付いていただきたい。


そうそう、全く取り上げてもらえない、ハッピーサイエンスはどうなっているんだろう?
ここのおかしな公約は、もはや冗談を超えていて、失笑以外にないこともある。

その意味では、今年も期待している。


コメント

文学賞

2017-10-06 01:04:58 | 時事(海外)
ノーベル文学賞、カズオ・イシグロ。

カタカナで日本名なので、最初、イサム・ノグチと勘違いしてしまった。
両親が日本人で英国籍、そうなるとこういう風に表記するのかとあらためて知った。
5歳の時に外国籍になったということは、両親が本人の有無を確認せずに、日本国籍を放棄
させたことになる。今では20歳まで待って本人に選択させるのが一般的なのに…と受賞とは
まったく関係ないところが気になった。

あらためて全く知らなかった人で、唯一の接点は映画で「私を離さないで…」を観たことくらい。
臓器を提供するために生み出された人間の「クローン」の話で、なかなか理解するのが難しい映
画だった。背景もどんより暗く、それがちょっと気味悪い感じにも映り、そうでなくてもテーマ
も重いのに、絶対、ヒットしないだろうなと勝手に思っていた。

彼らがどうやって生み出されたのかは、最後までわからず終いだったし、なぜ、クローンは支配
する人間に従順なのかなど、???がいっぱいのまま観続けることになり、結局、最後まで観て
もわからないことだらけ。さらにクローン人間の問題を扱いながらも、むしろそれは背景であっ
て、どこにでも見かける男女の三角関係を取り扱っているような内容にも???だった。

てっきり、外国人の原作なんだろうと…、いや、外国人に違いないか…。

また、原作とは違うのかもしれないけれど…。

版権元の出版社は、特需になるんだろうな。

で、春樹さんは、どう思ってるんだろう?


コメント

何か良い手は?

2017-10-05 21:42:08 | つぶやき
仕事付き合いの飲み会=仕事だ。

サラリーマンではないので、こういう機会はかなり、少ない方なのだが、それでも時々、
お誘いがかかる。これまではことごとく、あれやこれやと理由を付けてぶっちしてきたが、
向こうは向こうでそれを踏まえての誘いをしてきた。

「今回は、〇〇さんが来ることを前提に企画したので、来ないと流れちゃうので絶対、参加で
お願いします…」

連続3回断ったのがいけなかったらしい。うち一度は、体調不良でドタキャン、さらに日にち
の勘違い、そしてちょうど日本にいなかったというのが理由だが、どうも説得力に欠けたよう
で、完全にターゲットにされてしまった。

ここは、今後のこともあるので真面目に断ろうと思い「実は極度の対人恐怖症と人間不信で、
こういうのがどうしてもダメなんです…」と言うと、「絶対、嘘なのわかってますから…」
と間髪入れずに否定されてしまった。

普段、愛想よく話をしている相手だったのがいけなかった。で、今回は観念して行ってきた。

やっぱり、つまらなかった。

ノリが違うし、言語も違う。もっとも世代も違うし、別段、悪い人らではないけれど、共有で
きるものがないにもないのが辛かった。適度にいじられるのも面倒で仕方ない。無理にボケる
のも時間と共に、疲労が増すし、愛想笑いにオーバーリアクション、完全に上司に誘われた飲
み会に無理くり連れてこられた部下のOL状態の感じだった。

最悪なのは、次の飲み会の日程を決める話になり、なぜか、私に「いつがいい…?」と聞いて
きたのには参った。

単純に断ればいいだけの話だが、なかなかそうもいかない雰囲気があって、話の通ずる仲間内
としては、なんとなく私以外は皆、馬が合うらしい。で、私はというと、仕事以外では、もう
完全に蚊帳の外に置いておいていただきたいのだが…。ただ、それを言えば、仕事上で何か不
都合なことが起こる危惧もあるし、なんとなくこのままの距離を置いたままで付き合えればと
思っているのだが、それがなかなか難しい。

サラリーマンでもないのに、なぜ、こんなストレス…?

何かいい手は…?

「妻と離婚し、子供は私が引き取ったので、夜は一緒にいてあげないと…」

自分でいうのも何だが、完璧な理由ではないか!
しかも今後、様々なシチュエーションで使えそうなのもいい。後は、父子家族の悲壮感と辛酸感
を演じられればOKだ。

出来るだろうか…?

やっぱり、無理だな。

コメント

インパクト大

2017-10-03 20:30:17 | 時事(海外)
スペイン、カタルーニャ独立の是非を問う住民投票で、投票者の90%が独立に賛成
したという。

カタルーニャがどうして独立したいのかやスペインとの関係などの詳細が全く理解
出来ていないので、何とも言えないけれど、これは、もう、独立でいいんじゃないのか、
というくらいの圧倒的な結果だ。

とは、いっても、スペインは困るだろう。何といっても、カタル―ニャ州には、あのバル
セロナがあるから。スペインにとって、ここが別の国になるなんて死活問題のはずだ。

どれほどの影響があるかなど、とても想像がつかないが、サッカーひとつとっても、結構、
大変なのがわかる。まず真っ先に思い浮かぶのは、名門バルセロナだろう。
カタルーニャが独立すれば、スペインリーグへの所属もできなくなる。例外的にモナコと
フランスのような形もあるけれど、代表選考には確実に影響してくる。
カタルーニャが国としてサッカー協会を設立したら、今スペイン代表でプレーしているカタル
ーニャ出身の選手を呼ぶことはできなくなる。つまり、強豪スペインの実力が分散されて
しまうのだ。カタルーニャにしても、スペイン選手はいなくなるわけで、それはそれで厳し
いはずだ。

ただ、そういう理由はさておき、別の国として歩みたいというカタルーニャの人々の願いが
無下にされるのもどうかと思うし、だからといってスペインからバルセロナがなくなるのも、
それはそれで受けるインパクトが大きすぎる。

さらにここが独立を、となるとスコットランドや他の独立を模索する地域への影響もある
だろうし…。

ヨーロッパも、なかなかまとまらないんだな、とつくづく…。

コメント

出来ないものは出来ない

2017-10-02 21:23:03 | 時事(海外)
ノーベル賞、今年は日本人の受賞はなかったのかな?

平和賞は5日の発表らしいが、今年はミャンマーのスーチーさんの影響もあって、受賞後
にがっかりさせられない方の選考に苦慮しているらしい。といっても、その予測は大変、
難しいけれど…。

先日、彼女が卒業したオックスフォードに飾ってあった肖像画は外されたらしいけれど、
一度、受賞した賞が取り消されることはないという。

それにしても、この方の評判は、ロヒンギャ難民の件でガタ落ちしてしまった。元々、ミ
ャンマーの少数民族問題は複雑で、最初から彼女ひとりでなんとかなるような問題では
なかったような気もするが、その後の対応の仕方が悪かったのではということだと思う。

そもそもミャンマーを支配するビルマ族の見解では、元々、ロヒンギャ族は今のバング
ラディシュにあるチッタゴン丘陵にいたベンガル人という見方をしている。実際、ロヒ
ンギャはベンガル語を話している。ということは、元々、このミャンマーにはいなかった
わけで、それなら母国であるバングラディシュに帰ってもらって当然、という身勝手な
解釈はこのへんから来ていると思われる。

では、一体、いつ、ミャンマーに来たのか?

一つは戦前、イギリス植民地時代。ミャンマーとバングラデシュはともにイギリスの植民
地だったから、移動は難しくなかった。そして戦後の混乱期にもロヒンギャはミャンマー
に移住しているらしい。流れをつくったのはミャンマーの軍事政権という話もある。軍事
政権に反発するラカイン族を押さえるために連れてこられたというもの。植民地時代から
大戦後にかけて迫害されたのがラカイン族で、今、人権侵害を受けているのがロヒンギャ
族ということにもなる。

結局、争いの元を作ったのは宗主国だったイギリスとうことになる。

ただ、そもそも共存できないのが問題なわけで、今さらイギリスを非難したところでなに
もはじまらない。

案外、今起きている多くの人権問題は、世界の歴史そのもののように思う。そんな根の深い
問題の解決をスーチーさん一人に期待してしまうのもなんだか酷なような気もしなくない。

「簡単に、出来ないモノは出来ない。」

思い切ってそう言ってしまい、国際機関の手助けを求めた方がよほど、好感が持てたのに…。

ちょっと残念な気がしている。


コメント