隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

「今夜の旅はドラマチック」 記事一覧

2021年06月22日 | テレビ番組

今夜の旅はドラマチック』は、NHK BSプレミアム及びBS4Kで、不定期に放送されている海外紀行番組です。放送時間も、不定なのですが、番組タイトル通り「夜」に放送されています。隊長は、風景などが綺麗に映るBS4Kで、観ています。

 

 


この番組では、ナレーションを担当する男女二人が旅人という設定で、あたかも訪れているかの様に、二人のかけあいで物語を進行し、その土地を紹介してくれます。


NHKの海外紀行番組では、『世界ふれあい街歩き』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9782d11c3b8f10b6229b82d3ac05efba が、レポーターが街歩きを体験するのではなく、レポーターは登場せずにカメラだけが街の様子を映し出し、それをナレーションで紹介するという同じスタイルです。


違うのは、『今夜の旅はドラマチック』は、二人のナレーター(主に男優と女優)が、ドラマ仕立てのナレーションを展開するという点です。だから番組名が、『今夜の旅はドラマチック』なのでしょうね。


この番組の楽しみ方は、三つです;


一つ目が、放送された番組を観たあとにその街を訪れて、「あ、ここが放送された場所だ!」とか、「放送と実際の街は違っていた」という楽しみ方。


二つ目は、行ったことがある街が放送されて、「あ、ここに行ったことがある」とか「行った当時と街が変わっている」と想いだす楽しみ方。


三つ目が、ドラマ仕立てのストーリーを、あたかも自分がその街を旅しているかのように、頭の中で膨らませる楽しみ方です。


そんな『今夜の旅はドラマチック』を、「隊長のブログ」では、これまでに五回取り上げています。詳細は、下記一覧ををご参照下さい 。

 


==「今夜の旅はドラマチック」 記事一覧 ==
 (放送日、タイトル)

1.  2019年3月26日 「懐かしの都 中国・麗江(れいこう)」 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/37d884b3838a7df35f92d4d45c9810f7

2.  2019年11月26日「失恋アニキと、音楽の島 中国 コロンス島」 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/37d884b3838a7df35f92d4d45c9810f7
 
3.  2020年3月24日 「水の都は 悠久の楽園 ~中国・杭州~」 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f7c8f1d3f999a77fcd055230c3b15203

4.  2021年4月8日  「台湾、君を追いかけて」 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/23bed229141d6c750ed8819a965a41af

5.  2021年6月1日  「古都プラハ殺人事件」 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f29aec74f1aa5e137f8febcac12e0bfb

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旅行記 第35回 『満喫・楽天生命パーク宮城 三連戦三連勝』 (その5)

2021年06月21日 | 旅行記

『満喫・楽天生命パーク宮城 三連戦三連勝』 (そ の4)  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/358be1c165e09fc26b3bd6a9f0885993

 


旅の一日目、「楽天生命パーク宮城」に到着したのが、午後3時半。

 

 


2016年のお正月時点で、プロ野球12球団の本拠地球場の内、前年までに訪れたことのあるは7球場でした。そこで、その年から毎年新規に一球場を訪れ、2020年東京オリンピックの年までに、全球場制覇を目指していました。


2016年に札幌ドーム、2017年にMAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島、2018年にナゴヤドーム、2019年に京セラドーム大阪を訪れたので、残りは 楽天生命パーク宮城だけでした。これで、全12球団の本拠地球場を、制覇しました!


詳細は、こちらの「12球団本拠地観戦記」をご参照下さい⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/469c33b508569271fd4111c862c9aa65


東北楽天ゴールデンイーグルスのグッズを販売している「チームショップ」の前を通り、

 


「ライトエントランスゲート」に向かいます。

 


チケットは、“電子チケット” です。球団公式スマホアプリ「At Eagles」のQRコードを読み取らせて、ゲートを通るシステムです。

 


“電子チケット” は、ラグビーワールドカップ観戦で訪れた「静岡エコパスタジアム」 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/64881925f59f470df0a491e8c378fbed でも体験しました。その時は、紙に印刷したQRコードでも良かったのですが、ここでは、完全ペーパーレスの“電子チケット”ですね。


ゲートを通過した時に、この三連戦期間中の入場者全員に配られる「応援ボード」をゲット。このボード、折り畳めば「応援ハリセン」になる優れものです。

 


この日の座席は、「VIPシート一塁側」8,900円です。17番ゲートより二階コンコースへ、上がります。

 


開場時間の午後4時までは、コンコースからスタンドの中には入れませんが、売店は営業していました。

 

 


コンコースから、外に視線を向けると「弘進ゴム アスリートパーク仙台(仙台市陸上競技場)」が、見えます。

 

 


16時になったので、いざスタンドへ。

 


丁度、阪神タイガースの打撃練習中でした。

 

 


階段を下り、9列目の自席へ。内外野が見渡せる良い席です。

 

 


通路を歩き、バックネット裏へ。

 


三階通路まで、上がります。

 


お目当ては、三階コンコースにある地ビールの「EAGLES BEER」のスタンドです。ここでは、6種類ある「EAGLES BEER」の内、3種類を販売しています。「楽天生命パーク宮城」内では、全てキャッシュレス。

 


1杯目は、“イーグルスビール ダークラガー”  750円を購入。山形県の「地ビール月山」で醸造されたこのビールは、澄んだ黒褐色にあっさりしつつも、ふくよかなコクを感じる飲み口。飲み進めるほど、ロースト麦芽の香ばしさを感じるビールです。

 

 

二階コンコースに降り、ビールに合いそうな、KFCの “オリジナルチキン2ピース 焼むすびセット” 780円を、買いました。

 


球場内の紙ナプキンは、全てイーグルス・カラーです。

 


自席に戻り、乾杯! この時間から、外で飲むビールは最高の美味でした。

 

 


★ 続きは、『満喫・楽天生命パーク宮城 三連戦三連勝』 (その6)で ★

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テレビ Vol.401 『大河ドラマ 「黄金の日日」』

2021年06月20日 | テレビ番組

隊長が、観賞した「テレビ番組」を紹介するシリーズの第401回は、『大河ドラマ 「黄金の日日」』をお送りします。

 

 


「大河ドラマ」は、NHKで、1963年から始まった、日曜夜に1年間かけて放送されている、ドラマシリーズです。第1作の『花の生涯』から、今年の最新作『青天を衝け』まで、60作品が放送されています。


1978年1月から12月まで放送された第16作が、『黄金の日日』。今年の4月4日より、NHK-BSプレミアムで「大河ドラマアンコール」として、毎週日曜の6:45~7:30に、デジタルリマスター版で、再放送 されています。早朝なので、録画して観ています。


尚、「隊長のブログ」では、大河ドラマを、これで八作品紹介したことになります。詳細は、こちらをご参照下さい

 

原作は、城山三郎の同名小説。


このドラマは、戦国時代、自治都市・堺と呂宋(ルソン=フィリピン)の交易を開いた商人、呂宋助左衛門(納屋助左衛門)の物語。自由で活気に満ちた堺に生まれ、南蛮交易を夢見た青年が大海に乗り出し、やがて豪商となり権力に立ち向かう姿を描きながら、庶民の視点で戦乱の世を捉えた作品です。


脚本:市川森一 (いちかわ しんいち)、長坂秀佳(ながさか しゅうけい)。


音楽:池辺晋一郎。


主演は、六代目市川染五郎(現・二代目松本白鸚)。

 

 


共演者:栗原小巻、川谷拓三、根津甚八、竹下景子、李麗仙、鶴田浩二、丹波哲郎、林隆三、名取裕子、緒形拳、津川雅彦、高橋幸治、ほか。

 

 

第一話のあらすじ:永禄11年(1568)、堺の町は織田信長(高橋幸治)に二万貫の矢銭(軍用金)を要求されますが、堺の自治組織・会合(えごう)衆がこれを拒んだため、六万の軍勢に町を包囲されます。堺の豪商・今井宗久(丹波哲郎)と、千宗易(鶴田浩二)は、名物の茶壺を献上して、町を救おうと画策します。


そして、宗久に同行して壺を届けるため、五右衛門(根津甚八)、善住坊(川谷拓三)、助左(後の納屋助左衛門)(市川染五郎)が選ばれるのでした。

 

 

6月20日放送・第12話までの感想:小説のジャンルとしては、経済小説が多かった城山三郎の原作。経済都市、堺の街の一青年が、商人として成功するサクセスストーリーで、面白いドラマになっています。


大河ドラマは、教科書にも載るような、歴史上の偉人・有名人が主人公の物語が多いのですが、それほど著名ではない納屋助左衛門を取り上げているのは、異色です。


経済がテーマの大河は、今年度の『青天を衝け』もそうなのですが、『黄金の日日』は、日本だけでなく東南アジアも舞台になっていて、よりスケールの大きさを感じます。


主役の市川染五郎だけでなく、川谷拓三、根津甚八と、当時は若手の俳優が、体当たりの演技を見せてくれています。


彼らを支える、鶴田浩二、丹波哲郎、津川雅彦、高橋幸治、などの大物俳優の演技も、さすがと思わせるものがあります。


第13話以降の展開にも、目を離せません。


時代考証もしっかりしていて、セット・大道具・小道具・衣装などにも気を使っているのでしょうが、一箇所だけ気になる点があります。それは、鬘(かつら)です。現在、映画・ドラマで使用される鬘は、精巧に造られていて、地毛との区別がつきませんが、この当時の鬘の質はいまいちで、明らかに鬘だと画面でも分かります。まあ、これもご愛敬なのでしょうが。

 

 

最後になりますが、『黄金の日日』初回放送から33年。出演していた多くの方が、鬼籍に入られています; 


川谷拓三、根津甚八、鶴田浩二、丹波哲郎、林隆三、緒形拳、津川雅彦、夏目雅子、宇野重吉、志村喬、花沢徳衛、児玉清、ほか。(敬称略)


亡くなられた皆さんのご冥福をお祈りいたします。

 

 

尚、『黄金の日日』次回、第13話「戦国哀史」は、6月27日(日)午前6時45分から、NHK-BSプレミアムにて放送予定です。
 

 

 


==「テレビ番組」 バックナンバー ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/17de26ad35859fd865f52645aba1b27d

Vol.1~385 省略。

Vol.386 2021/5/2  『朝ドラ「あぐり」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/49c3d8489d6f27f5daf15b9e26091e18

Vol.387 2021/5/4  『ドラマ「ネメシス」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/047dc4249bbc00a74290a8654da867db

Vol.388 2021/5/8  『にっぽん縦断 こころ旅「2021年春の旅」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/27b8e45fb48477fcd20765c929f79da9

Vol.389 2021/5/10 『ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5727c50492d4fa5678fb3a1c1078459a

Vol.390 2021/5/12 『ドラマ「恋はDeepに」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/74fd4e671ad9454b2beefa970040d4a3

Vol.391 2021/5/14 『ドラマ「リコカツ」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b221da31b1342850d047ae331b3f5f3a

Vol.392 2021/5/18 『ドラマ「着飾る恋には理由があって」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8446c63faf36dbe9d5cd548ee72c53ec

Vol.393 2021/5/20 『ドラマ「ソロ活女子のススメ」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b206da671086e53699bc8bf75e6b49ba

Vol.394 2021/5/26 『ファミリーヒストーリー「福山雅治」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7bd141d149fed992dd1f854d4388d521

Vol.395 2021/5/28 『ドラマ「コントが始まる」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0cafc81bec0bc129062e5bba96f8d7bc

Vol.396 2021/5/30 『ドラマ「ドラゴン桜」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/90a6befdb4149f2a111f24982b7bb1ad

Vol.397 2021/6/1  『今夜の旅はドラマチック「台湾、君を追いかけて」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/23bed229141d6c750ed8819a965a41af

Vol.398 2021/6/3  『2021年春の連ドラ 総括』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2d4248680e13ded989bb3e13c1a9182c

Vol.399 2021/6/7  『ドラマ「生きるとか死ぬとか父親とか」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a7e5d8cb6315e31bcb54c4e3aa76f9ba

Vol.400 2021/6/10 『ドラマ「半径5メートル」』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0474836ce6d217dc346ee8bbbc1769b4

 

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旅行記 第35回 『満喫・楽天生命パーク宮城 三連戦三連勝』 (その4)

2021年06月19日 | 旅行記

『満喫・楽天生命パーク宮城 三連戦三連勝』 (その3)  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/563e8eb1eb0587b4b2929ae35ce24a8c

 


旅の一日目、「瑞巌寺(ずいがんじ)」の拝観が終わったのが、午後2時頃です。宮城県松島には、まだ「円通院」、「天麟院」、など見どころがあるのですが、入場開始の午後4時までに「楽天生命パーク宮城」に着きたいのと、もう一箇所どうしても寄りたかった場所があったので、「松島海岸駅」に急ぎます。

 


14時11分発の上り「あおば通駅」行きに間に合いそうです。

 


2番線ホームに、仙石線の電車が入線してきます。瑞巌寺には、参拝客が殆どいませんでしたが、結構乗客がいますね。

 


「多賀城(たがじょう)駅」に、14時27分に到着。駅前からタクシーに乗ります。目的地は、「多賀城城跡管理事務所」。

 


「多賀城」は、奈良・平安時代に陸奥国(むつのくに)の国府が置かれたところで、奈良時代には鎮守府も併せおかれました。神亀(じんき)元年(724)、大野東人(おおののあずまびと)によって創建され、11世紀の中頃に終焉を迎えるまで、古代東北の政治・文化・軍事の中心地としての役割を果たしました。

 

同事務所で頂いたパンフレット


青矢印がタクシーでの、管理事務所(青丸印)への行程です。行先を告げると、運転手さんが「日本100名城のスタンプですね」と訪問目的を、当てられてしまいました。

 

 


14時40分過ぎに到着。タクシーに駐車場で待ってもらって、事務所へ。

 

 


事務所前に置いてあるスタンプ台で、記念の押印。

 


「日本100名城」とは、日本城郭協会が全国各地の名城探訪の手がかりとして 2006年に定めた日本の名城100選のことです。尚、隊長が、「日本100名城」の内、登城したことがあるのは、これで25城です。詳細は、こちらをご参照下さい⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/94b560090f0c90ce702887beceaacb97


事務所脇の「政庁跡」を見学。

 


政庁は東西103m、南北116mの長方形に築地塀を巡らせ、内部に正殿、脇殿、後殿、楼などを計画的に配置していました。

 


発掘調査の結果、政庁には、大野東人の創建(第Ⅰ期)、天平宝字(てんぴょうほうじ)6年(762)の藤原朝狩(ふじわらのあさかり)による大改修(第Ⅱ期)、宝亀(ほうき)11年(780)の伊治公呰麻呂(これはりのきみあざまろ)の乱による焼き討ちからの復旧(第Ⅲ期)、貞観(じょうがん)11年(869)の陸奥国大地震からの復興(第Ⅳ期)の4時期の変遷があったことがわかりました。第Ⅰ・Ⅱ期は奈良時代、第Ⅲ・Ⅳ期は平安時代で、終末は11世紀中頃と推定されています。

 


見学を終え、待ってもらっていたタクシーで「多賀城駅」に、戻ります。


15時5分発の「あおば通駅」行きに乗車。

 

 

球場の最寄り駅「宮城野原(みやぎのはら)駅」に着いたのは、15時21分。入場開始の午後4時には、余裕で間に合いました。

 


「楽天イーグルス」の地元駅、ホーム壁面や、

 


改札口の壁面も、「楽天イーグルス」カラー一色です。

 


さらに、球場に一番近い2番出口の屋上は、イーグルスのヘルメットが載っています。

 


「仙台育英学園中・高等学校」の前を、スタジアムに向かいます。

 


駅出口から徒歩約5分で、「楽天生命パーク宮城」に着きました。

 

 

2016年のお正月時点で、プロ野球12球団の本拠地球場の内、前年までに訪れたことのあるは7球場でした。そこで、その年から毎年新規に一球場を訪れ、2020年東京オリンピックの年までに、全球場制覇を目指していました。


2016年に札幌ドーム、2017年にMAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島、2018年にナゴヤドーム、2019年に京セラドーム大阪を訪れたので、残りは 楽天生命パーク宮城だけでした。これで、全12球団の本拠地球場を、制覇しました!


詳細は、こちらの「12球団本拠地観戦記」をご参照下さい⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/469c33b508569271fd4111c862c9aa65


この三連戦、日替わりイベントがありました。この日は、「イエローハット・ナイター」。イエローハットのブースで、

 

 

来場者全員にイーグルスのトートバッグと、

 

 

ウチワが貰えました。

 

 


★ 続きは、『満喫・楽天生命パーク宮城 三連戦三連勝』 (その5)で ★

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旅行記 第35回 『満喫・楽天生命パーク宮城 三連戦三連勝』 (その3)

2021年06月17日 | 旅行記

『満喫・楽天生命パーク宮城 三連戦三連勝』 (その2)  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/bb08471f1fd5726fa214fcaacb575d64

 


旅の一日目、松島海岸を走る国道45号線沿いにある、牛たん焼で有名な「利久」の「松島五大堂店」店頭で “牛たんまんじゅう極” を食べ終わったのが、午後1時20分頃です。


国道から山側に少し入ったところにあるのが、「瑞巌寺(ずいがんじ)総門」です。

 

 

総門は、参道の入口に位置する切妻造、 本瓦葺の薬医門で、両袖に太鼓塀が附属します。正面に掲げる扁額は、瑞巌寺105世天嶺性空禅師の筆によるもので、「桑海禅林」と書かれています。
「扶桑(日本)の海辺の禅寺」の意で、瑞巌寺を意味するものです。


「総門」から「中門(ちゅうもん)」まで続く長い参道。数十年前に参拝に訪れた時には、両側に杉並木が鬱蒼(うっそう)と茂っていた記憶があるのですが、かなり本数が少なくった印象です。

 


あとで分かったのですが、樹齢200~300年の杉並木は、東日本大震災の津波による塩害により、約300本が伐採されたそうです。


「受付」に到着したのが、1時半頃。拝観券 700円を購入。感染症対策でしょう、交通系ICカード(SUICA)も使える自動券売機で発券し、半券も自分で切り取るスタイルです。

 


「瑞巌寺」は、正式名称を「松島青龍山瑞巌円福禅寺」といい、現在は臨済宗妙心寺派に属する禅宗寺院です。九世紀初頭、比叡山延暦寺第三代座主・慈覚大師円仁によって開創された天台宗延福寺がその前身であると伝わっています。後には、平泉を拠点として東北一帯を支配した奥州藤原氏も延福寺を保護しました。


藤原氏の滅亡後は、鎌倉幕府が庇護者となりましたが、13世紀中頃、幕府執権・北条時頼公が、法身性西禅師を開山として臨済宗建長寺派への改宗を行い、寺名も円福寺と改めています。


関ヶ原の戦い後、仙台に治府を定めた伊達政宗公は、仙台城の築城と併せて、領民の精神的拠り所とするため盛んに神社仏閣の造営を行いました。中でも円福寺の復興には特に力を注いでおり、事業開始にあたり自ら縄張りを行なったこと、平安の昔から「浄土の地」とみなされてきた紀州熊野に用材を求めたこと、畿内から名工130名を招き寄せたこと等に、政宗公の意気込みが感じられます。

 


受付に置いてあるパンフレットの表紙

 


受付隣の「御朱印所」で、御朱印帳を頒布(はんぷ)して頂きました。

 

 


当山の御朱印帳は、黒ベースで、裏表紙には、金で瑞巌寺の紋が押されています。納経料は、1,200円。

 


尚、平成29年(2017)11月から御朱印の集印を初めて、これで六冊目の御朱印帳ですが、いちばん素晴らしい御朱印帳です。その一覧は、こちらをご参照ください⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6e178c01d7a0df887807b499370b9b09


御朱印は、書き置きではなく、浄書(じょうしょ)して頂けますが、時間がかかるので、御朱印帳をお預けして、拝観後に受け取ります。


最初に、本堂右手の「庫裡(くり)」へ。コロナ禍のためでしょうか、拝観者は数えられるほどしかいません。

 


庫裡は、「庫裏」とも表記され、禅宗寺院で主として台所の役割を担う建物です。正面13.8m、奥行23.6m、切妻造の本瓦葺で、大屋根の上には入母屋造の煙出しをのせています。昭和34年(1959)、国宝に指定されています。

 


本堂に繋がる廊下から庫裡を撮影。

 


「本堂」。尚、本堂内は撮影禁止です。

 


「臥龍梅(がりょううばい)」。

 

 

政宗公が朝鮮出兵の際に持ち帰り、慶長14年(1609)3月26日、瑞巌寺の上棟祝いにお手植えしたと伝わる紅白の梅です。地上を這いうねるように枝を伸ばす樹の姿が「臥せた龍」に似ていることが「臥龍梅」という名前の由来です。写真は、本堂に向かって右側にある紅梅、奥には白梅が植えられています。


本堂裏手の「洞窟遺跡群」。

 


「中庭」。平成30年(2018)、瑞巌寺落慶法要に合わせて整備された庭園です。既存の庭に使用されていた材料を活かし、「松島に息づく文化・瑞巌寺が歩んできた歴史・宗旨の根幹をなす禅」という、瑞巌寺にとって大切な3要素が共鳴するように考慮して作庭されました。

 


本堂拝観後に訪れた「宝物館(青龍殿)」。中世から近世・近現代までの瑞巌寺に伝わる什宝物、伊達家歴代藩主や瑞巌寺住職にまつわる絵画・工芸品・書跡などが展示されています。入館料は、拝観料に含まれています。

 


本堂修復工事のため、外された鬼瓦。

 


御朱印所に戻ってきたのが、14時少し前。御朱印帳を受け取ります。


一頁目には、『只麼』 の書が。

 


これも、「挟み紙 (はさみがみ)」と呼んでよいのでしょう。書の説明が挟み込まれています。 『只麼 (しも)』とは、「ただ…するのみ」「ひたすらに」「専に」という意味を持つ言葉。

 


隊長が集めた、ユニークな御朱印挟み紙の一覧は、ごちらをご参照下さい⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6a07e00969016384e2f3be9b8e913b14


二頁目と三頁目は、見開きで、右側に御本尊の御朱印、左側に五大堂の御朱印。納経料は、各300円。

 

 

瑞巌寺の御本尊「聖観世音菩薩」は、伊達政宗公の念持仏であったと伝わっています。御朱印は「聖観音」の名号に、「仏法僧宝」の四字が刻まれた「三宝印」が押印されています。


五大堂に祀られている「五大明王」は、慈覚大師円仁が天台宗延福寺開創の際に安置したと伝わる秘仏で、33年に一度開帳されます(次回予定は2039年)。御朱印は「五大明王」の名号に、五大明王の主尊である不動明王を表す梵字(ぼんじ)が刻まれた「御法印」が押印されています。


尚、拝受した御朱印の数は、これで九十印になりました。詳細は、こちらの「御朱印巡り」記事一覧をご参照下さい  http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e23a591aa7b880a9e451c519dc5e14a5


挟み紙には、御朱印の由来と、注意書きが。

 

 


★ 続きは、『満喫・楽天生命パーク宮城 三連戦三連勝』 (その4)で ★

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